こんにちは・・・
・中部メンテナンス課からの紹介です。

 

今回の修理は、約30年ほど前に発売していました電話台で、カリモクの

中では比較的珍しいペールグリーンとライトグレー色で塗装されたカラー系

のアクセサリー家具です。
 

1980年代中盤、パステルカラーからモノトーンカラーに流行色が移行する
時期で、この
ようなカラーリングの製品がラインナップされていたようです。
 

カリモクの発売期間は、1986~1988年ぐらいでした。
 
17030201.jpg
 

永年大切にお使いいただいてますが、ライトグレー色部分全体には、
どうしても若干の
黄変が見られます。また脚ベース板やペールグリーンの
天板には、小傷が大きくあります。
 

下周りは塗膜剥がれや打ち傷などが有ります。また、ライトグレー色なので
付着した汚れも
見受けられます。


17030202.jpg 

ライトグレー色やペールグリーン色等の塗りつぶし塗装は、通常の天然の
木目を際立たせる
透明の塗装と比較して形状の歪みなどが目立ち易いため、
傷補修面の形づくりには、より精度
の高い技術が要求されます。
 

作業は天板のキズの修理や脚ベースのキズの修理をまず実施し、黄変のあった
ライトグレー色部分を塗装して、別にペールグリーン色の塗装をしました。
  
17030203.jpg
 

再塗装修理後の画像です。ホワイトは当時の発色によみがえり、
像からも判るほどきれいになりました。
天板横のキズはきれいに修復されています。

 

今回の修理作業で注意した事は、ベースカラーがホワイトとパステル調の淡い

グリーン色なので僅かな汚れも付着すると目立ってしまいます。

そのため、補色作業に用いるスプレーガンなどの修理器材をきれいに
清掃しなければ
ならない点でした。

 

通常、茶系の塗料を使用する事が多い為、スプレーガンには少なからず塗料が
付着して
いる場合が多く、これをきれいに清掃する事に細心の注意を払う必要が
ありました。

 

また、補色後の研磨も同様にサンドペーパーの汚れが付着してしまうことから
新しいサンドペーパーを使うよう気をつけなくてはなりません。

17030204.jpg

 

作業工程ごとに汚れが付かないよう注意を払いながら無事修理完了です。

当時のカラーリングが美しくよみがえりました!
時を思い出すような仕上がりになったと思います。
ありがとうございました。

  

今回の全体再塗装修理費用は

■18,200円(税別)
■往復運賃・通常別途5,000円(税別)

■合計23,200円(税別)

2017年3月現在価格になります。



こんにちは・・・・今回は、東京南営業所のメンテナンス課からの紹介です。

ドマーニブランドモーガントンシリーズの飾り棚の色付け修理を2件

ご紹介いたします。

この修理は、現地で塗料溶剤などを使用しますので、お客様のご了解を

いただいての作業となります。
 

≪ご注意事項としまして≫

==================================================================

お客様宅での色付け修理は、全国一律ではなく特定エリアのみ対象となります。

大変申訳ございませんが、ご依頼につきましては、必ず事前のご相談をお願い

申し上げます。

==================================================================
 
170301.jpg

 
 

1件目の修理品は、飾り棚(EHA310MD)の前面角部分の塗膜が

剥がれ木地が出てしまっているものです。

 170302.jpg
 
 

ご覧のように前面の角全体に色が無くなってしまっている為、色を調整し

塗布する事が必要となります。

作業はガラス面や塗膜が剥がれていない(色を付けなくてもいいところ)

色が付かないよう新聞紙などで養生していきます。

 170303.jpg
 

主に筆を使って色を塗布していきますが、長年お使い頂いている間に日光や

照明による色焼けで若干変色しているので、慎重に色の調整を行います。

着色は筆の他、エアゾール式塗料を使用し、仕上げはクリアーで艶合わせを

して修理は完了です。

 
 170304.jpg
 
 170305.jpg
 

飾り棚は3連で並べられたものですが、違和感も無くきれいに仕上がりました。

最後に養生紙などを外してお客様に確認を頂き、喜んでいただきました。

ありがとうございました。



 

■修理費用は

色塗り作業(角面)13,000円×3台

出張費(2名)3,000円×

合計45,000円(税別)

2017年2月現在価格となります。
 
 
==========================================================================

2件目のお客様は、1件目と同様に角の色が剥がれている箇所のほか、

下台扉の下側に水平方向に付いた傷やお客様がご自身で補修をされた

痕がある状態のものです。

修理は1件目と同様の工程で作業を行なっていきます。

 
170306.jpg

水平方向に付いた扉の傷は木目の方向と異なる為、木目の柄や色の濃淡など、
全体の色柄に違和感が無いよう着色を進めなければならないので、難易度の

高い修理作業となります。
 
 
170307.jpg
 

かなり難しい作業でしたが、分からないようになりました。

 
170308.jpg
 
170309.jpg
 

他の箇所も同様に修理を実施し、ご覧のようにきれいに仕上がりました。

 
 
170310.jpg
 
 

家具は、お客様一人ひとりお使い方や住環境が違います。 

また、お買い上げ頂いた新品時から色や状態も変わっていきます。

今回ご紹介したような現場での色付け修理は難しい作業でしたが、

お客様にご満足していただき、無事完了する事ができました。

ありがとうございました。



 

■修理費用は

色塗り作業(角面)13,000円×2台

色塗り作業(扉)6,500円×2台

出張費(2名)3,000円×

合計45,000円(税別)

2017年2月現在価格となります。






こんにちは、今回は大津営業所のメンテナンス課からの紹介です
 

お預かりしました椅子は、1978年から91年ごろまで製造発売して

おりましたモデルで、「CD0405」という製品品番になります。

1980年代の人気モデルで、多くのご愛顧をいただき、現在でも

張地の張替え修理などもご依頼いただいています。
 
今回大津ショールームにご持参いただきました椅子は・・・・・・・・

オリジナルモデルからアイボリー系の合成皮革で張替えをされており、

張地のご依頼ではなく、背もたれ接合部の再接着修理のご依頼でした。
 
17010201.jpg

 

背もたれの上桟と左右後ろ脚との接合部が、完全に折れて外れており、
しっかりと接着修理をしておかないと、もたれ張地まで損傷してしまう

という状況でした。

 
17010202.jpg
 

まず座面張地を汚してはいけませんので、シートごと完全に取り外しました。

また、背もたれ張地は、木枠に打ち込んで張り込んでいますので、接着作業に

問題のない部分まで最低限表裏を剥がし、ひもで仮止めしました。
 

 

17010203.jpg
 

 

外れている桟と後ろ脚接合部をきれいに掃除し、とくに接着剤の塊などは

きれいに取り除き清掃します。
 

折れてしまっていたダボを入れなおして接着です。
 
組付け後は、「ハタガネや紐」を使って接合部を圧締して均等に締め付けていきます。

その際、椅子の水平に注意しながら、ねじれを起こさないように作業を進めます。
 
17010204.jpg
 
 

接着が完了した後は、接着部の凹凸がないように研磨し、着色塗装をしてから

背もたれの張地を張りなおし、シート座面の取り付けをして完成です。

 
17010205.jpg
 
 

■修理費用は

再接着と一部塗装修理7,800円(税別)

お持ち込みご出来上がり品をお引き取り

頂きましたので、運搬費用はありません。

20171月現在価格になります。

こんにちは中部メンテナンス課です。
 
今回は食堂テーブルの再塗装修理のご紹介です。ご依頼品は約30年間大切に
お使い頂いている製品で、天板以外に脚や貫も同様に修理のご希望でした。

 

無垢天板仕様と違い、突板仕様の天板の場合、突板の打ち傷や擦り傷など

損傷が進んでいて、きれいに仕上げる事が出来ないケースもあり、修理を断念

することがありますが、ご依頼品の状態は突板の深い損傷はなく、剝きとっての

再塗装修理を実施することが可能でした。

 
170101.jpg

突板天板の再塗装修理は、傷み度合いを確認しながら作業を進めなければならず、
修理作業には時間がかかります。今回の品は、脚や貫にも損傷箇所があり、こちらの

作業にも時間がかかりそうです。

 
170102.jpg
 

 

剥きとり作業は無垢仕様であれば、大型の機械のレベルサンダーを使っての作業が
できますが、突板仕様はハンド工具での手作業で丁寧に
剥きとり作業をするため

体力勝負です。脚は削れてしまっている箇所が有り、形状を作ってから手作業で

剝きとります。
 
170103.jpg
 

 

天板と脚、そして貫パーツの剝きとり作業が完了しました。
 
170104.jpg 
 

次の画像はベースカラーを塗布した状態のものです。

このテーブルは木のシミのような濃淡を着ける事でアンティークな風合いを出すのが特徴です。

天板の「周りブチ」を先に塗装してから中央部分を塗装することで濃淡を表現していきます。

周りブチ(無垢部分)と突板部分では異なる塗料を使って着色を行ないます。

 
170105.jpg
 

脚も同様に濃淡を着け塗料を塗布していきます。
 
 170106.jpg
 

次に「サンディングシーラー」剤を塗布し、空砥ぎを実施します。

サンディングシーラー剤は、木地と塗料を密着させる役目と画像のように

研磨処理をして表面のデコボコなどを補正する役目があります。

 
170107.jpg
 

次に補色を行います。ここでも天板外側の方を先に補色(ぼかしと言います)を入れ、

更にアンティークな風合いを出していきます。
 
 

170108.jpg
 

 

その後通常通り全体に補色を塗布し、色のバランスを整えていきます。

 

170109.jpg
 
 

最後に「ウレタン」塗料を塗布して完成です。

これで色・艶が復活し、更に30年は使えるようになりました。
 
 
170110.jpg
 
 
 

■修理費用は

天板再塗装46,200円(税別)

貫の再塗装5,200円(税別)

脚再塗装15,600円(税別)

預かり配送料6,000円(税別)

合計73,000円(税別)

20171月現在価格になります。





 



こんにちは、今回は静岡営業所のメンテナンス課からの紹介です。
2組のお客様から、同時期にお預かり致しました食堂椅子の修理の紹介です。
 
①は、約40年ほどお使いの大切な思い出のある椅子とのことでご依頼があり、
ぐらつきと張地の張替えを4脚承りました。
品番が、CD0265GNというモデルで1975年ぐらいから80年まで
発売していました。
 
②は、34年ほど前に、ご結婚のとき買い求められた椅子で、今は2人なので
まだ大切に使っていきたいとのことで、張地の張替え修理を4脚承りました。
品番が、CS1635WRAでというモデルで1982年-85年ぐらいまで
発売していました。
 
161201.jpg
 
161202.jpg
 

①は、ぐらつきと張地の張替えですが、まず古いシート部を外して、木枠フレーム
の緩んでいる接合部をすべてバラバラにして、それぞれ、外した桟の接合部の
ホゾやホゾ孔を 一ヶ所づつ確認して接着剤のカタマリや段差などを取り除き、
一旦きれいに清掃していきます。
 
次は、接着剤を塗布して再接着していくわけですが、重要なことは、組付け接着後は、
「ハタガネや紐」を使って接合部に圧力を加えて均等に締め付けていくことです。
水平取りをしてがたつきに注意しながら作業は、実施していきます。
 
下記の画像はその接着時のものですが、水平を保つため専用の15mmガラスの
上にセットしています。
全体に接着修理が必要だったのでエポキシで接着して24時間固定しました。
 
 

 
161203.jpg

張地は価格ランクがU52のB547(プルートダークネィビー)をお選び頂き、

大変落ち着いた感じに全体が仕上がりました。


 
161204.jpg
 

 
 

次に②の座面シートの張地の張替え修理です。
 
裏面にすると、かつてのロット番号8075がありました。
これは後ろから読んで、昭和57年8月に生産工場で刻印された
ものであるという証拠で、まさに1982年製になります。

161205.jpg

  
161206.jpg

 

張地は、平織布地ブルーノブラウン(B463)で木部塗装色ワインローズ色
に似合う同系色の上品な感じになりました。

161207.jpg


 
 

■今回の修理費用は

座面張替え修理@¥7,600×4脚=¥30,400
ぐらつき接着費@¥,00×4脚=¥20,800
預かり配送費¥6,000、合計¥57,200(税別)


座面張替え修理@¥,00×4脚=¥26,800
預かり配送費¥6,000、合計¥32,800(税別)
以上、2016年12月価格になります。



こんにちは・・・・今回は、中部メンテナンス課からの紹介です。
椅子木部の再塗装と総張り替え修理のご依頼を2脚いただきました。
 

約45年大切にお使いいただいている製品で、
当時のカタログ掲載画像からも確認ができました。
161101.jpg


お客様のほうで、上からかぶせるように座面シートの布地張り込みを
されていました。座面裏面には当時の刻印が(7106)と確認でき、
1971年6月の製造製品とわかりました。
 

お預かりしました椅子の肘の部分は、特に塗装の劣化が進んでいました。
お客様には、多少塗膜に痕が残ることありますので、ご了解をいただきました。
 
161102.jpg


それぞれの左右アームトップの画像です。手などが最も触れる
部分ですので、劣化が進みやすくなります。
 
161103.jpg


再塗装作業は、現状の塗膜の剥きとりを行なった後、基本の塗装工程を
すべて行います。まずは下塗りの作業を行ないその後、空研ぎ~中塗り~
本空研ぎ~補色と塗装工程を行なっていき、最後に仕上げの上塗りを行ない完成です。
元々のオリジナルの色合いもできるだけ再現しました。

椅子の木部全体の剥きとり再塗装は、どうしても手間のかかるものになり、
始まりから、約2週間ぐらいかかりました。

塗装が修理した後、次は張替え作業を行ないます。
布地は、カリモク布モダンCOM張地の中から、平織布地(プルート)の
ダークグリーンをお選びいただきました。
落ち着いた高級感のある布地で、椅子全体をシックに良い雰囲気に
まとまった気がします。
 
161104.jpg
161105.jpg
 
 
半世紀前ぐらいにご購入の椅子の修理も増えてきています。
お客様のたくさんの思い出が詰まった椅子が、張地の張替えや

木部の再塗装修理などを携わるたびに、次の世代にもお座り頂けるようにと、
新たに生まれ変っていく様を修理しながら感じています。


心配していました木部の傷痕もほとんどなく仕上がり、
45年前の形に近づけました。

修理のご依頼有難うございました。

 
 
■今回の修理費用は、
総張替え(座面・背もたれ) 48,400円(税別)×2台
木部剥きとり再塗装     23,500円(税別)×2台 
合計71,900円(税別)
【※座面ゴムシート張替えの場合6,000円(税別)】
の費用が別途必要となります。
2台の合計143,800円(税別)
別途配送料5,000円(税別)
以上、2016年10月現在の価格になります。

こんにちは・・・・福岡営業メンテナンス課からの紹介です。

 

福岡メンテナンス課は南九州(鹿児島拠点)エリアもカバーしており、今回は鹿児島
地区での
再塗装修理です。スタッフは出張対応の為、滞在期間が限られている中で
の作業となりました。

 

製品は、品番TS4620LWという天板部にガラスを配したリビングテーブルです。

現在生産は終了しているモデルですが、ナラ材を使った直線に構成されたデザイン

ブロンズガラスを組み合わせ、品格が漂う当時人気の商品でした。
 

16100201.jpg

天板木部に塗膜がはがれているキズが多数発生している状態です。

塗装は「ウレタン塗装」仕上げといって、ポリウレタン樹脂を生成させる

塗膜で、木材を皮膜で覆ってしまう仕上げ方法です。

 

耐久性に優れており、お手入れも楽なものなのですが、この状態では
既存の塗膜を剥がし再塗装するしかキズは消せません。
 

16100202.jpg

 

そして、
一部接合箇所に接着切れが発生していたので、このままの形では
きれいに再塗装作業が出来ないとの判断をしましたので、

ゴムハンマーなどを使って各パーツごとに分解する事にしました。

 

16100203.jpg 

バラバラになりました。これで各パーツごとに塗装の作業が行なえます。
 

これより再塗装修理の作業となります。

通常新品での塗装工程は、「ムキトリ作業」~「木地調整」~「木地着色」~「下塗り」
~「中砥ぎ」~「中塗り」~「空砥ぎ」~「補色」~「上塗り」で仕上げます。
再塗装修理も基本的には同じ工程で進めていきますが、
製品の状態によっては
工程数を増やすなどの適した判断を行い進めます。


16100204.jpg

①シンナー等で付着している汚れを取り除きます。
②電動サンダーを使い既存の塗膜を削り落とす「ムキトリ作業」を行います。
③サンダーで削った後、目が細かいペーパーで細かいキズなどを処理する
「木地調整」を行います。

 
16100205.jpg

 
主要部分のパーツがムキトリ完了しました。この時点で体力使って汗まみれな為、

削った木の粉で全身は粉まみれになります。・・・・・
 
16100206.jpg



④スプレーガンを使って「木地着色」作業を行い、ベースとなる色を着けていきます。
  今回はこの個体の特性だと思いますが、色が薄くしか着かない状況でした。

⑤「サンディングシーラー」剤を塗布し、「下塗り~中砥ぎ~中塗り~空砥ぎ」工程を
  行います。
画像⑤は空砥ぎを行っている様子です。

  シーラー剤は木地と塗料を密着させる役目と、研磨処理をして表面のデコボコを
  補正する
役目もあります。




16100207.jpg
 

⑥「補色」を行い、色合いを補正します。

  今回は「木地着色」が薄くしか色が着かなかったので、補色は少々強めに
  塗布しました。

⑦最後に「ウレタンフラット」剤で「上塗り」作業を実施し、すべての塗装工程が
  完了しました。
あとは乾燥するのを待つのですが、乾燥には約1日を要します。

16100208.jpg
 

完全に乾燥したら、バラバラになっていたパーツを元通りに組付けます。

各パーツのツヤにバラつきは無いようですね。
 

16100209.jpg
 
 

ブロンズガラス天板を設置して完了です!何とか鹿児島滞在期間中に
終えることが
できました!
 
修理のご依頼ありがとうございました。
 


■今回の修理費用は、
全体ムキトリ再塗装 ¥53,300(税別)
分解組付け再接着  ¥5,200(税別)
運搬費用(往復)¥5000(税別)
合計¥63,500(税別)になりました。

■以上、2016年10月現在価格になります。

こんにちは・・・・西営業のメンテナンス課からの紹介です。


今回お預かりしましたのは、2002年より発売されている、「人間工学」にもとづく
座りごこち研究
から生まれた「CT73」という品番のモデルです。合成皮革のシート
部分が、経年劣化
によるひび割れが発生しており、座面シートとモタレの表張材
の張替えに加え、
シート内部の布バネ(ポリエステルメッシュ)も張替える内容です。

 

161001.jpg

このモデルはモタレ、シートは別パーツで構成されてる為、それぞれを分離してから、
既存の張り材を剥がしていきます。
 
まず、画像①はシート張地をはがして、ウレタンクッションを剥がし「ポリエステルメッシュ」の

布バネが見えたところです。さらに画像②では、4脚分のシート部材をすべて剥がして、
木枠
フレームになった状態です。

161002.jpg




座面シート部の張替えは、「坐りごこち」に影響する特に重要な作業になる為、
布バネの
テンション(張力、伸長力を意味します)は、社内基準の数値にあわせ、
慎重に張り替えて
いきます。

161003.jpg

①の画像は、新しく張り替えた布バネ「ポリエステルメッシュ」です。

②の画像は、手前が新しく交換装着したウレタンクッション。

奥は縫製張地を装着した張替え完了品です。


161004.jpg

合成皮革の縫製品を張替えしてシート部は完了です。

下周りの「玉縁ち」(たまぶち)もきれいに装着完了です!


161005.jpg



背モタレ部もウレタンクッション含め、交換張替えです。

ここでは、縫製部分の継ぎ目位置やクッション表面の面形状など、背モタレは外観上

不揃いが、特に目立つ部分のため、4脚とも同じ品質が要求される作業になります。

作業者も神経を集中して実施していきます。
 

無事、仕上げも同一レベルで張り替えることが出来ました。

内部のウレタンクッション、布バネも新しくなり、新品時の座りごこちが

復活しました!
 

張地は、カリモク合成皮革COM張地の中から、平織布地の織りを再現した

合成皮革で、蒸れ感を感じにくいサラッとした感触のマニエラ(ペールイエローU597)

をお選びいただきました。
 

修理のご依頼ありがとうございました。


 
161006.jpg


 

■今回の修理費用は、
・総張替え費用1脚¥31,300(税別)×4脚
・往復運賃(4脚)¥6,000(税別)
・合計¥131,200(税別)
■以上、2016年10月現在価格になります。

こんにちは・・・・横浜営業所のメンテナンス課からの紹介です。
 
今回は、『ルスティックシリーズ』の食堂椅子(品番CR0715モデル)の修理紹介です。
160901.jpg
 
当時の張地は合成皮革でしたが、お預りしました椅子は張替えをされ
違う布地が張られていました。
 

『ルスティックシリーズ』は、ヨーロッパの生活具をイメージした民芸調シリーズでダイニングセットの
ほかリビングセット、サイドボード、食器棚、TEL台などの小物家具を揃えていた大人気のシリーズ
商品でした。
 
お預りしたのは、25年~30年ほど前の製品で、ご依頼の修理内容は
①接着修理、②再塗装修理、③シート部交換修理の3点になります。
全部で4脚の椅子をお預りしました。
 
160902.jpg
 
修理に取りかかる前に、まずは木部全体を中性洗剤で清掃して作業が
行いやすいよう準備をしていきます。
 
160903.jpg
 
①接着修理:  
木部の組み付け部分に複数個所緩みが発生している為、再度接着剤を塗布し固定を行います。  
かなり緩んでいる部分は、完全に分解し組み直します。接着は「旗がね」などを用いて圧着
します。画像のように接着剤(エポキシ剤)を完全に硬化させる為、約1日間そのままの状態に
しておきます。
 
160904.jpg
 
②再塗装修理:
木部には多数のキズや塗膜はがれが発生しており、筆やスプレーガンを用いて修理を行います。
まずは全体をペーパーで空研ぎします。塗装ハガレがひどい箇所は、残っている塗膜部分と
木地の段差をなくすよう丁寧にペーパー掛けをします。
着色は塗料を布にしみこませ、木部にすり込んでいきます。
 
160905.jpg
 
塗装が薄く目立つ箇所は面相筆で着色してゆきます。
 
自然な感じに仕上げるには塗料を出来るだけ薄く希釈し、根気よく何度もぬり重ねてゆくのが
コツです! 

160906.jpg
 
全体に着色を施したら、スプレーガンを用いてサンディングシーラー(上塗剤の浸透を
抑え仕上げを美しくします)を吹き付けます。
充分乾燥したら、フラット(上塗剤で艶を整え美しく仕上げます)を塗布して艶を整え
仕上げます。
 

160907.jpg


③シート部交換:
シートは、お選びいただいた布地にて予め完成品を作成して、乗せ換えるすることが
できるタイプでしたので、本社工場より取り寄せし、入荷後に取り付けて完成です。
張地は、カリモク布モダンCOM張地の中から、ウール使いの (ブレイブアーバンブラック)
をお選びいただきました。
 
ルスティックシリーズの塗装色によく合い落ち着いた雰囲気に仕上がりました。
 
修理のご依頼ありがとうございました。
 

■今回の基本修理費用は、
・接着修理  1脚¥5,200(税別)×4脚
・再塗装修理 1脚¥13,000(税別)×4脚
・シート完成品乗せ替え 1脚¥14,300(税別)×4脚
・往復運賃(4脚)  ¥6,000(税別)
・合計 136,000円(税別)です。
■以上、2016年9月現在価格になります。

こんにちは・・・・関西のメンテナンス課です。
 

今回は高齢者養護施設の食堂で使用されている椅子の為、通常では、一括の張替え
修理等は、何回かに分けてお預りしての実施となりますが、先方様の業務に支障が
起きないように現地で作業部屋の提供をしていただき、特別に実施させていただきました。
 

修理対象の椅子は全部で50脚以上有りましたが、、スケジュールや段取りなど、
事前の準備をしっかりと行ない、要する日数を2日間に設定し、関西メンテナンス課
スタッフ3名体制で取組むことに致しました。
 
16080401.jpg
 

お使いの椅子は、1979~2004年頃まで発売していました肘付椅子の[WC0350ZK]
モデルと同じく1979~98年頃まで発売していました食堂椅子の[CC3005ZK]モデルです。
いずれもコロニアルシリーズのブナ材の飾木を使用したモデルで、張地も同じ毛足のある
モケット布地で、長く大切にお使いいただいていました。
今回は、イメージを一新して鮮やかな『レッド・ピンク色』の合成皮革張地をお選びいただきました。
 
 

幸いにも座面シートは、完成品を予め作成して、そっくり載せ替えが
可能なタイプでしたので、これで現地では時間短縮が相当出来ました。
16080402.jpg 
 

背もたれの張替えは、作業はスタッフそれぞれに役割分担を行ない、既存の張り材を
剥がすスタッフが2名、それを新しい張地に張り替えるスタッフが1名にて実施しました。
 
16080403.jpg
 

限られた日数、時間という条件下なので効率よく作業を進めていきます。
 
16080404.jpg
 

すべて張替え修理が完了致しました!


16080405.jpg
 

張り材は布地から、鮮やかなレッド・ピンクの合成皮革に変わりました。
合皮は拭き掃除などのメンテナンスもおこないやすく、より使いやすいモノと
なりました。
 
16080406.jpg
 
16080407.jpg
 

レッドやピンクというカラーは、気持ちをポジティブに持って行く心理的効果があるといいます。
ご入居されている方々にも、より元気にお過ごし頂けると思います。
修理のご依頼ありがとうございました
 

=============================================================================
【ご注意事項としまして】
◆以上の現地対応での一括修理は、全国一律には実施致しておりません。
特定の地域に限らさせていただいており、事前お見積り時の詳細な打合せが
必要となります。
◆また、【一般個人宅のお客様】よりの張替え修理のご依頼につきましては、
基本的には、一旦お預りしての修理実施とさせていただいています。
予め、ご承知おき下さいますようお願い申し上げます。=============================================================================
 

■今回の修理費用は、
・肘掛椅子・食堂椅子ともに
1脚の張替え価格が¥25,800(税別)なります。
・また出張費は3名が、のべ2日間対応致しましたので
@¥3000×6=¥18,000(税別)になります。

以上2016年8月現在の価格となります。


2017年3月

      1 2 3 4
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