2016年8月の記事

こんにちは・・・・関西のメンテナンス課です。
 

今回は高齢者養護施設の食堂で使用されている椅子の為、通常では、一括の張替え
修理等は、何回かに分けてお預りしての実施となりますが、先方様の業務に支障が
起きないように現地で作業部屋の提供をしていただき、特別に実施させていただきました。
 

修理対象の椅子は全部で50脚以上有りましたが、、スケジュールや段取りなど、
事前の準備をしっかりと行ない、要する日数を2日間に設定し、関西メンテナンス課
スタッフ3名体制で取組むことに致しました。
 
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お使いの椅子は、1979~2004年頃まで発売していました肘付椅子の[WC0350ZK]
モデルと同じく1979~98年頃まで発売していました食堂椅子の[CC3005ZK]モデルです。
いずれもコロニアルシリーズのブナ材の飾木を使用したモデルで、張地も同じ毛足のある
モケット布地で、長く大切にお使いいただいていました。
今回は、イメージを一新して鮮やかな『レッド・ピンク色』の合成皮革張地をお選びいただきました。
 
 

幸いにも座面シートは、完成品を予め作成して、そっくり載せ替えが
可能なタイプでしたので、これで現地では時間短縮が相当出来ました。
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背もたれの張替えは、作業はスタッフそれぞれに役割分担を行ない、既存の張り材を
剥がすスタッフが2名、それを新しい張地に張り替えるスタッフが1名にて実施しました。
 
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限られた日数、時間という条件下なので効率よく作業を進めていきます。
 
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すべて張替え修理が完了致しました!


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張り材は布地から、鮮やかなレッド・ピンクの合成皮革に変わりました。
合皮は拭き掃除などのメンテナンスもおこないやすく、より使いやすいモノと
なりました。
 
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レッドやピンクというカラーは、気持ちをポジティブに持って行く心理的効果があるといいます。
ご入居されている方々にも、より元気にお過ごし頂けると思います。
修理のご依頼ありがとうございました
 

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【ご注意事項としまして】
◆以上の現地対応での一括修理は、全国一律には実施致しておりません。
特定の地域に限らさせていただいており、事前お見積り時の詳細な打合せが
必要となります。
◆また、【一般個人宅のお客様】よりの張替え修理のご依頼につきましては、
基本的には、一旦お預りしての修理実施とさせていただいています。
予め、ご承知おき下さいますようお願い申し上げます。=============================================================================
 

■今回の修理費用は、
・肘掛椅子・食堂椅子ともに
1脚の張替え価格が¥25,800(税別)なります。
・また出張費は3名が、のべ2日間対応致しましたので
@¥3000×6=¥18,000(税別)になります。

以上2016年8月当時の価格となります。


こんにちは・・・・福岡営業所のメンテナンス課からの紹介です。
 
 
今回は、約30年ほど、ご愛用されている食堂椅子の修理を紹介させていただきます。
北九州市ご在住のお客様で、ご使用されているのは、「CF2955IE」という品番のモデルで
1984年~90年ぐらいまで製造していました。
重厚でどっしりとしたナラ材のダイニングセットで(椅子7脚とテーブル)の8点セットで
お使いでした。
 
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当時のカタログ画像でになります。
 
 

今回は、椅子の座面の布地張替えと背もたれ籐の張替えを7脚承りました。
フレームはしっかりしており、木部の傷もほとんどありませんでしたが、
うち1脚のみぐらつきがあるということで、再接着修理を承りました。
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カリモクロゴシールは、1987年まで使用していましたカタカナ表記です。

 

まず、シートの取り外しと背もたれ籐のはがしを完全に行います。
1脚のみぐらつきがあった椅子は、接合を全て外して残った接着材などを
除去して再接着の準備をします。
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座面の布張地は、カリモクCOM布モダンの中から平織布地のベージュ系を
お選びいただきました。
ただし、縫製仕様としてオリジナルモデルでは、座面のマチ部分に『糸フレンジ』(注1)が
使われていましたが、現在は同じものが取扱いされていませんので、『玉縁』(注2)仕様
で作成させていただきました。

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修理完了し、お届けした際に 「思っていた以上の仕上がりで、もっと早く
お願いすれば良かった。」と、お客様からお礼のお言葉を頂きました。
 
ありがとうございました。

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■今回の修理費用は、
・本体締め直し ¥5,200(税別)×1脚
・籐の張替え  ¥13,800(税別)×7脚 
・シート張替え ¥12,300(税別)×7脚 
・往復運賃(7脚)  ¥10,500(税別)
合計 198,400円(税別)
以上2016年8月当時の価格となります。

こんにちは・・・・多摩営業所のメンテナンス課からの紹介です。
 

今回は、円形の食堂テーブルの天板がグラグラするので確認してほしいとのご依頼でした。
ご使用期間は約30年ぐらいで愛着があり、合わせてご使用の食堂椅子は1年ほど前に
張替え修理やキャスター修理をされたとのことでした。
この際に、テーブルの不具合もしっかりと直しておきたいとのお話でした。
 
製品は、1976年から2005年まで製造していましたDC4000JKという製品で
やはり、天板下の桟の接着が緩んでいるようでしたので、お預りいたしました。

 

DC4000JK 製造登録 (1976-2005年
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※2005年より「DC4001JK」に品番改定【高さ変更機能付きに】


 
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天板を外してみると、脚支柱上部の支えの4本の「腕」が緩んでおり、
接合部の接着が外れているようでした。
 

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まず、4本の腕を一旦全部外し、接合部のダボやダボ穴をきれいに清掃していきます。
その際、組付け時に支柱との位置合わせを間違えないように、お互いに番号を
付けておきます。エポキシ系接着材をまんべんなく塗布します。
 
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ハタガネやクランプや平テープを使い接着材が効くようにしっかり圧締します。
尚、エポキシ系接着材が完全に固着するまで、まる1日圧締固定しておきます。
 
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接着剤の固着を確認後、金属の十字プレートを取り付けネジで
しっかりと固定し完了となります。
 
全体の点検も行ないましたが、今回は天板側のみの緩みでした。
下側(床側)脚にも緩みがある場合は、同様に接着修理をすることができます。
  
 

■今回の費用は
再接着修理 ¥5,200(税別)
往復運賃  ¥5,000(税別)
合計     ¥10,200(税別)
以上2016年7月当時の価格となります。



こんにちは・・・・中部メンテナンス課からの紹介です。
 

今回は、リビングのセンターテーブルのキズ補修及び再塗装修理のご紹介です。
天板には、大きく深いキズが一か所あり重い物が落下した打痕のようで、深さが
5ミリ程もあり、かなり難しい修理でした。
お客様には事前に状態をお伝えして、痕が残る事についてのご了解をいただきました。

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お預りした製品には、全体に擦り傷・カキ傷があり、
天板の全面剥き取り再塗装修理を行う事に致しました。

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大きく深いキズ部分の拡大です。
 
 

まずは深いキズの部分から補修に着手します。補修材で深いキズを均一に
埋めて補修をします。今回のような塗装色が木地色に近い淡色の場合は、
修正過程で部分的に色が濃くなりやすい為、丁寧な作業が求められます。
 
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キズはほぼ目立たなくなりました!

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次に全体の剥き取り作業をして、下塗り作業を行ない、空研ぎ~中塗り~本空研ぎ~補色など
通常の塗装工程を行ない、仕上げの上塗りをして完成です。


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深かったキズもほぼ分からないほどになり、天板全体にあった擦りキズ、カキ傷も
無くなりました。

お客様より、「ここまで直ると思っていなかった」と大変喜んでいただきました。
 
 

■今回の修理費用は
天板の部分修正3,900円(税別)
天板再塗装修理37,900円(税別)
配送料5,000円『税別)
合計46,800円(税別)
2016年7月当時の価格になります。

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