2017年12月の記事

こんにちは、カリモク福岡メンテナンス課からの紹介です。

自動車や家電製品と一緒で、家具にも消耗してしまい交換しなければならないパーツ

(部品)があります。

今回はそんなパーツの中から、回転式食堂椅子に使われている「回転盤」パーツを

ご紹介致します。
 

■回転式椅子:

回転盤が使われている回転式椅子の特性は、座ったまま体の向きが変えられる点です。

食堂椅子については椅子を前後に出し入れしなくても出入りが出来ますからすごく楽に

使えますね。

製品によっては、お子様が回して遊んだりお年寄りが誤って転んだりしないよう、
ストッパー機能を備えたものもあります。

 
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回転盤本体は画像(左)のような形をしており、上下2枚のプレートでシートと脚に固定。

円状部分に沿って内部に金属のボールを配置した「ベアリング」と呼ばれる構造体と

なっています。

ベアリング構造の良さは、ボールの転がる特性を利用して小さい力で回る運動が起こせる

ところです。素材は金属で丈夫ですので、人が座る椅子を回す為のパーツとしては

最適ですね。
 

回転盤パーツ
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事例経年劣化による部品破損。
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回転盤にも経年劣化による寿命があります。

丈夫な金属素材でも回る運動を長期間行うと摩擦によって劣化したりします。

症状としては黒い粉(金属粉)が出たり、グリース(潤滑油)が漏れ出す現象が

発生します。こうなると交換修理が必要となります。

また、耐久度を越えた荷重が掛かったりすると変形したり、樹脂パーツが割れるなど

故障したケースも同様に交換修理が必要となります。

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回転盤修理価格の事例

■回転盤パーツ価格 : 1個 ¥1,540~¥1,660(税別)

■交換工賃       : 1脚 ¥1,300(税別)

★製造時期によって同じ種類の回転盤が入手できないモデルもあり、取替費用の

別途見積もりが必要な場合がありますので、予めご了承ください。

なお、サービスマンによる現地訪問修理もエリア限定で行っております。

出張費¥3000(税別)弊社事業所より100km圏内

詳しくは、相談室窓口にお問い合わせください。
※価格は、2017年12月当時のものになります。

既に製造は終了していますが、かねてから多くのモデルが発売されています。
食堂椅子回転タイプの製品例です。


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