こんにちは・・・・愛知中部メンテナンス課からの紹介です。

今回ご紹介する修理は、食堂椅子「フラミッシュ」シリーズ

品番CF2620E(肘付き椅子)、CF2625E(肘無し椅子)

合計6台の再塗装、再接着、シート張替えというすべての修理内容を満たした

作業となります。

「フラミッシュ」シリーズとは、"フレミッシュ(FLEMISH)地方の"という意で、

現在のベルギー、オランダ、フランス北部一帯の事を云い、この地方に古くから

引き継がれているナラ材を使った民芸調家具を表現した製品でした。

椅子は素朴でいかにも頑丈そうな脚周りとラダーバックの背もたれが特徴的で、

今回の修理もやりがいのあるものとなりそうです。
 
 
当時のカタログ画像(1994年版より)
18110201.jpg
 

18110202.jpg
 

お客様は長年使用してきて、愛着もある為全体の修理をしてほしいとの依頼です。
まずは全体の状態を確認後、シートを取り外します。
なお、シートは今回ベースから新しく製作したものを取り付け予定の為、

従来のものは使用いたしません。

 
18110203.jpg
 

最初に全体をバラバラに分解した後、塗装を剥き取って接着修理を行います。

接着した箇所は圧着して、よりしっかりと接着するようひもで締め上げます。

 

塗装剥ぎ取りはほぼ手作業となります。
テーブルなどの剥き取りと比べ、接合部分周辺の作業は、面形状的に
かなりの手間と時間がかかります。



接着が完了後、塗装修理を実施します。
 
18110204.jpg

塗装は、木地調整~目止め着色~下塗り~空研ぎ~中塗り~空研ぎと

繰り返して、補色、上塗りと多くの工程を行い終了となります。

背もたれの『FLEMISH』の焼き印文字がきれいに甦りました。

 

 新しく作成したシートの布地A692(ヘリテージレッド)を取り付けて完成しました。
18110205.jpg
 

布柄も変わり、イメージが一新しました。

18110206.jpg
 
 
18110207.jpg

約25年ほどご愛用頂いているという事で、ほぼ1から作成する気持ちで作業しました。

また更に今まで以上使っていただきたい気持ちでお返ししました。

追加でテーブル【2100幅】の再塗装修理のご注文もいただきました。

ありがとうごございました。
 
 

今回の修理費用は、肘付き/肘無し椅子ともに1脚

■木部の再塗装¥23,400(税別)

■接着修理¥5,200(税別)

■シート張替え¥13,100(税別)

=合計¥41,700(税別)×6脚になります。

別途預かり配送費がかかります。

201811月現在価格です。


こんにちは、横浜営業所メンテナンス課です。

今回は、耐震ラッチ取り付け作業をご紹介を致します。
 

まず、耐震ラッチとは、地震の揺れによって食器棚や飾り棚などの扉が開いて

中のものが飛び出さないように、取り付ける[扉ロックをする器具]の事です。
 
181101.jpg
 

ご愛用の飾り棚は、ドマーニ・ブランドの「クイーンズライフシリーズ」で

品番がHPQ630MD というモデルで、英国家具の様式美を忠実に再現した

デザインに、ガラス面に施した金モールやアンティーク調の取手金具を用いた、

クオリティの高い一品です。

 181102.jpg
 

耐震ラッチは飾り棚本体側と扉側とに取り付ける2つのパーツが、それぞれしっかりと
機能するよう、取り付け位置をきちんと決めて作業を進めていきます。
 

飾り棚などのモデルによっては、ラッチの取付けが不可能な構造のタイプもありますが、
今回は、上置きガラス扉3枚に合わせてスペーサー用の板材を作成して取付けすることが
出来るタイプでした。
 

181104.jpg

さらに飾り棚のクオリティを保つよう、事前に同素材/色調の台座板や駒板を

準備してから、耐震ラッチを取付けに訪問させていただいました。
 
181103.jpg
 

扉側より、まずは①仮止めして位置加減などの確認をします。 

良好であれば②下穴加工を実施します。③完了です。
 
181105.jpg
 
 

正面からやや見えますが、同色同調材を使用しており目立ちません。

 181106.jpg
 

次に、

①受け(扉)と飾り棚本体に取り付けるラッチ本体のズレ確認を行います。

扉ラッチ受けが本体のラッチの真ん中に来るように調整をしていきます。 

②ラッチの取り付け位置が確定後、台座を取り付けます。
 
181107.bmp

 

③ラッチ取付け。

④飾り棚本体と扉とのかかり具合を確認。

 取り付けたすべての箇所のかかり具合を確認後無事終了しました。
 
181108.jpg
 
 
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取付精度を要求される作業でしたが、無事完了しました。

お客様より、これで安心して使えると喜びのお言葉もいただき

良かったです。

 
181110.jpg
 
 

■今回の修理費用

-----------------------------------------------------------------------

耐震ラッチ取付費用

取付工賃(パーツ代含む)   ¥15,000

出張費               ¥3,000

合計                ¥18,000円(税別)

------------------------------------------------------------------------

以上 201811月価格になります。

 

■カリモクの耐震研究

・耐震ロックは、いかなる場合でも完全なものではありません。地震の揺れ方向やボード
類の位置により、作動しない場合があります。

・また、大規模震災におきましては、建物が崩壊して家具だけが無事なことは残念ながら
ありえません。カリモクではそのような状況の中、人的被害を最小限に抑える事を最優先
にして耐震研究、試験を行っています。
詳しくは下記URLからご覧いただけます。

カリモクの耐震研究 

http://www.karimoku.co.jp/karimoku/more/more_taishin/index.html


 



 


 

こんにちは・・・・横浜営業所のメンテナンス課です。
今回はテレビボードの打ち傷修理を承りましたので、

紹介をさせていただきます。

 

お客様のお話では、センターテーブルを誤って押し当ててしまったとのことで、

実際に2~3センチぐらい、テレビボードの天板の角がつぶれ、天板突板が

盛り上がっている状態の画像お写真をいただきました。
 

お使いの製品は、チターノブランドの[H16517MKG]モデルで、

サイズ横幅が1500で高さ400のテレビボードです。

素材は、ナラ材でモカブラウン色のウレタン樹脂塗装になります。


18100201.jpg
 

◆お宅訪問修理の注意事項として◆

実際に訪問させていただき、お客様宅での修理になりますと、

エアゾール式でのフラット塗装など、塗料溶剤を使用いたしますので、

事前にご了解をいただいてからの対応となります。
 

ほぼ、中央の角面に打ち傷がありました。

 
18100202.jpg
 

傷の見た目以上に押されているようで、ある程度広めに平滑さを出す

必要があります。へこんでいる部分と、逆に少し盛り上げってしまって

いるところがあり、特にそれを平滑にすることに時間がかかりました。


 

18100203.jpg
 
 

修理箇所以外には、塗料などが付着しないように新聞紙を使い養生をしておき、

打痕箇所のササクレなどを均一に研削して慣らしながら、傷の深い部分は補修材で

埋めて補って、慎重に平滑にペーパーをかけていきます。
 

 18100204.jpg


ボードの最前面ですので、主に筆を使って色を塗布していきます。

エアゾール塗料を使用し、仕上げはクリアーで艶合わせをして完了です。
 

 
 
18100205.jpg
 
 
18100206.jpg

どうしても完全な色合わせは難しく、仕上がりは若干ですが濃くなりましたが

お求めになられてまだ数か月とのことでしたので、この先も末永くお使い

いただきたいという気持ちで修理しました。
 

お客様にはご満足いただきました。

ありがとうございました。

 
18100207.jpg
 

今回の修理費用は

---------------------------------------------

打痕修理¥3,900

出張費¥3,000

合計¥6,900(税別)

---------------------------------------------

201810月現在価格となります

 

こんにちは・・・・中部メンテナンス課です。

 

長年ご愛用いただいる椅子には、思い出や愛着があります。

ただお使いの間に接合部が緩んできたり予期せぬことで壊れてしまったり

することがあります。そんな時、可能な限り元通りに修復できれば、

また大切にお使いいただけると思います。

今回お預かりいたしました椅子は、本体ぐらつきの再接着と背モタレ上下桟

の割れの修理をさせていただきました。
 

背もたれの上桟の割れ部分はテープを貼って補強されていたようです。

当時のカタログから、品番は、[CC0305GK]というモデルと思われます。

181001.jpg
 

背もたれ上桟の後ろの割れ部分は、お客様が接着剤でくっつけているようですが、

少しずれて接着されていました。また、シート後ろの背もたれ下桟も割れていましたので、

まずは全体を分解して修理を開始します。

 
181002.jpg
 

背もたれの上桟の接着された部分にシンナーを染み込ませ、ノミで少しづつ
壊さないように外しました。

 

181003.jpg
 
外した材料は、できるだけしっかりと接着するよう削りながら調整し、ほぼ形が整ったら
エポキシ接着剤で接着します。
接着面の隙間には、瞬間接着剤と木の粉を混ぜたもので埋めます。
再度、形を整えてから「C型クランプ」で圧締して一晩固定します。

 
181004.jpg
 

翌日、接着が固まったら接着面を平滑にするためヤスリやペーパーで削っていきます。 

きれいに接着したようでも、段差があったので平滑にするには結構広く削る必要がありました。 

181005.jpg
 

ほぼ平滑になったら、次は色を付けていきます。

今回はスプレーガンではなく、筆とエアゾールスプレーにて修正を試みました。

 
181006.jpg
 

まずは完全に色が剥がれた部分に木地着色をします。
その後、補色の密着をよくするため、サンディングシーラーを吹き付け、
600のペーパーで研磨します。それから周辺の色合いと木目を意識しながら
補色を重ねていきます。少しずつ筆で色を付けていきながら全体の色合いを
合わせていきます。

 
181007.jpg

ほぼ色合わせが出来たら、上桟の下部分にエアゾールスプレーで塗装しました。

その後全体を5分消しで上塗り(フラットクリアー)し完成です。

181008.jpg

 

同様にシート後ろの横桟も接着、塗装を実施してきれいに仕上がりました。

 
181009.jpg
 

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部分的でない面の塗装については、本来スプレーガンで補修するのが一般的です。

今回塗装面が広かったのですが、あえてどの程度出来るのか筆で色付けしてみました。

やはりとても時間がかかる作業でしたが、今後も末永く使っていただきたいという思いで

丁寧に修理させていただきました。ありがとうございました。
 
 

今回の修理費用は

---------------------------------------------

フレーム再接着と破損個所の部分接着

及び部分塗装修理で¥13,000(税別)

[別途運送費用が必要になります。]

---------------------------------------------

201810月現在価格









 

こんにちは・・・・東京北営業所メンテナンス課からの紹介です。

今回受付させていただきましたのは、ユニットタイプのTVボードの傷、塗装修理です。

今から約35年ほど前に発売していました「ワインカラー色」のシャープな面取りの

デザインのシリーズです。1983-88年頃の発売登録製品です。
 

お使いの製品(カタログ画像より)

180901.jpg
 

■テレビのお買替えで設置交換時に傷を付けてしまったので修理できますか?

ということで、お見積りの依頼がございました。
 
180902.jpg
 

後日訪問して実物を確認したところ現在ではあまり見かけなくなった

ワインローズ系のカラーリングです。30年ほど前に人気があったカラーで、

家具のほか「ワインカラーブーム」と言われた時期のクルマのインテリアにも

よく使われていた色ですね。
 

お客様からは、正面部分のよく目立つ箇所に傷が付いてしまった為、気になって

しまうという事と、購入して30年以上大切に使って愛着もある家具なので修理
をお願いされたようです。
 
傷の状態は細かいものも含め多数有りましたが、収納物などが多く、預かり修理
の対応が簡単に出来ない状況だったのと、持参した修理道具の内容から判断
して現場で補色(色付け)による修理をご提案。 お客様より了承を得たので、
その場で早速作業に取り掛かりました。
 


 
180903.jpg


 

まずは塗装が飛ばないように、しっかりと養生を施します。

修理品に使用されている「ワインローズ」色は、現在でも入手できる塗料なので、

今回のような対応も準備次第では可能です。

 
180904.jpg
 

面相筆で、木目方向に沿って木目柄や色の濃淡などに違和感が出ないよう

着色していきます。着色後、艶あわせの為エアゾール式のフラット剤を

塗布していきます。
 
 

無事、修理完了致しました。
180905.jpg
  
 

180906.jpg

現場の状況と持参した修理道具の装備内容から、その場で修理をする判断を

採りました。即修理の対応と仕上がりについて大変喜んでいただけました。

ありがとうございました。
 
180907.jpg
 

≪ご注意事項としまして≫

==================================================================

お客様宅での色付け修理は、全国一律ではなく特定エリアのみ対象となります。

大変申訳ございませんが、ご依頼につきましては、必ず事前のご相談をお願い

申し上げます。

==================================================================

 

今回の修理費用は

---------------------------------------------

部分補修数箇所¥6,500

出張費¥3,000

合計¥9,500(税別)になります。

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20189月現在価格



こんにちは、横浜営業所 メンテナンス課からのご紹介です。

 

今回ご紹介するのは、椅子のクリーニングメンテナンスです。

 

依頼品は布張りのリクライナー(品番:RN8000E204)で約10年ほど

ご愛用されているとの事。目立った汚れや破れは無く状態は良好なように

見えるのですが、布地はホワイトなので、よく見ると全体的に薄っすらと

汚れが確認できます。

 
180801.jpg
 

モタレとシートは一体型となっており、椅子本体から外れる仕様となっています。

 

外したクッションを広げてみると、折れ曲がる部分

には、汚れの他にホコリなども付着していました。
 
180802.jpg
 

■洗浄方法:

クリーニングに使用する機材は、汚れを浮かせて除去しやすくするスチームマシンと

汚れを含んだ洗浄液を吸い取り除去するバキュームマシンの2台を使います。

 
180803.jpg


 

180805.jpg
 
180804.jpg
 
 

このクリーニング方法はスチームとバキュームの機能を使い、表面の汚れの
除去だけでなく、内部の汚れの吸い取り除去、
スチームによる除菌などの

効果があります。

使用する洗浄液はオレンジ抽出油を主剤とした100%自然分解性のものです。
人や環境に
優しい安全なもので行います。乾燥後洗剤は自然分解されるので、
あとに残りません。
 
180806.jpg
  

赤矢印が洗浄前、青矢印が洗浄後の状態です。

クリーニング効果が目に見えて分かる画像です。

 
180807.jpg
 

クッション全体にクリーニング。しっかりと乾燥させた後、椅子に取り付けて
すべての作業が完了しました。
 

  

≪クリーニングについての注意事項≫

●布地(平織り)のみの対応になります
エクセーヌ、金華山、モケット、ラムースは不可

天然素材50%以上含まれているものは要相談。

 

●破れ、ほつれがある場合はクリーニングできません
経年劣化で硬くなってしまっている布地については

出来ない場合があります。

 

●汚れによっては取りきれないものもあります
しみが残ることもあります(油汚れなど)
  

--------------------------------------------------------------

■今回の修理価格

クリーニング代

12,000円(税別)

になります。

お預かりお届けの運搬費用は別途必要となります。

以上20187月現在価格です。


180808.jpg

クリーニングを依頼されるお客様は、以下のような機会に依頼される事が多いようです。

 

・お知り合いから家具をもらった方

・ダイニングチェアなど1脚のみ汚してしまった方

・新築、リフォームでまだ買い換えるには・・という方

・お客様を招待する予定のある方

 

皆さんもご愛用の椅子の汚れが気になることがございましたら、是非ご検討ください。



こんにちは・・・・滋賀県大津市の大津営業所メンテナンス課からのご紹介です。
 

今回は、「コントラクト」物件でご使用頂いています食堂椅子(品番C-70279198)の
モタレ内部のが折れてしまい変形してしまったという内容です。
 
 18070201.jpg
 

まずは冒頭に書きました「コントラクト」物件というのは、

公共施設や福祉施設、企業、学校、病院といったところからの

ご依頼で、施設備品として契約を交わし購入していただく家具などの

物件のことですが、今回の修理品は、介護施設で使用されている

椅子になります。

 

椅子は一般家庭用として購入も出来る、品番CE2310という

モデルをベースに専用カラーのシートと木接合の接着を強化

した特注仕様となっています。

  

椅子は画像のように、モタレが変形してしまっており、使用が出来ない状態でした。

間違いなく内部の桟が破損しているようなので、まずは表張り材を剥がす作業を

行ないます。
 18070202.jpg
18070203.jpg
 
 

表張り材を剝がした状態です。ご覧のように桟が完全に折れています。

折れた桟を接着するだけでは強度を保てないと判断して、工場で新しい

桟部品を再作成して、取替え修理を実施する事にしました。

 

取替えは、他の木部が破損しないよう丁寧に割れた桟のみを外します。

後日入荷された新しい桟を取り付けます。
 

18070204.jpg
18070205.jpg
 

表張り材は、剝がす際にどうしても破れたり傷が付きますので

クッション材のウレタン同様に、新しい表張り材に張替えいたしました。

これですべての修理が完了です。
 
18070206.jpg
 年代ものになると、どうしても桟などの再作成ができないこともあります。
接着だけでは難しい場合もありますので、今回は、背もたれ上桟を新しく
作成することができて良かったです。

 
 

■今回の修理価格

部品代(背もたれ上桟)¥6,220

取替え等作業代¥7800

合計¥14,020(税別価格)になります。

お預かりお届けの運搬費用は別途必要となります。

以上20187月現在価格です。



木部の傷修復修理

こんにちは・・・・福岡営業所メンテナンス課よりの紹介です。
 

大きな傷ではないですが、お使いの製品に誤って傷をつけてしまい、ご購入後すぐ

だったりしますと、気持ちもかなりヘコみますよね。

  

今回は、修理の依頼の中でも、比較的多い傷の修復事例をビフォーアフター形式で

ご紹介します。状態にもよりますが、きれいに修復する事が出来ました。
 

■最初のTVボード(QU8127XR)の傷は、ウレタンフラット塗装の層が

何か固いものと擦れるように接触して出来た傷のようです。
 
180701.jpg

画像は、本体側面に付いた白色の大きな擦り傷と細かい傷がついています。

木の素材はウォールナット材になります。

 180702.jpg
 

そして、以下画像が修復後のものです。

木部に軽くダメージがあったので、筆による補色とエアゾール式のフラット剤で

表面艶を整えました。
 
180703.jpg

■修理価格は
作業代¥3,900+往復運賃¥8,000
合計¥11,900(税別)
2018年7月現在価格になります。
 

次の傷は食堂椅子(CU5450R559)モタレトップの部分です。

いちばん目立つ箇所なので、より丁寧な修復修理を行わなければなりません。

180704.jpg
 

修理前画像は木部の角が擦れて、塗膜が欠けてしまっています。

 

修理後のものは、欠けた表面をペーパーやすりできれいに面処理した後、

筆で補色しました。筆で描いたようにならないよう、自然な感じに見える

ように意識して着色します。


 180705.jpg


 

■修理価格は
作業代¥3,900+往復運賃¥5,000
合計¥8,900(税別)
2018年7月現在価格になります。
 
 

次も同モデル(CU5450R559)の背モタレトップの部分です。

引っかき傷で細く白い線のような傷になっています。
 

傷は木部同士が組付けてある箇所にあります。厄介な事に、傷の一部は
木目方向に対して垂直についてしまっています。そのため補色しても
消しきれない恐れがあります。深い傷では無さそうですが少々難しい
修理となりそうです

 
180706.jpg
 

修復後の画像です。

傷が浅くフラット層で留まっている場合は、ペーパーで傷が見えなくなるまで
研磨する手法を取ります。今回は思ったより深い傷部分があった為、筆による
補色も一部実施しました。 
木柄の濃淡部分を利用して自然な柄に見えるように着色します。

 
180707.jpg


 

■修理価格は
作業代¥3,900+往復運賃¥5,000
合計¥8,900(税別)
2018年7月現在価格になります。
 

180708.jpg
 

傷の修復修理は、その状態によりさまざまな対処法を検討し実施します。
また、損傷状態によってはご納得頂けるほどの修復が出来ない場合もございます。

 
  

◆修理費用は傷の状態によって、お見積りさせていただきます。
メールなどで画像をお送り頂けますと、より敏速な対応が出来ます。

こんにちは・・・・多摩営業所メンテナンス課です。

今回は、リビングテーブルの脚破損修理のご紹介です。

 
ご依頼品を確認しましたところ、脚と天板の接合部分が何らかの外部からの力で

完全に割れてしまい、画像のように脚が外れて使用できない状態となっていました。

また、天板部の一部の木が欠損してしまっており、この部分の補修も要する状況でした。
 
18060207.jpg

 

修理依頼されたテーブルは、現在生産は終了していますが天板に「入り皮」を使用した

個性的なモデルでした。
 

ラバートリー材の入り皮とは:

生ゴムの原材料としてラバートリーの樹液を採取する際に、表皮に傷を付けるのですが、

木自体がその傷を治癒させる為に樹皮で被い尽くしながら成長していった部分で、黒い筋状

のものや黒い節のようなかたまりが、板材に加工した時に現れる特有の杢目のことです。

取れる量は限られており、貴重な部材と云えます。

 

修理の段取りとして、先ずは破損して外れている脚とテーブル本体の接着を実施します。
 
18060202.jpg
 

①破損分離した部分の面同士を、これ以上破損しないよう丁寧に仮合わせし、接着時の
外観状況を確認予測します。
 

確認後エポキシ接着剤を用い固定接着します。尚、接着剤の乾燥に1日を要する為
1日目の作業は ここまでです。 

 
 

② 翌日、固着状態を確認後、接着剤などはみ出した部分を除去していきます。

 
18060203.jpg
 

修正後の状態。綺麗に除去する事ができました。↑

 

③ 次に欠損した部分の補修に取り掛かります。
  欠損した木片は無くなってしまっている為、パテを使って欠損部分を補います。
 
  補修後の状態。ヤスリを使い平滑にします。
  天板部は非常に目立つ部分なので慎重かつ丁寧に面処理を行います。
 
18060204.jpg
 

 

完了です!

④最後に色の補色と艶をあわせます。

  木材の柄や色調、部材同士の艶加減など、目立つ箇所なので慎重に作業をすすめ、

  無事完了いたしました。

 


18060205.jpg
 
  
 
18060206.jpg
 

欠けた部分の修復に苦労いたしました。破損箇所が天板にまで及んでいたので

色艶をあわせるのが難しいのですが、今回はマットな艶消し仕上げだったので

違和感の出ないレベルまで仕上げることが出来ました。


 

■修理費用は

作業代¥6,500+往復運賃¥5,000

合計¥11,500(税別)

20186月現在価格になります。




こんにちは、横浜営業所メンテナンス課からの紹介です。
 
今回は、30年以上前に発売した食堂椅子の「背もたれ破損と籐の張り替え」という、
内容が異なる2つの修理の紹介です。
尚、修理品はお客様相談室にお申し込みいただき、
新横浜ショールームへお持込いただきました。
 
お預かりした製品のカタログ画像です。
 

180601.jpg 

最初に、背もたれの破損状態から確認していきます。
何らかの衝撃で、向かって右側の木部が一部欠損するほど、かなり激しく
破損しています。
 
それに伴い、籐張りの一部もダメージを受けているので、修理の段取りとして、
まずは籐を剥がしてしまってから木部の修理に取りかかります。

欠損した木材の破片は、お客様が大切に保管されており、今回ご持参されて
いましたので、この破片を再利用して木部の修理をすすめていきます。
 
180602.jpg

 

先ずは籐部分をきれいに剥がして、画像のような木枠のみの状態にします。
 
180603.jpg


 

次に欠損した破片を元の位置に接着。外してあったもたれトップのパーツも位置合わせ
をして接着します。

破片は大きな歪みもなく、画像のようにうまく治まった様子です。

接着はエポキシ接着剤を使用して、固着させる為一晩おいておきます。
 
180604.jpg
 

翌日固着したのを確認してから、接着した部分の面を平滑にする為サンドペーパーなどで
表面を削り研磨します。
 
 
180605.jpg
 
 

すべての接着面が平滑になったら、新しい籐を張っていきます。

籐を張る際に、水で濡らして柔らかくして張り込む為、乾かすのに再び一晩おいておきます。

 180611.jpg
http://www.karimoku.co.jp/blog/repair/2014/10/
 

180606.jpg
 

翌日籐の乾燥を確認後、先ずは籐部分の下塗り作業を実施します。

籐部分がある程度もとの木枠の色に近づいてきたら、接着修理をした木枠部分の着色を行います。

着色は筆塗りなどしながら色合わせをして、全体に補色していきます
 
180607.jpg
 

最後にフラット塗装で艶を整えて完了です。

木枠の修理痕もきれいに補色され、目立たなく仕上げる事が出来ました
 
180608.jpg
 

180609.jpg 

籐を新しく張替えておりますので、強度も充分確保されました。

これからも大切にご愛用ください。

ありがとうございました。

 

今回の修理代は

木枠接着修理代 9,100円(税別)

張替代 13,800円(税別)籐パーツ代含む

合計 22,900円(税別)

以上20186月価格になります。





2018年11月

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11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30  

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