掃除機や掃除道具の収納方法 押さえるべきポイントは?

できれば毎日、きれいに片付いたお部屋で心地よく暮らしたいですよね。
そのために、日々お掃除をがんばっているのではないでしょうか。でも、その肝心の掃除のための道具がしっかりと片付けられずに、困ることはありませんか?
とくに、日常的に使う掃除機は、大きくて場所を取るアイテムです。
そして、しまい込んでしまうとその度取り出すのが面倒になってしまいますよね。
そこで、大きくて収納場所に困る掃除道具の収納アイデアや、収納家具の選び方を詳しくご紹介します!
掃除道具をスッキリ片付けて、さっとお掃除できるようにすれば、毎日のお掃除のストレスも軽減できますよ。
収納にこだわって、快適な暮らしを実現させてみてくださいね。
掃除機を収納するときの3つのポイント
日常的に使う掃除機は、掃除道具のなかでも大きくて収納場所に困る存在です。
日々使用するものだからこそ、取り出しやすいかどうかも大事なポイント。
ここでは、掃除機を収納するときに意識しておくとよいポイントを3つご紹介します。
ポイント1.出し入れしやすい場所に片付ける
掃除機をはじめとした掃除道具は、掃除をすぐに始められるように取り出しやすい場所に置くことが重要です。
わざわざ他の部屋へ取りに行くのは面倒ですよね。
どこの部屋からどのような順番で掃除機をかけるかという流れや動線をイメージして、置いておく場所を検討してみてください。
リビングダイニングなどの頻繁に掃除をするエリアに置いておけば、気軽に掃除をスタートできます。
頻繁に出入りがあり、リビングダイニングに近ければ、納戸やパントリーなどの収納部屋に掃除機を置くことも考えられます。
収納部屋は物が多いため奥に置いておくと、ほかの荷物が邪魔になり取り出しにくくなるケースがあります。できるだけ、部屋の手前に収納するとよいでしょう。
ポイント2.掃除機の形に合わせた収納場所を作る
掃除機には、いくつかの形状があります。
「キャニスター型」と呼ばれる、長いホースと本体の繋がっているタイプがもっとも一般的かもしれません。
また、手軽に使える「スティック型」は、立てて収納するタイプの掃除機です。
横幅が少なくコンパクトな物が多い形状で、あえて隠して収納しないケースもよく見られます。
また、「ロボット型」掃除機を使っている方も多いでしょう。
床の上に置いた状態で収納し、使う時は持ち運ぶことなくそのまま掃除をスタートさせることができます。
使っている掃除機の形に合わせた収納場所を用意しましょう。
ポイント3.掃除機周辺の道具もいっしょに収納する
掃除機には、さまざまな付属品がある場合があります。
例えば、吸い込み口は通常、床面に対して横長に広く吸い込みができるノズルがついています。
しかし、部屋の角やすき間など用のノズルやブラシ付きなどのアタッチメントもあるでしょう。
また、ゴミを集めておくパックも必要です。それらのパーツやストックを収納しておく必要もあります。
スティック型の掃除機は立てて収納するための台や、充電器があるかもしれません。
このような付属品や、アタッチメント、シートタイプのフローリングワイパーや洗剤などの掃除用品も、まとめて収納しておくようにするとよいでしょう。
掃除機の形状別!おすすめ収納方法
掃除機の形状は、前述のとおり、大きく次の3タイプがあります。
- キャニスター型
- スティック型
- ロボット型
掃除機は形状によって、適した収納方法が変わってきます。
そこで、ここでは掃除機の形状別でどのように収納をすればよいかポイントをお伝えします。
キャニスター型
キャニスター型は、長いホースとモーターの入った本体を繋いだ形の掃除機です。
重量のあるモーター部分と手に持って掃除をする部分がわかれているため、軽い力で掃除ができます。
コンセントから直接給電するタイプがほとんどで、吸引力に持続性があるため広いスペースの掃除に適しています。
モーター部分の軽量化が進み、掃除中の移動や持ち運びは楽になりました。
しかし、全体のボリュームがありホースが長いため収納スペースもある程度の広さと高さが必要です。
床面に寝かせて置くと取り出すときに引っかかり出し入れがしにくいでしょう。
ホース部分を外して短くすることは可能ですが、掃除をするときにいちいちセッティングし直すのは面倒です。
できれば立てた状態で片付けておけるとよいでしょう。
スティック型
吸引力も向上しコンパクトで扱いやすいことから、気軽に使えて人気も高いスティック型の掃除機。
横幅が小さく壁に立てかけたり、スタンドに立てたりして簡単に片付けられます。
デザイン性の高いものは、キャニスター型同様に収納の中に片付けずにあえて見せる収納をしている方もいるかもしれません。
しかし、リビングダイニングに置くなら、やはり隠しておきたいアイテムの1つです。
スティック型は縦に長いため、収納する場所にも高さが必要になるでしょう。
また、充電式のタイプも多く、収納しながら充電する方が多いようです。
バッテリーを取り外すタイプと掃除機をそのまま充電するタイプがありますので、お使いの掃除機がどちらのタイプかを確認してみてください。
掃除機をそのまま充電するタイプの場合は、収納場所で充電がしやすいかどうかもポイントです。
ロボット型
ロボット型の掃除機を愛用している方も多いでしょう。
自動で掃除をしてくれるため、面倒な日々の掃除の手間が省けるメリットがあります。
家具や床に置いてある物が多いと掃除ができないといったデメリットもあります。
使いやすい掃除機かどうかは、ライフスタイルによって変わるので十分に吟味をしてみてください。
ロボット型掃除機は、充電をしておく必要があります。
適切な場所・環境に充電スポットを用意して、掃除が完了したら問題なく戻れるようにしなければいけません。
充電スポットは、コンセントがある段差がなく平らな場所に用意します。
また、ロボット型掃除機が安定して戻れるように、周囲にゆとりを持った広さを確保するようにしましょう。
掃除機におすすめの収納家具のポイント
掃除機を収納するための家具を選ぶときには、どのようなことを意識するとよいのでしょうか。
ここでは、掃除機におすすめの収納家具のポイントをご紹介します。
立てて収納できる高さがある
キャニスター型・スティック型の掃除機は、立てて収納しておくと使う時に便利です。
キャニスター型掃除機は、長さのあるホース・手持ち部分を立てて置けるだけの高さが必要です。
また、モーター部分が大きくなるため、きちんと収納できるか奥行きもチェックしておきましょう。
スティック型は1m20cm前後のサイズが多いため、収納の高さ1m25〜30cmは確保しておいてください。
斜めに収納することも可能ですが、その分幅を広くとってしまいます。
専用スタンドが用意されているタイプもあり、スタンドごと収納する必要があるかどうかも検討してみてください。
可動棚がある
掃除機を立てて収納するためには、収納家具自体も高いものを選ぶことが多くなります。
トール収納の場合は、掃除機の上を有効に活用するために棚が付いているものがおすすめです。
可動棚なら、しまうもの大きさによって高さを変えられるので便利です。
また、フックが取り付けられるものは、フローリングワイパーやほうきなどを吊るして収納できます。
カゴを引っかけて洗剤やウエットティッシュなどの保管場所として活用してもよいでしょう。
収納したまま充電ができる
充電式のコードレス掃除機は、使う前にしっかりと充電する必要があります。
収納家具内で充電ができるように、コンセントが使えるようになっていると便利です。
お掃除ロボット用の地板のない収納スペース
ロボット型の掃除機の収納場所は、段差のない平らな場所が適しています。
収納家具の多くは、一番下段でも地板があり床面とは一続きになっていません。
そのため、ロボット型掃除機が戻れず収納できなくなってしまいます。
そこで、ロボット型掃除機が戻れるように地板のないスペースが用意された収納家具があるとよいでしょう。
また、ロボット型掃除機は収納場所で充電をしなければならないため、コンセントの近くあるいは電源を収納内に引き込めるようにしておく必要があります。
インテリアにマッチする収納家具を用意する
大きな面積を取る掃除機用の収納家具は、リビングダイニングにあると目立ちます。
収納サイズや用途だけにこだわるのではなく、インテリアに合う素材や色を選びましょう。
掃除機をしっかり収納してすっきり暮らしましょう!
日常的に使うのに、意外とかさばる掃除機。
生活感が出るアイテムだからこそ、できればすっきり収納したいですよね。
使う掃除機のタイプに合わせて、出し入れがしやすくしっかり片付けられる収納家具を用意しましょう。
次の記事では、どんな掃除機のタイプにもぴったりの収納家具をご紹介します。ぜひ、参考にしてみてくださいね。