2016年5月の記事

こんにちは・・・今回は、横浜営業所のメンテナンス課からの紹介です。
修理のご依頼は、玄関ボードの引戸扉がスムーズに開閉できない為、直してほしいというものでした。
但し、移動が出来ずお預かりしての修理は困難なため、現場で修理をご希望でした。 
 
 
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お客様は、他にもダイニングセット、食器棚(三面ハッチ)、リビングボード、ライティングビューロー、
スリッパラック、電話台等、カリモク製品を沢山お使い頂いており、今回修理する玄関ボードは、
20年ほど前に購入されたもので、外観には大きなキズもなく大切にお使い頂いているようでした。
 
 

現場で確認をしたところ、扉と本体の地板が接触して、塗装が剥がれてしまっていました。
これは扉の一部が膨張して、開閉に必要な隙間が無くなっているためだと思われます。
 
扉は、上部のレールで吊ってある構造になっており、本体下部の地板に扉を走らせる
溝などはありません。その為、扉は宙に浮いた形で開閉する仕組みのため、本来なら
扉が接触して、塗装が剥がれてしまう事はありません。
 
 
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修理方法は扉の下側を鉋(カンナ)で削っていきます。
まずは扉を外して屋外で作業を行ないますが、現地での作業なので木屑などのゴミが
散らからないよう配慮して行なっていきます。
 
開閉の調整をしながら作業を進め、正常に可動できる事を確認した後、本体側の塗装を
塗布し完了です。
 
作業時間は約60分ほどで完了した現地修理でした。
 

最後にお客様へご確認いただき、以前のようにスムーズに動きますとの
お言葉を頂きました。
 
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今回修理費用は、
■扉調整工賃 3,900円(税別)
■出張費 3,000円(税別)
■合計 6,900円(税別)
以上、2016年5月当時の価格になります。


こんにちは・・・・西宮営業所のメンテナンス課からの紹介です。
お客様は1991年に購入していただいて、約25年の使用です。
ご相談内容は、シートの張替えと肘とモタレ木部の再塗装修理の依頼でした。
 
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現在では使用されていない『マディグレー色』で仕上げたもので、当時木と革、金属という
異素材をみごとに融合させ、モダン性を強調したスタイルのモデルでした。
上記は当時のカタログ画像になります。今見ても新鮮なデザインですね。
 
 
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修理内容は、シートの張替えが6脚、木部の再塗装修理が2脚です。
 
 
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再塗装修理は、ご覧のようにモタレ形状が曲面仕上げの為、機械を使った作業は出来ないので、
手で丁寧に剥き取らなければなりません。作業中に他の部分に傷が付かないようしっかりと養生
をして剝きとっていきます。 
 
 
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塗料の剝きとり完了です。
 
 
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剥き取った木地にステイン(目止め剤)をすり込みます。木目の中まですいこませ、
ムラにならないようにふき取りながら作業を行ないます。
 
 
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次にサンディングシーラーを吹きつけます。
 

この中塗り作業をする事で、のちに塗布する補色やフラット剤をきれいに
仕上げる事が出来ます。
補色を塗布後、仕上げのウレタンフラット剤を塗布し、ご覧のように美しく
仕上がりました。
 
 
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今回、シートは再製作が可能と分かり、完成品を取り寄せる事にしました。
工場よりシート完成品が入荷後取り付け作業を行い、すべての修理が
完了しました。
 

■今回の修理費用は、
シート完成品12,300円×6台=73,800円(税別)
木部塗装(肘とモタレの部分)13,000円×2台=26,000円『税別)
運搬費9,000円(税別)
合計=108,800円(税別)
【2016年5月当時の価格になります。】

こんにちは・・・・横浜営業所のメンテナンス課からの紹介です。
 

今回は、横浜鶴見アウトレットにお持ち込みしていただきました
ルスティックシリーズの食堂椅子(品番CR0325NX)の接着修理の紹介です。
 
発売が1989年の製品で、お客様は約25年ほどご使用とのことでした。
ご依頼内容は、「背もたれ部分の割れ」で、修理はほとんどあきらめて
いらっしゃったそうで、治るでしょうかとのことでしたが、修理ができると
聞いてびっくりされていました。
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まず、背もたれの厚み方向に割れがあるため、別々に接着修理を行ないます。
お客様でも木工用ボンドで若干修復されていましたので、残っている部分などは
完全に除去してから接着に入りましたので少々時間を要しました。
モタレ裂けの表面補修も要する為、モタレトップを取り外し、接着クランプで圧着します。
尚、接着剤(エポキシ剤)が完全に硬化するのに約1日を要します。
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接着剤が十分乾燥したら、挟んでいたクランプを外して、はみ出した
エポキシ系接着剤を完全に除去するため、下地の着色まで剥がして
表面を平滑に削る作業を根気よく行ないます。
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背もたれ上部と本体を接着をしてから塗装作業に入ります。
剥がした下地部分の着色後、基本の塗装作業で、違和感が無いように
仕上げていきます。最後にウレタンフラットを塗布し艶を整えて完了です。

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今回修理費用は、
■再接着修理7,800円(税別)
■お客様のお持込みお引き取りで配送料はありません。
以上、2016年5月当時の価格になります。

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