2019年6月の記事

こんにちは、ドマーニ日本橋の冨田です。


毎年4月にイタリアで開催されている《ミラノデザインウィーク》、

視察に行って参りましたので、何回かに分けてご報告させていただきます。



今日は、イベントに合わせて行われたインスタレーションをご紹介します。



============LOUIS VUITTON============


貴族であるセルベローニ家の住居として建てられた

宮殿「パラッツオ・セルベローニ」が会場。

「オブジェ・ノマド」コレクションの新作をメインに展示していました。

歴史的な石造りの建物の中に、鮮やかで個性的な家具が映え、

より特別感を感じるインスタレーションでした。



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日本人デザイナー吉岡徳仁氏がデザインした

「BLOSSOM STOOL(ブロッサム スツール)」の展示も。



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=============HERMES=============


ブレラ地区の会場ラ・ぺロタで行われた「RAW MATERIAL」が

テーマのインスタレーション。

石垣でつくられた迷宮のような空間は、実際に中に入って

来場者自身も楽しみながら展示を見ることができます。



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=============住友林業==============


「REEVALUATING WOOD」

"木製の卓上パーテーションと天蓋がつくる空間"と題したインスタレーション。

筑波研究所が蓄積した「木の効果・効用」に関する知見を、

卓上パーテーションや天蓋など木のオブジェとして具現化したもの。

同じ木材を扱う企業として、その効用を伝えていく手段に興味がわきました。


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============SONY==============


「ロボットはどんなカタチになれば私たちの日常に自然に溶け込めるのか」

ということを4種類のロボットで提案展示していました。

擬人化されたものだけがロボットではない、

ということを気付かせてくれたインスタレーションでした。


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===========MT カモ井加工紙============


このイベント用につくられたマスキングテープを、

1階は家の形状に、地下階は椅子や食器・壁面にまで使用し、

マスキングテープの可能性を表現していました。


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中庭にあったFIATもマステでお化粧されていました。


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「魅せる」展示もありましたが、今年は「考えさせる」展示内容が

多かったように思います。

各企業の研究成果や、今後発展していくであろうコトなどを表現

したインスタレーションは、いつもよりも静かに、

でも心を惹きつけるものばかりでした。

こんにちは、ドマーニ日本橋の冨田です。


毎年4月にイタリアで開催されている《ミラノデザインウィーク》、

視察に行って参りましたので、何回かに分けてご報告させていただきます。



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世界でも1・2を争う家具の展示会《ミラノデザインウィーク》、

ミラノ郊外にある広大なフィエラ会場で行われる〈ミラノサローネ〉と

同じ時期に市内の様々な場所で行われる〈フオーリサローネ〉を

総称して〈ミラノデザインウィーク〉と呼んでいます。


今年のカリモクは、会場と市内に合わせて5箇所出展していました。

今日は、その5箇所をご紹介します。



============KNS/フィエラ会場============


フィエラ会場では、昨年に続きKNS(カリモクニュースタンダード)を展開。

「未完成」「不完全」をテーマとしたブースは、

クリエイティブディレクターのダヴィット・グレットリ氏によるもの。

下地がむき出しの壁面など、きれいにつくることが当たり前の会場内では、

かえって人目を惹いていました。


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==========KNS/フオーリ会場(ミラノ市内)==========


〈プライベートハウス〉と名付けられた、実際の邸宅を使った展示。

視察した日は天気にも恵まれ、庭にいてもテラスハウスにいても、

新緑やからっとした空気がとても心地よく感じました。


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=========KNS × SANWA/フォーリ会場(ミラノ市内)=========


キッチンメーカーのサンワカンパニーとKNSとのコラボレーション出展。

KNSらしい柔らかいラインとミニマム感が表現されています。


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==========KUNST/フオーリ会場(ミラノ市内)==========


昨年までの黒をメインカラーに据えたスタイリングとはガラッと異なり

ドレープを寄せた優しいベージュのカーテンやカーペットを背景に

上品で穏やかな設えに・・・

プロトタイプのダイニングや本革・ヌバックなどの張地の

バリエーションも紹介していました。


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========PLAYSCAPE/フォーリ会場(ミラノ市内)========


デザイナーの小林幹也さんとのコラボレーションで実現した

庭や駐車場を使ったプレイスケープ(=公園)。

木材や布など家具に使われる素材を使用した遊具類は温かみを感じ

童心に帰って楽しまれる方が多くいらっしゃいました。


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まだまだご覧いただきたい画像がたくさんありますので

少しづつご紹介していきますね。

こんにちは、ドマーニ日本橋の冨田です。


梅雨の時期に入り、今日もシトシトと雨が降っています。

なかなか気分もすぐれませんが、

こんな爽やかなテーブルコーディネートで

少しでも気持ちよく過ごしたいですね。



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===========今月のテーブルコーディネート===========


         テーマ:雨音を聞きながら幸せのティータイム


アフタヌーンティーは貴婦人たちの社交の場として、広範な分野の知識、

教養、センスが要求されて行われていました。

自宅でアフタヌーンティーは敷居が高い気がしますが、

ハイティーやティーパーティーは気軽に楽しめます。

私も自宅に友人を招いて楽しいハイティーパーティー。
グリーンとホワイトで梅雨のテーブルを爽やかな印象にしてみました。

季節の花、紫陽花とクレマチスを飾りシャンパンで乾杯!
至福のティータイムの始まりです。


                            ライフクリエイター 田部井幸子


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こんにちは、ドマーニ日本橋の冨田です。


昨年追加になり、好評いただいている生地《ヴェルゴラート》に、

合わせてお使いいただける《フォルゴランテ》が追加になります。


先日のSUMIKO HONDA新作発表会の際にも

エクセルライフコレクションのダイニングチェアに張り

展示いただきました。



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ヴェルゴラートと同じ糸を使っていますが、

織り方を変えることでまた違う表情に。



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ヴェルゴラートは地層をイメージしていますが

フォルゴランテは石をイメージしたブロック柄です。



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ダイニングチェアに張ってみましたが、

ブロック柄のサイズ感、伝わりますか?



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色はヴェルゴラートと同じ、4色ご用意しました。

使われている糸も共通なので、ソファを2トーン張りにしたり、

ソファをヴェルゴラート・ダイニングをフォルゴランテと張り分けしたりと、

融和性も高い新柄です。



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織物ならではの光沢感や、いくつもの色糸から出るミックス感が

奥深さを感じさせてくれますね。


実際に新柄としてお披露目させていただくのは7月下旬になりますが、

ヴェルゴラートと併せてぜひご覧ください。

お水で汚れが落ちる生地

こんにちは、ドマーニ日本橋の冨田です。


打合せでも使用するダイニングセットを新しくしました。


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フォルザコレクションのダイニングセット。

赤みの塗装に、爽やかなブルーが映えます。



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この生地はアクアクリーンといって、

軽い汚れならお水で落ちる、機能的なファブリックです。


スペイン製の生地ですが、今回は日本のプロダクトデザイナーである

小林幹也さんがデザインしたモノを張りました。


ちなみに小林幹也さんは、弊社でもHARUというシリーズを

デザインしています。



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こちらが、今回展示した〈HIKA〉。

色違いもあり、どれもナチュラルな色づかいで

合わせやすそうです。


この他にも、いくつかシリーズがあります。



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〈NOHARA〉



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〈JIU〉



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〈MACHI〉


サンプル帳には、それぞれイメージの元になったビジュアルが

添えてあり、ファブリックのデザインの面白さを伝えています。



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近くで見ると色々な色の粒が美しく、無地調ですが奥行を感じる生地です。

小さなお子様がいらっしゃったり、ペットを飼っていらっしゃるご家庭には

おススメしたいアクアクリーン、ぜひショールームでご覧くださいね。

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