こんにちは・・・・滋賀県大津市の大津営業所メンテナンス課からのご紹介です。
 

今回は、「コントラクト」物件でご使用頂いています食堂椅子(品番C-70279198)の
モタレ内部のが折れてしまい変形してしまったという内容です。
 
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まずは冒頭に書きました「コントラクト」物件というのは、

公共施設や福祉施設、企業、学校、病院といったところからの

ご依頼で、施設備品として契約を交わし購入していただく家具などの

物件のことですが、今回の修理品は、介護施設で使用されている

椅子になります。

 

椅子は一般家庭用として購入も出来る、品番CE2310という

モデルをベースに専用カラーのシートと木接合の接着を強化

した特注仕様となっています。

  

椅子は画像のように、モタレが変形してしまっており、使用が出来ない状態でした。

間違いなく内部の桟が破損しているようなので、まずは表張り材を剥がす作業を

行ないます。
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表張り材を剝がした状態です。ご覧のように桟が完全に折れています。

折れた桟を接着するだけでは強度を保てないと判断して、工場で新しい

桟部品を再作成して、取替え修理を実施する事にしました。

 

取替えは、他の木部が破損しないよう丁寧に割れた桟のみを外します。

後日入荷された新しい桟を取り付けます。
 

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表張り材は、剝がす際にどうしても破れたり傷が付きますので

クッション材のウレタン同様に、新しい表張り材に張替えいたしました。

これですべての修理が完了です。
 
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 年代ものになると、どうしても桟などの再作成ができないこともあります。
接着だけでは難しい場合もありますので、今回は、背もたれ上桟を新しく
作成することができて良かったです。

 
 

■今回の修理価格

部品代(背もたれ上桟)¥6,220

取替え等作業代¥7800

合計¥14,020(税別価格)になります。

お預かりお届けの運搬費用は別途必要となります。

以上20187月現在価格です。



木部の傷修復修理

こんにちは・・・・福岡営業所メンテナンス課よりの紹介です。
 

大きな傷ではないですが、お使いの製品に誤って傷をつけてしまい、ご購入後すぐ

だったりしますと、気持ちもかなりヘコみますよね。

  

今回は、修理の依頼の中でも、比較的多い傷の修復事例をビフォーアフター形式で

ご紹介します。状態にもよりますが、きれいに修復する事が出来ました。
 

■最初のTVボード(QU8127XR)の傷は、ウレタンフラット塗装の層が

何か固いものと擦れるように接触して出来た傷のようです。
 
180701.jpg

画像は、本体側面に付いた白色の大きな擦り傷と細かい傷がついています。

木の素材はウォールナット材になります。

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そして、以下画像が修復後のものです。

木部に軽くダメージがあったので、筆による補色とエアゾール式のフラット剤で

表面艶を整えました。
 
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■修理価格は
作業代¥3,900+往復運賃¥8,000
合計¥11,900(税別)
2018年7月現在価格になります。
 

次の傷は食堂椅子(CU5450R559)モタレトップの部分です。

いちばん目立つ箇所なので、より丁寧な修復修理を行わなければなりません。

180704.jpg
 

修理前画像は木部の角が擦れて、塗膜が欠けてしまっています。

 

修理後のものは、欠けた表面をペーパーやすりできれいに面処理した後、

筆で補色しました。筆で描いたようにならないよう、自然な感じに見える

ように意識して着色します。


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■修理価格は
作業代¥3,900+往復運賃¥5,000
合計¥8,900(税別)
2018年7月現在価格になります。
 
 

次も同モデル(CU5450R559)の背モタレトップの部分です。

引っかき傷で細く白い線のような傷になっています。
 

傷は木部同士が組付けてある箇所にあります。厄介な事に、傷の一部は
木目方向に対して垂直についてしまっています。そのため補色しても
消しきれない恐れがあります。深い傷では無さそうですが少々難しい
修理となりそうです

 
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修復後の画像です。

傷が浅くフラット層で留まっている場合は、ペーパーで傷が見えなくなるまで
研磨する手法を取ります。今回は思ったより深い傷部分があった為、筆による
補色も一部実施しました。 
木柄の濃淡部分を利用して自然な柄に見えるように着色します。

 
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■修理価格は
作業代¥3,900+往復運賃¥5,000
合計¥8,900(税別)
2018年7月現在価格になります。
 

180708.jpg
 

傷の修復修理は、その状態によりさまざまな対処法を検討し実施します。
また、損傷状態によってはご納得頂けるほどの修復が出来ない場合もございます。

 
  

◆修理費用は傷の状態によって、お見積りさせていただきます。
メールなどで画像をお送り頂けますと、より敏速な対応が出来ます。

こんにちは・・・・多摩営業所メンテナンス課です。

今回は、リビングテーブルの脚破損修理のご紹介です。

 
ご依頼品を確認しましたところ、脚と天板の接合部分が何らかの外部からの力で

完全に割れてしまい、画像のように脚が外れて使用できない状態となっていました。

また、天板部の一部の木が欠損してしまっており、この部分の補修も要する状況でした。
 
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修理依頼されたテーブルは、現在生産は終了していますが天板に「入り皮」を使用した

個性的なモデルでした。
 

ラバートリー材の入り皮とは:

生ゴムの原材料としてラバートリーの樹液を採取する際に、表皮に傷を付けるのですが、

木自体がその傷を治癒させる為に樹皮で被い尽くしながら成長していった部分で、黒い筋状

のものや黒い節のようなかたまりが、板材に加工した時に現れる特有の杢目のことです。

取れる量は限られており、貴重な部材と云えます。

 

修理の段取りとして、先ずは破損して外れている脚とテーブル本体の接着を実施します。
 
18060202.jpg
 

①破損分離した部分の面同士を、これ以上破損しないよう丁寧に仮合わせし、接着時の
外観状況を確認予測します。
 

確認後エポキシ接着剤を用い固定接着します。尚、接着剤の乾燥に1日を要する為
1日目の作業は ここまでです。 

 
 

② 翌日、固着状態を確認後、接着剤などはみ出した部分を除去していきます。

 
18060203.jpg
 

修正後の状態。綺麗に除去する事ができました。↑

 

③ 次に欠損した部分の補修に取り掛かります。
  欠損した木片は無くなってしまっている為、パテを使って欠損部分を補います。
 
  補修後の状態。ヤスリを使い平滑にします。
  天板部は非常に目立つ部分なので慎重かつ丁寧に面処理を行います。
 
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完了です!

④最後に色の補色と艶をあわせます。

  木材の柄や色調、部材同士の艶加減など、目立つ箇所なので慎重に作業をすすめ、

  無事完了いたしました。

 


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欠けた部分の修復に苦労いたしました。破損箇所が天板にまで及んでいたので

色艶をあわせるのが難しいのですが、今回はマットな艶消し仕上げだったので

違和感の出ないレベルまで仕上げることが出来ました。


 

■修理費用は

作業代¥6,500+往復運賃¥5,000

合計¥11,500(税別)

20186月現在価格になります。




こんにちは、横浜営業所メンテナンス課からの紹介です。
 
今回は、30年以上前に発売した食堂椅子の「背もたれ破損と籐の張り替え」という、
内容が異なる2つの修理の紹介です。
尚、修理品はお客様相談室にお申し込みいただき、
新横浜ショールームへお持込いただきました。
 
お預かりした製品のカタログ画像です。
 

180601.jpg 

最初に、背もたれの破損状態から確認していきます。
何らかの衝撃で、向かって右側の木部が一部欠損するほど、かなり激しく
破損しています。
 
それに伴い、籐張りの一部もダメージを受けているので、修理の段取りとして、
まずは籐を剥がしてしまってから木部の修理に取りかかります。

欠損した木材の破片は、お客様が大切に保管されており、今回ご持参されて
いましたので、この破片を再利用して木部の修理をすすめていきます。
 
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先ずは籐部分をきれいに剥がして、画像のような木枠のみの状態にします。
 
180603.jpg


 

次に欠損した破片を元の位置に接着。外してあったもたれトップのパーツも位置合わせ
をして接着します。

破片は大きな歪みもなく、画像のようにうまく治まった様子です。

接着はエポキシ接着剤を使用して、固着させる為一晩おいておきます。
 
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翌日固着したのを確認してから、接着した部分の面を平滑にする為サンドペーパーなどで
表面を削り研磨します。
 
 
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すべての接着面が平滑になったら、新しい籐を張っていきます。

籐を張る際に、水で濡らして柔らかくして張り込む為、乾かすのに再び一晩おいておきます。

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http://www.karimoku.co.jp/blog/repair/2014/10/
 

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翌日籐の乾燥を確認後、先ずは籐部分の下塗り作業を実施します。

籐部分がある程度もとの木枠の色に近づいてきたら、接着修理をした木枠部分の着色を行います。

着色は筆塗りなどしながら色合わせをして、全体に補色していきます
 
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最後にフラット塗装で艶を整えて完了です。

木枠の修理痕もきれいに補色され、目立たなく仕上げる事が出来ました
 
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籐を新しく張替えておりますので、強度も充分確保されました。

これからも大切にご愛用ください。

ありがとうございました。

 

今回の修理代は

木枠接着修理代 9,100円(税別)

張替代 13,800円(税別)籐パーツ代含む

合計 22,900円(税別)

以上20186月価格になります。





こんにちは、横浜営業所 メンテナンス課からのご紹介です。

 

今回は、食堂椅子のシート裏張り地「不織布:ふしょくふ」が傷み始めたという事で

張替え修理のご依頼をいただき、お客様宅にメンテナンスカーで訪問し対応させて

いただきました。


 
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普段あまり気にしないシートの裏張地ですが、使用している張り材は「不織布:ふしょくふ」
という文字通り
多種の繊維素材を織ったり編んだりしないで、機械的化学作用を通して

接着して絡み合わせた布で、方向性がなく防縮性、通気性、保温性に優れています。

 

また、強度もあり、シワになりにくい等の特徴があり用途も幅広く椅子類の底張り地の他にも
衣料の芯地をはじめ様々な工業製品に使われている素材です。
 
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修理依頼品は、約20年ほどご愛用されているもので品番がCC0705DKという、
当社の人気ロングセラーモデルです。

今回はメンテナンスカー車内での作業が可能と判断し、現地に出動することにしました。


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メンテナンス内での作業

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①まずは既存の「不織布」を留めているタッカー針を、ニッパーを使い
1本1本外していきます。
 

②シート表張り材はそのまま使う為、きれいに拭き取り掃除をします。
     


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③次に「不織布」を必要な大きさにカットし、シート裏に張り込んでいきます。
 尚、使用するタッカー針は塗装していないので金属色なのですが、
 留めた箇所が目立たないように、黒色に塗装したタッカー針をつくり使用します。

 

④張り付け完了です。目にする事が少ない箇所ですが、シート形状に沿って
 丁寧に整えながらシワが出ないレベルで張り込んでいます。
 

完成です。

180506.jpg
 

今回3脚の底張りを取替えさせていただきました。
最後に張替えしたシートを椅子本体に取り付けて、全ての作業が完了しました!
 

今回のような修理内容はシートパーツのみ外し、メンテナンスカーに持ち込んで
お客様宅の近くで作業する事ができるので、短時間で作業を完了する事が出来ます。
 
■地域によっては、お預かりしての修理対応になる場合もございますので、
事前に必ずご相談下さいますようお願い申し上げます。
 

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食堂椅子は無いと日常生活に支障が出てしまう家具なので、メンテナンスカーを
活用してお客様にご迷惑が掛からないよう、短時間での完了を目指しました。
また、目立たない箇所でしたが綺麗に仕上げる事を心掛け対処いたしました。
 
これからも大切にご愛用ください。
 
 

■今回の修理費用は

張替代¥3,600円(税別)(1脚¥1,200×3脚)

出張費¥3,000円(税別) 合計6,600円(税別) 

以上、2018年4月価格になります。



こんにちは、中部メンテナンス課です。

今回は、テレビボードの扉ガラスを交換する作業をメンテナンスカー内で行ったものを
ご紹介致します。
 
修理依頼品は品番QU6707MKという、18040401.jpg
幅200センチ 耐荷重120kgの強固な
構造体で65インチクラスのテレビに対応した
大型テレビボードです。


 


 
 

今回の修理にあたり、ガラス交換については比較的簡単な作業となるのですが、
要する時間と割れたガラスの取り扱いに対して、効率よく安全にすすめる為、
「メンテナンスカー」で現地へ向かい、その場で対処するように致しました。

 

 

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 ガラスは飛散防止フィルムが付いていますが、これだけ割れてしまうと目に見えないような
小さな破片が作業中に飛び散る場合があるので、お客様宅の室内では作業致しません。
テレビボード本体から扉を外し、メンテナンスカーの車内へ移動して作業を行ないます。
※ガムテープはガラスがこぼれないよう、お客様が貼られたものです。
 
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車内には作業台があり、今回のような作業には適した環境となっています。

交換自体はスムーズに無事完了しました。

 
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テレビボードに付け戻して、今回の修理業務は完了となりました。
 
 
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ガラスはちょっとした傷や割れが発生すると強度がかなり落ちてしまう為、
のちに粉々に壊れる恐れもあり大変危ないです。

◆地区にもよりますが、カリモクではメンテナンスカーを使い、現地で敏速にご対応させて
頂く事も出来ますのでお気軽にお問い合わせください。
 
 

■ガラス交換修理費用は、
ガラス部品代    9,660円
交換工賃       5,200円
出張費        3,000円
合計    17,860円(税別)
2018年4月価格となります。


 
 

こんにちは・・・・金沢シーョールーム 修理工房からの紹介です。
 
今回は、15年以上お使いの民芸デザインタイプのワゴン(AF6000ME)の
車輪の再接着のメンテナンス事例の紹介です。
 
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永年のご使用により
車輪の軸の接合部分の接着ゆるみによりグラグラな状態になっていました。
 
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まず、車輪を本体からとりはずすために
軸受けの駒をとりはずします。

18040203.jpg
 
 

次に、左右の車輪の軸部品から、車輪本体にはめ込み接着してある
中央部分の「金属パーツ」を分離させ木管の木製スポークをすべて
車輪から取外します。
 
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永年のご使用によりはめ込み接合部分の接着が
緩んでしまったのがぐらつきの原因となっていました。

はめこみ接合の木製車輪穴側と木管木製スポークの接着面に
エポキシ接着剤での最大強度が得られるように両面塗布をします。
 
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車輪中央部分の「金属パーツ」の軸受けにもエポキシ接着剤を塗布して
ぐらつき、緩み対策をします。
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はみだした接着剤は硬化する前にシンナーと刷毛やウエスを使ってきれいに
拭き取りをしておきます。
 
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以上で、仕上がりです。

エポキシ接着剤が完全に硬化するまで一晩おき、本体に取り付けし直して完成です。
車輪のふらつきも完全になくなりまた、購入時のときのような使い良さが復活しました。


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永くお使いいただいているにかかわらず、大きな傷や塗装の不具合等も認められず

大切にお使いいただいていることが一目でわかりました。今回は車輪の緩みを

再接着修修理させていただきましたので、また今迄どおりお使いいただけると思います。

ありがとうございました。
  
 

今回の修理費用は

■再接着締め直し修理 \5,200(税別)

運搬費用別途見積もりとなります。

※20184月現在価格

 


こんにちは、今回は静岡営業所からのご紹介です。
 
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  静岡営業所は、以前にもこのブログで
  紹介した静岡ショールームを併設した
  施設で、2016年12月に開設致しました。

  今回は、来館されたお客様にも、実際の
  修理作業を
ご覧いただくことが出来る 

  ように、ショールーム イベントの企画 

  として「修理実演会」を催しました。

  



その中で、木肘椅子のシート座面の張替え修理をご紹介いたします。
 
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修理依頼品は品番「WC3000ZK」という製品で、コロニアル様式をベースに
なめらかにカーブしたフレームと金華山織布地のシートクッションを組み合わせた
優雅なデザインのものです。
シート裏の金巾に[W7075]という印字記号がありました。 
これは当時の製造番号を記したもので、昭和57年生産と示したものです。
(今から36年前です)
 
 
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モタレクッションは、完成品交換のみです。今回はシート部と左右アーム下に配してある
飾り張り部分を剥がし張り替えます。右の画像は本体フレームだけの状態です。
緩みは無く、しっかりとしています。
 

18040304.jpg    イベント中の作業風景の一コマ。

   修理作業を見る機会はなかなか
   無いので、熱心に見ていかれる

   お客様が多数いらっしゃいました。






 
 
 

 

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左が剝がしたシート、右が新しく交換するシート。

剝がしたシートは30年以上経過し使用された
ものなのでウレタン部分は黄色く変色し、激しく
劣化していました。

新しいシートに交換する事で、座り心地はかなり
改善するのと、シート形状もしっかりするので、
椅子本来の優雅なたたずまいも復活します。



 



  


18040306.jpg   張替えが完了しました。
   張地は大柄で明るく優しい色調の布地に変り、
   イメージが一新しました。












18040307.jpg

私が入社する以前に作られた椅子でした。

お客様が日頃から大切に使って頂いているのが木部の艶でわかりました。

新たな張り地で生まれ変わりました。

これからも大切にご愛用ください。

 

■今回の修理費用は

張替代は40,200円(税別)

お預り配送料5,000円(税別) 
合計45,200円(税別)

2018年4月現在価格になります。


こんにちは・・・・東京北営業所メンテナンス課です。

今回は、1992年製「エスパニアシリーズ」のダイニングチェアの締め直し、
接着修理のご紹介です。 この製品は、当時バルセロナオリンピックを控え

注目されていたスペインをイメージして誕生したシリーズモデルで、木部の

線彫りや使い込まれ古びた風合いを人工的に施した「デイストレッシング」

「スパッタリング」といった高度な塗装技術を使ったものでした。

 
1804000.jpg
 

今回の修理のご依頼は、椅子本体の接着箇所がぐらつき、
今後破損する恐れがあるとのことでお預かりしました。
お預かりした椅子は2脚でした。

(お客様ご自身でショールームまでお持ち込みいただきました。)
  

修理作業の手順として、まずは組付けされている各パーツを分解していきます。

この椅子は固定した数ヶ所に木栓で綺麗に加工がされている為、木部が破損

しないよう慎重に行います。

木栓を外し、次にボルト、木ネジを外していきます。

全てのネジ類を外した後はゴムハンマー等を使って叩いて外していきます。


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木栓は、まんなかに木ネジを打って、バールを使い、徐々に外していきます。

今回の用にきれいに外れる場合もあれば、破損してしまう場合もあります。

木栓を外して、中の固定ボルトを外します。

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今回のような板座椅子は、叩いた際に座が割れてしまうケースがあるので、

あまり力まかせに叩かないように注意しながら行っていきます。

これで椅子を構成していた各パーツが、バラバラになりました。
 
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地味で根気のいる作業ですが、接合箇所に付いた古い接着剤やゴミなどを
丁寧に除去していきます。丁寧に行なわないと穴が大きくなってしまったり、
うまく接着剤が固着しないなどトラブルにつながる恐れがあるからです。
180406.jpg

 

 

次は各パーツをもとに戻していく作業工程になります。

エポキシ系接着剤をヘラを使い、まんべんなく綺麗に塗布していきます。

ボルト固定してある箇所には、「ネジロック(ネジ緩み止め剤)」を塗布します。
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接着剤がはみ出した部分は、ヘラやウエスを使い丁寧に除去していきます。
180408.jpg


  

最後に旗がね、ヒモなどを使ってしっかりと圧締します。 
エポキシ系接着剤は固着に約1日を要します。
接着剤が硬化したことを確認し完成となります。  
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修理完了です!

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使うほどに味が出る手ざわり感のある「エスパニア」シリーズです。

しっかりと接着修理しましたのでこれからも末永くご愛顧ください。
 

 

今回の修理費用は

■再接着締め直し修理

1脚=5,200×2脚=\10,400(税別) 

今回はお持込み頂きましたので運賃は必要ありません。

※20184月現在価格になります


 

こんにちは、今回は横浜営業所メンテナンス課からの紹介です。

約10年ほどお使いのスライド大扉の製品ですが、扉の左右の動きが悪くなって

開閉がしにくくなったとのご連絡をいただき、訪問させていただき修理対応させて

いただきました。

180201.jpg

最初に、扉と本体の隙間を確認しました。

 

扉の上部は隙間が十分あり、扉の真中あたりは

隙間がほとんどない状態でした。

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引出し近くの扉の真ん中あたりが、接触しかかっている為、開け閉めがしにくく

なっていました。扉が内反りになっていました。

大扉は、経時変化により多少の反りが発生することがあります。

その場合、必ず反り矯正を行う必要があります
 

作業は、まず本体から扉を外すことから始めます。

上部の裏面に手を差し込みストッパーを下げを本体から外します。

大扉は重量がありますので、注意して外していきます。
 

180203.jpg

扉を取り外す場合
1.上部ストッパーのC部レバーを下げますと、上レールに納まっていたA部がひっこみます。
2.扉を両手で持ちながら手前に傾けます。
3.扉を持ち上げて、取り外してください。
 

180204.jpg
 

次の外した扉を内側を上にして、床の上に置きます。そして

扉の内側にある説明書の通り、同封のスパナ(10ミリ)を使って

調整していきます。

お客様宅のものは、内反りになっていますので、スパナを右方向に回していきます。

 

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以上で終了ですが、

扉を本体に戻す時にちょっと確認しておいた方が良い事項があります。

■扉の傾き確認です。

2番の+ドライバーで扉下部スライドローラー金具車輪の出具合を調整できます。

右に回すとローラーが出ます。左に回すとローラーが引っ込みます。

左右ありますので、夫々の出具合を調整することで扉の傾きを直すことが出来ます。
 
 180207.jpg

 

以上で扉を本体に戻して終了です。

設置後もう一度、扉の隙間を確認しておきます。

 

180209.jpg
 

最終開閉チェックして完了です。(隙間が出来ました)


 

 17120209.jpg
 スライド方式で大扉食器棚の場合は、扉が重たくなって開閉がしにくかったり
固かったりした場合は、経時変化による扉そのもの反りの可能性があります。

そのままで使われますと本体に傷をつけたり、反り矯正がし難しくなることも
ありますので、必ず確認していただくことをおすすめします。

 

 

◆今回の修理費用は
扉の反り矯正¥2,600(税抜き)
出張費¥3,000(税抜き)
【2018年2月価格になります。】




 

2018年7月

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