飾棚(3面ハッチ)の扉木枠の再接着修理

こんにちは・・・・新潟営業所のメンテナンス課からの紹介です。
 

今回は、約30年程ご使用いただいています飾棚(3面ハッチ)で、奥行面の片扉の
木枠外れ修理をさせていただきましたので、ご紹介させていただきます。
下記のカタログ画像の製品で、お部屋の間仕切りにもなり食器棚として使用でき、
様々なシリーズでモデル化された商品でした。
16060501.jpgのサムネイル画像のサムネイル画像
 
 

御客様のお話では、扉のガラスは幸い割れずに、向って右木枠を本体蝶番に残した状態で、
上下接着とも完全に外れてしまったとのことです。
お客様のご了解をいただき、外れた扉を一旦お預かりしての修理とさせていただきました。
 
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作業は、まずお預りした扉のガラスを取り外して行ないます。
接着が外れているのは、向って右木枠の上下2箇所だけでしたが、
その他でゆるんでいる箇所もあり、接合部を全て外して同様の作業を実施していきます。
外した接合部に残っている接着剤などを、まずはきれいに除去して清掃していきます。

16060504.jpg

 
 

次に接着剤を塗布して接着し、同時に ハタガネや荷締めベルトで圧締していきます。
 
16060508.jpg
 
 

※ハタガネ(旗金):日本古来の木工締め具。
今回は接着剤が乾燥するまで一時的に材料を押えておくのに使用しています。
 

最低、丸一日以上完全に接着が完了するまで圧締します。
その後、外していたガラスを取付けて完了です。
 
16060506.jpg
 

後日お客様宅にお伺いして、本体に扉を取り付けてました。

また、他の扉も点検を行いまして、異常がないことをお客様に伝えて作業を完了しました。

16060507.jpgのサムネイル画像のサムネイル画像
 
 

■今回の費用は、
扉再接着修理¥5200(税別)
お預りお届け費用¥5000(税別)
合計¥10200(税別)
以上、2016年6月現在価格になります。

2019年4月

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