布張りソファー クリーニングでリフレッシュ

 こんにちは、横浜営業所メンテナンス課です。

 

今回は、布製ソファーのクリーニングをご紹介します。 

ソファーの張材には革や布などがございますが、布張りソファーは色柄、肌触り、価格など

革張り仕様とは違う魅力が有ります。 

 

しかし、長くご愛用頂くにつれ、皮脂や手垢などの汚れ、ばい菌やダニなどが発生し 

健康を損ねる要因を引き起こす可能性もございます。 

 

当社のクリーニングメンテナンスは、

蒸気を噴射して汚れを分解、殺菌効果をもたらすスチームクリーナーと、水の噴射と吸い込みを 

同時に行うリンスクリーナーを併用して行うので汚れだけでなく衛生面でも効果があります。 

 

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依頼品は、当社製の布張りソファー(品番U17612モデル)で、5年程ご愛用頂いているものですが、

シート中央に大きく丸いシミ汚れが付着している状態です。 

 

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本体を分割したところ、かなりの量の埃やゴミも付着していました。

モタレとシートの隙間は普段手が届かない場所なのでダニの温床となっている可能性もあります。 

 

ダニは高温多湿な6月から9月にかけて繁殖するといわれています。

暖かくて湿気の多い場所が好きなダニは髪の毛やフケなどを餌にして繁殖していきます。

条件に当てはまる布団やベッドのマットレスはダニが大好きな場所となりやすく、

布製のソファーも環境や使用状態によっては例外ではないと言えます。 

 

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クリーニング作業は、

①専用の洗剤液でブラッシングして繊維の中の汚れを掻き出します。

②ブラッシングで取れない汚れを、スチームクリーナーを使い汚れを溶かしていきます。

 高温のスチームにより60度以上の熱が届く範囲であれば、ダニは死んでいきます。

 ※ダニは60度以上の熱で死滅するそうです。 

 

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③リンスクリーナーで水を濯ぎながら、汚れた水を吸い込む機能を同時に行います。

 この時に細かなホコリやダニなどの死骸も吸い込んで処理します。

④吸い込んで溜めた汚れた水の様子です。かなり濁った色になりました。

 これだけの汚れが除去された事になります。 

 

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シート、モタレ それぞれのクリーニング作業が完了しました。 

 

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乾燥後、組戻してすべての作業が完了しました。

シートのシミや汚れが除去された事で肌触り感がとても良くなったのと、

スチーム処理により衛生的にも改善されました。 

 

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当社のクリーニングは、

汚れの除去と合わせてスチーム処理を施すことで、殺菌やダニ退治、脱臭の効果も期待されるものです。

衣替えのこの時期に、家具もクリーニングメンテナンスでリフレッシュしてみてはいかがでしょうか。

 

※クリーニングは張地の種類や状態により、縮み、破れ、変色などが起こる場合がございます。

 必ず事前にご確認ください。

※汚れの内容物やシミの状態により、完全に除去が出来ない場合があります。

※クリーニングメンテナンスは当社製品のみの対応となります。予めご了承ください。  

 

今回の修理代金は、

作業工賃¥20,000(税別)

工賃は2025年6月現在のものです。

 

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