円形食堂テーブルの脚ぐらつき締め直し修理

こんにちは・・・・多摩営業所のメンテナンス課からの紹介です。
 

今回は、円形の食堂テーブルの天板がグラグラするので確認してほしいとのご依頼でした。
ご使用期間は約30年ぐらいで愛着があり、合わせてご使用の食堂椅子は1年ほど前に
張替え修理やキャスター修理をされたとのことでした。
この際に、テーブルの不具合もしっかりと直しておきたいとのお話でした。
 
製品は、1976年から2005年まで製造していましたDC4000JKという製品で
やはり、天板下の桟の接着が緩んでいるようでしたので、お預りいたしました。

 

DC4000JK 製造登録 (1976-2005年
160801.jpg
※2005年より「DC4001JK」に品番改定【高さ変更機能付きに】


 
160802.jpg
 
天板を外してみると、脚支柱上部の支えの4本の「腕」が緩んでおり、
接合部の接着が外れているようでした。
 

160803.jpg
 

まず、4本の腕を一旦全部外し、接合部のダボやダボ穴をきれいに清掃していきます。
その際、組付け時に支柱との位置合わせを間違えないように、お互いに番号を
付けておきます。エポキシ系接着材をまんべんなく塗布します。
 
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ハタガネやクランプや平テープを使い接着材が効くようにしっかり圧締します。
尚、エポキシ系接着材が完全に固着するまで、まる1日圧締固定しておきます。
 
160806.jpg
 

接着剤の固着を確認後、金属の十字プレートを取り付けネジで
しっかりと固定し完了となります。
 
全体の点検も行ないましたが、今回は天板側のみの緩みでした。
下側(床側)脚にも緩みがある場合は、同様に接着修理をすることができます。
  
 

■今回の費用は
再接着修理 ¥5,200(税別)
往復運賃  ¥5,000(税別)
合計     ¥10,200(税別)
以上2016年7月現在の価格となります。



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