ソファやダイニングでコロニアルスタイルのインテリアに!2人暮らしにぴったりなアイテム選びのコツ

ヨーロッパからの移民が新大陸アメリカで生み出したインテリアがコロニアルスタイル。
ヨーロッパらしい優雅な雰囲気がありながらも、シンプルで機能的、そして親しみやすいデザインが特徴です。
ソファやダイニングチェア・ダイニングテーブルをはじめ、さまざまな家具をコロニアルスタイルにすることで、まるでアメリカの開拓時代のようなクラシカルな雰囲気を味わえます。
そこで今回は、コロニアルスタイルの特徴や魅力について紹介します。
落ち着いた雰囲気のコロニアルスタイルは2人暮らしにもぴったり。
お部屋をどんなインテリアテイストにしようか迷っている人はぜひ参考にしてみてください。
そもそもコロニアルスタイルってどんなインテリア?
インテリアにはさまざまなテイストがありますが、その中でも長く愛されてきたコロニアルスタイルはご存じでしょうか。
コロニアルスタイルとは植民地様式という意味で、世界の主要な国々が植民地に自国の建築様式やインテリア様式を持ち込んで生まれたスタイルを指します。
イギリスやフランスといったヨーロッパ各国がアジアやアメリカを植民地とした際に、上品なヨーロッパのデザインと現地の文化や風土が混ざったものがコロニアルスタイルの特徴です。特にアメリカで発展したコロニアルスタイルは、イギリス様式の影響を大きく受けています。
イギリスの伝統的なデザインを取り入れつつ、シンプルさや機能性を求めているのがアメリカのコロニアルスタイルで、アーリーアメリカンといわれることもあります。
例えば、イギリスで生まれたウィンザーチェアは、アメリカに渡ってシンプルで実用的な椅子として大量生産され、長く愛用されることとなりました。
このようにアメリカのコロニアルスタイルは、ヨーロッパならではのアンティークなデザインを活かしつつ、現代の生活になじみやすく変化させている特徴があります。
コロニアルスタイルの家具は2人暮らしにもおすすめ
ヨーロッパの優雅で高級感のあるデザインがアメリカに持ち込まれ、新しい環境やその土地で得られる材料などと融合していくことで生まれたコロニアルスタイル。
シンプルさや実用性、堅牢さを重視したデザインへと変化していきましたが、その中にはヨーロッパらしい繊細な装飾も生きています。
テーブルや椅子の脚、チェストの取っ手などにクラシカルなデザインを取り入れつつも、全体はシンプルで機能的。また、曲線的なデザインが多いため親しみやすい雰囲気もあって、現代の日本でもなじみやすいインテリアスタイルといえます。
特に、大人の2人暮らしで落ち着いたインテリア空間を作りたいという時におすすめ。
あたたかみのあるアンティークな雰囲気は、共働きで日々忙しい人たちを癒してくれるはずです。
これから2人暮らしのための家具を揃えていきたい場合や、お部屋のインテリアテイストをどんな風にしようか悩んでいる場合は、ぜひこの機会にコロニアルスタイルを取り入れてみてはいかがでしょうか。
ソファやテーブルでコロニアルスタイルを取り入れる時のポイント
コロニアルスタイルのインテリアにするなら、リビングやダイニングなどメインとなる空間の家具デザインに注目するのがおすすめです。
ソファやダイニングなどの家具をコロニアルスタイルで揃えることで、欧米のようなトータルコーディネートが叶います。
リビングにはコロニアルスタイルのソファや1人掛け椅子を
ソファはリビングの主役ともいえる家具。
空間の中でも目に付きやすいアイテムなので、コロニアルスタイルのデザインを取り入れると、一気にアンティークでおしゃれな空間に見せることができます。
また、仕事で疲れた身体を癒すソファが、デザイン性の高いコロニアルスタイルなら気分も上がり、快適なリラックスタイムになるのではないでしょうか。
2人暮らしなら1人掛けのチェアを2脚置いて、それぞれが好きな時間を過ごせるようにするのもいいですね。
コロニアルスタイルのソファを取り入れたい場合は、脚やフレームの形状、カラーにこだわるのがおすすめです。
あたたかみのある木材を使用しているのがコロニアル家具の特徴で、脚や肘掛けは曲線的で細かな装飾が施されているとアンティークな雰囲気になります。
また、カラーは落ち着いたダークブラウンがコロニアルスタイルにはぴったり。
特に濃淡のある塗装がされていれば、使い込まれたような見た目になってクラシカルな空間を演出できるでしょう。
そしてコロニアルスタイルのソファといえば、草花柄のデザインも大きな特徴です。
大柄の花模様を使ったソファなら、リビングを上品な雰囲気に見せてくれます。
ダイニングにはコロニアルスタイルのテーブルやダイニングチェアを
ダイニングをコロニアルスタイルにするなら、テーブルやチェアのデザインに注目したいですね。テーブルは曲線的な形状の脚がポイント。
アンティーク調のデザインに加工されたものなら、優美な食卓に見せられます。
また、天板も角を落とした丸みのある形だと親しみやすい雰囲気になります。
特に円形ダイニングテーブルなら人数の増減にも対応しやすいため2人暮らしにもおすすめで、丸い形があたたかみのある印象にしてくれます。
そしてダイニングチェアはテーブルとのコーディネートも考えて選びましょう。
脚部のデザインに統一性を持たせたり、落ち着いたダークトーンのカラーで揃えたりすることで、アーリーアメリカンの雰囲気が高まります。
テレワークスペースにはコロニアルスタイルのライティングビューローを
リビングやダイニングの家具だけでなく、チェストやキャビネットなどの箱物家具やデスクにもコロニアルスタイルを取り入れることで、よりまとまりのあるコーディネートになります。
おすすめはヨーロッパらしい見た目が楽しめるライティングビューロー。
これはデスクと収納家具が一体になったもので、アンティーク家具でも見られることが多いアイテムです。
テレワークなどで使うデスクをコロニアルスタイルのライティングビューローにすれば、優雅で親しみやすい雰囲気の中でパソコン作業ができ、仕事のモチベーションも上がるのではないでしょうか。
リビングの一角をテレワークスペースにする時も、ライティングビューローなら収納とデスクの1台2役なので、スペースの有効活用ができます。
そして、アンティークな見た目がお部屋をコロニアルスタイルに仕上げてくれます。
カリモクのコロニアルシリーズでお部屋をまるごとコーディネートしてみよう
コロニアル家具を取り入れて優雅で親しみやすいインテリアを作ろう
今回は、コロニアルスタイルの特徴や魅力について紹介しました。大人の2人暮らしなら、クラシカルなインテリアにするのもおすすめ。
特にコロニアルスタイルは、ヨーロッパの優雅さがありながらもアメリカ由来のシンプルで機能的な面も兼ね備えているので、現代でも使いやすいデザインです。
そんなコロニアル家具を取り入れて、おしゃれなインテリアにしてみてはいかがでしょうか。
カリモクのコロニアルシリーズには豊富なアイテムがラインナップ
コロニアルスタイルのインテリアにしたいなら、ぜひカリモクの家具に注目してみてください。
カリモクのコロニアルシリーズは、トータルコーディネートシリーズの第1号として1974年に発表されました。
その当時の日本では、椅子やテーブル、箱物、小物といった家具のデザインを統一させるのは難しかったため、日本の暮らしを豊かにしたいとの思いからコロニアルシリーズを開発しました。
アイテムバリエーションが豊富で、お家をコロニアルスタイルで統一することができます。
ソファやダイニング、ライティングビューローなど、美しいデザインと機能性を兼ね備えたアイテムが豊富に揃っています。
そこで次の記事では、カリモクおすすめのコロニアルデザイン家具を紹介します。