2015年11月の記事

こんにちは・・・・中部メンテナンスセンターです。

今回お預りしましたのは、2003年ごろからお使いの(CT73モデル)のぐらつき修理の紹介です。


このモデルは、人間工学に基づく「座りごこち研究」から生まれた商品で、2003年当時から

多くのお客様にお求めいただいている現在も発売中の人気製品です。

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ホームページ:カリモクの「座り心地研究」

https://www.karimoku.co.jp/eis/


ぐらつきの症状は、座面と後脚の接合部のゆるみが原因でした。

左右の後脚とシートが内側で各2本づつのボルトで固定されている構造ですが、

毎日のご使用のなかで、ボルトが少しづつゆるんできたものと思われます。

ひとまず、左側2本のボルトを一旦外して状況を確認してみました。

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ゆるみによる動きでボルトが脚の接合部を削ってしまい連結穴が大きくなっており、

このままでは、固定が出来ない状態となっていました。

ボルト自体の溝が、ゆるみによる歪で少しづつ木を削っていったものだと思われます。

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内部が削れた連結穴は、一旦ひとまわり太い径の木製「ダボ」を使い接着剤でうめて、

丸一日接着剤を硬化させから再度、適した径で連結穴をドリルで開け直します。

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しっかりと固定して、すべてのボルトも確認して完了です。


◆今回の修理費用は、ぐらつき再接着修理¥5,200(税別価格)となりました。

お預りお届けのの場合は、別途往復運賃¥5,000(税別価格)が必要となります。

(2015年11月当時の価格です)
 

止め付方法は、発売時期によって6角頭付きボルト(左)と頭無しで6角ナット止めタイプ(右)の

2タイプあります。右側の画像が新しいタイプにます。

もしも、ぐらつきやゆるみが感じられた時は、市販のスパナでナットの増締めを行ってください。
 
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