第3回目 学習環境づくり座談会 子どもの成長にとって、子ども部屋とは?

今年の座談会は「リビング学習」がテーマ

リビング学習とは、子ども部屋で勉強させるのではなく、親の目の届くリビングで勉強させるスタイルのことです。
子どもにとっては親がそばにいることで安心して集中できますし、わからないことがあってもすぐに聞くことができるというメリットがあります。
今回の座談会ではリビング学習を実践している方々にお越しいただいて、
「リビングに机を置いている派」「机は置いていない派」のそれぞれのお話をお聞きしました。

学習机をお持ちの参加者の声
家事の忙しい時間に効率よく子供の勉強をすぐに見てあげたいということで
導線を犠牲にしても設置したいという思いをお持ちでした。

学習机をもっていない参加者の声
机を置きたいけれど設置する場所が無い方が多いです。
また、リビングが散らかるから机を置きたくない、との声もありました。

リビングに机を置くなら「家事をしながら目が届くところ」という声、多数!

目が届くところに机があると、「ひょい」と見れるのでいい

私はキッチンから見れるところに机を置きたい。別に和室もあるけど、和室だとわざわざ見に行かないといけない。リビングで勉強してくれると、すぐそばなので「ひょい」と見ることができて助かる。
 (Aさん)


家事をしながら目が届くところで勉強させたい

私自身もフルタイムで働いているので、帰宅すると、ご飯の用意や片づけなどが同時進行ではじまる のでダイニングテーブルでは勉強させられない。かといって「他の部屋に見に行く」という手間をかけられないので、私の作業の目の前で作業させる。
 (Eさん)

机は家事スペースから見渡せる場所にある。家事をやりながらも、子供の後ろ姿は見える。
 (Gさん)


ポイント
  • 皆さんに共通してた点は、キッチンスペースから勉強の様子が見える事でした。また、机無しの方はダイニングスペースでの勉強が多かったのですが、夕食時の準備と宿題が重なって、困ることもあったり、テーブルの上にはモノが多いとの声がありました。
  • TVの見えない位置に勉強スペースを設けると、よく聞きますが、「TVを消せばいいので、TVとの位置関係は気にしない」との事。
カリモクからのアドバイス カリモク家具 学習机担当 江川
  • 机を置かれる方
    1. 導線スペースを確保できるように机の奥行きは狭く、幅は、机のサイズバリエーションがあると間取りにあわせて設置しやすくなります。
  • 机無しでスタートする方
    1.家事スペースまで移動できる収納グッズがあると便利です。さっと出してさっとお片づけできる工夫がいいと思います。
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みなさん、やっぱり収納に悩んでいらっしゃいました

とにかくランドセルは隠したい!

ランドセルがごちゃごちゃするのが悩み。脇にかからないし机にも置けないので、床に放置している。
(Eさん)

ランドセルが見えると生活感がでてしまう。 (Eさん)


DIYショップで買ってきたフックで、収納スペース確保

特にランドセルは引き出しにいれっぱなしにしたいくらい。隠したい。ランドセルをどこかに”掛ける”という動作は子供はなかなかできない。(Bさん)

勉強している近くのキッチンカウンター回りに勉強関連のものを収納している。カバン類は、フックを取り付けてまとめて掛けるようにしている。(Aさん)


リビングには意外に収納がない見せるならおしゃれなものだけ見せたい

リビングには収納スペースが少なく物が散乱してしまうので、絶対、書棚を買おうと思っていた。(Fさん)

友人・知人を呼ぶのでリビングには物を置きたくない。素敵な、おしゃれなものだけ見せたい。(Fさん)


棚を横置きにして、直接目に入らないように工夫した

自営なのでリビングが仕事場でもありお客様と打合せたりもするので子供っぽいものは出したくない。
 (Bさん)

収納に高さが欲しく、デスクというよりはおしゃれな棚ものだといい。デスクの上に棚があると、一昔前の学習机みたいに見えちゃう。(Cさん)



学年が変わると持ち物が増えてくる・・・一体みんなどこにしまってるの?

3年生になるとモノが増えてくる。習字道具やピアニカや縦笛。みんなどうやって仕舞っているのか、一度見せて欲しいくらい。(Eさん)


学年が変わると持ち物が増えてくる

大きくなると、習い事などをはじめるのでかばんがたくさん増えてくる(Gさん)

収納は習い事のバックがはいりきらない。かけるところもない。入らないものは、市販のモノで無理やり置いてる。(Gさん)


ポイント
  • リビングでの収納は、オシャレに収納できれば、オープンにしたいが、オシャレに収納できなければ、隠したという声が圧倒的でした。その中でもランドセルとカバン類の収納に皆さん悩まれています。
  • また、家具はシンプルなものがよくどうやって収納をしていくかが具体的になっているとお悩みの解消にもなりそうでした。そこは、メーカーとしては是非提案をしていきたいと考えています。
カリモクからのアドバイス カリモク家具 カタログ担当 中埜
  1. ランドセルはお子様には掛けるという行為は難しいので置く収納がよさそうです。
  2. かばんも予想以上に多くなりますので掛けたりしまう計画は必要です。
  3. 机上スペースを狭めたくない方は書棚を横置きすれば、机上がスッキリします。
  4. 家具はシンプルなのを選び、細かい収納は、ファイルボックスやブックエンド等を使って整理すると、見た目もスッキリするし、収納物が変わっても対応しやすいです。
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「机」は個人の勉強スペースではなく、生活スタイルの中心の場所

机は僕(私)のスペース大切なものは机に置いてある おもちゃが置いてあると「?」と思うけれど、「僕のスペース」と考えると納得

息子は、勉強するための「机」と考えず、ここは「僕のスペース」と思っているようだ。親から見れば、おもちゃがなぜ勉強するところにあるのかな、と思うけど自分のスペースと考えると納得もできる。(Eさん)

主人も子供と同じく私物をリビングに散らかし放題。リビングに置かれるのが嫌だから別にワークルームをつくりデスク回りを主人の収納スペースにした。
現在は、机=勉強スペースではなく、生活のスタイルに関わるスペースとして存在している。(Bさん)


ポイント
  • このお話しのように、机は、勉強するための場所としての機能以外にいろいろな役割を担っている事を痛感しました。
    デスクがあると子どもには「ここに置きなさい、ここにしまいなさい、ここで勉強しなさい」としつけにもつながる可能性もあり、また大人にとってはライフスタイルの中心にもなる存在なんだと確信しました!
ここで座談会は終了。話し足りないところは、ショールームを見学しながらお聞きしました。

ショールームでは、開発担当をまじえて熱心に意見交換されていました

ショールーム見学では、学習机の実物を前にして、日々実際に使っている方ならではのお悩みやご意見をたくさんいただきました。
みなさん特に収納には関心が強いようで、どの参加者様からも熱い意見が飛び交いました。
中には新アイテムの開発を熱望される方もいらっしゃって、開発担当者にとっても非常に有意義な意見交換をさせていただくことができました。

学習机を前に「こんな商品があったらいいのに」と意見交換

皆さんの熱い想いをヒアリング中