食堂テーブルの天板角の修理を実施しました。

こんにちは
関西メンテセンターです

 

今回の修理紹介は、お預り致しました食堂テーブル(DC4800JK)の、

天板角の打ち傷及びヒビ割れ修理です。

製品主材はブナ材で、天板表面はムテニエ材の突板仕様です。

塗装色はコロニアルウォールナット色の製品です。

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天板角を打ちつけたことによりヒビ割れた部分に特殊な溶剤を流し込み、

専用の硬化剤を吹き付けて硬化させ、塗装色をなるべく残しながら作業していきます。

 

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削り落としの作業は割れ部分に盛り付けた接着材だけを削り落とすことが
重要で、まわりの塗装へのダメージを最小にとどめることに注意しながらの作業となります。

 

埋めとけずり作業をくりかえし、指さきで 割れ部分を触ってみて、違和感がない状態まで調整します。

 

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下地調整の仕上げに#600 サンドペーパーで完全に傷部分の平滑がでるまで調整します。

 

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天板表面に余分な塗料が付着しないように、養生して補修用のスプレーで軽く塗布しておいて、

色つきをよくしてから調整で削り落とされて、色がとれた部分に筆での色さしをします。

 

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筆での色さし完了。
さらに補修部分の周りとのバランスとるため着色のスプレーを軽く吹き付け傷の補修部分をぼかします。
ドライヤーで、十分乾燥させてから塗膜とツヤあわせの目的のため仕上げの

トップスプレーを吹きつけ塗装して完成です。

 

◆修理費用としましては、技術料金 ¥5,200(税別)
 お預りお届けの往復運賃 ¥6,000(税別)
 合計 ¥11,200(税別)となります。
◆価格は2015年6月当時のものになります。

2024年8月

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