こんにちは、神戸営業所メンテナンス課です。
今回ご紹介する修理は、食堂テーブルの脚ぐらつき修理です。
修理依頼品は一本脚仕様の丸型テーブル(品番:DC4001JK コロニアルシリーズ)です。
支柱を支える4本の桟が緩み、テーブル本体が不安定な状況になっていたそうで、
お預かり時、一本の桟は完全にダボ(部材同士をつなぎ合わせる際に差し込まれた
木製小片)が折れていました。
①残ったダボ材をドリル等で粉砕しながら抜き取ります。
②穴の内径が拡がらないよう丁寧にあけ直しを行うと同時に、深さも考慮しながら
作業します。
③新しいダボ材に接着剤を塗布して打ち込みます。
支柱と桟にエポキシ系接着剤を塗布して、「旗がね」工具で圧着します。
乾燥固着に約1日置いたのち、取り外しておいた補強金具を元の通りに取り付けて
完了です。
一見するとダボが折れ、桟もぐらつき外れそうになっていたりと、修復が
大変なことと思われるかもしれませんが、 我々作業者からすると難しい
修理ではありません。
しっかりと修理すれば、まだまだ末永くご愛用できます。
今回修理のご要請をいただきありがとうございました!
修理代は
修理技術料金 ¥3,850
預り料金 ¥5,500
合計 ¥9,350(税込み)
※2022年8月現在価格です