2014年8月の記事

こんにちは・・・・本社メンテナンスセンターです。


今回は、ダイニングテーブルの『天板剝きとり再塗装修理』の紹介です。

製品は、ナラ材・巾ハギムクの天板で、サイズが1800×1000のものです。
1986年から2002年ぐらいまで、製造されていました[DG6270MW]
という型番のモデルです。約20年ぐらいご使用の製品です。

天板に掛けて使われていたビニールが密着した状態だったため、ビニールの
化学成分と塗料が反応し癒着してしまったようです。密着を防いで定期的に
空気を通していただければと思います。

14080701.jpgのサムネール画像

天板には、打痕などによる大きな傷は有りませんが、塗膜の剥がれが、
ほぼ全面に広がっていますので、まず機械/レベルサンダーを使って、
天板を均一に剝きとっていきます。

そのあと、手作業で念入りに天板表面や厚み方向の木口面、
さらに幕板のペーパー掛けをして全体を均一に仕上げていきます。
まずこれで、塗装前の作業としての木地調整が完了しました。

1408070204.jpgのサムネール画像


そして、いよいよ塗装作業になりますが、
まず、木地への着色を天板裏面の幕板周辺から始めます。
スプレーガンで霧状に噴霧して着色剤を吹き付け、そして
そのあとすぐに手作業で塗料を木地にすり込ませながら、
同時にウエスで拭き取るようにして作業を進めていきます。
この作業によって、均一に着色剤が木地全体に広がり
むらなく仕上がっていきます。

14080703.jpgのサムネール画像

裏面が終わると、天板表面です。
同じように着色剤をスプレーガンで吹き付け、すぐさま拭き取っていきます。
さらに時間をかけて、均一に着色が刷り込まれるように、丁寧に拭き取り
作業が行われていきます。

14080704.jpgのサムネール画像のサムネール画像

天板は、さらに時間をかけて、均一に着色が刷り込まれるように、
丁寧に拭き取り作業が行われていきます

14080705.jpgのサムネール画像

塗装工程の第1段階、木地着色の終了です。画像は着色後の乾燥中です。
まだまだ、これから時間がかかりますので、今回の紹介は、一旦ここで終了です。

14080706.jpg

次回は、塗装修理のは完了まで、掲載させていただきます。 
ご期待ください。 つづく・・・