見せる収納でおしゃれなリビングに!お気に入りを素敵に収納するテクニック

リビングでは見せる収納でおしゃれなインテリアにしたいと考える人も多いはず。
特にお気に入りのアイテムはよく見える場所においておきたいですよね。
そんな見せる収納を成功させるには少しのテクニックが必要です。
そこで今回は、見せる収納でおしゃれなリビングにするためのコツを紹介します。
リビングに見せる収納を!そのメリットとは
収納方法は大きく分けて「見せる収納」と「隠す収納」の2種類に分けられます。
見せる収納はオープンラックやガラス扉のキャビネットなどを使って収納物が見えているスタイル、隠す収納は扉や引き出しつきの収納に入れて隠すスタイルです。
今回は、お気に入りのアイテムを楽しみながらおしゃれに収納できる見せる収納の魅力について紹介していきましょう。
暮らしに『好き』を飾る
見せる収納の最大の魅力は、お気に入りのモノをインテリアの一部として楽しめること。
スタイリッシュな生活雑貨や、思い出のコレクションをオブジェのように飾れば、空間が一気におしゃれになります。
アパレルショップのように帽子やバッグをディスプレイしたり、ブランド食器を飾るように並べたりするのも素敵ですね。
見るたびに気分が上がる、自分だけの特別な空間が生まれます。
趣味のコレクションなどをリビングに飾りながら収納するのも見せる収納の1つです。
このように、見せる収納では気に入ったアイテムがすぐ視界に入るので、普段の生活で気分が上がるのも魅力です。
物の迷子をなくし、片付けもスムーズに
見せる収納は、オープンラックやガラス扉のキャビネットなど、収納物が隠れないため、どこに何があるかひと目でわかります。
探す手間が省けるので、物の迷子を防げるのが大きなメリットです。
夫婦が共に使うアイテムの収納にも向いています。
特にオープンラックの場合、使いたいものをワンアクションでサッと手に取れる手軽さは、片付けのハードルを下げ、部屋をきれいに保つことにもつながります。
見せる収納を成功させるコツ
「見せる収納」は、おしゃれで便利な反面、「なんだか難しそう」と感じる方もいるかもしれません。
しかし、いくつかのコツを押さえれば、誰でも簡単に取り入れることができます。
ここでは、見せる収納を成功させるためのテクニックをご紹介します。
【1】収納物の見た目に統一感を持たせる
見せる収納にする場合は、収納物の見た目がインテリアの雰囲気を左右します。
そのため、インテリアテイストに馴染むアイテムかどうか、物の見た目に気を付けましょう。
特に、色や素材、形に統一感を持たせることで、インテリアの雰囲気に溶け込み、見た目もすっきりした印象になります。
また、収納するアイテムに統一感があることで、物が少し多くなってしまっても雑然とした雰囲気になりにくいです。
素材を揃えるなら、木製やファブリック、金属、陶器などをできるだけ統一するのがおすすめ。
色は2~3色に絞るとごちゃごちゃした印象になりません。
例えば、趣味のコレクショングッズを見せる収納にしたいときは、色や素材を揃えるのが難しいかもしれません。
その場合は形に統一性を持たせることで、見た目のごちゃつきを抑えておしゃれに収納することができるでしょう。
【2】収納スペースに余白を作る
棚板や仕切り板がついた収納家具を使って見せる収納にする場合、それぞれのスペースいっぱいに物を収納すると生活感が出てしまい、インテリア性が損なわれがちです。
また、ぎゅうぎゅうに物が詰まっていると出し入れがしにくくなり、片付けが億劫に感じやすくなることも。
そうなると物の出しっぱなしに繋がって、部屋が散らかりやすくなってしまいます。
すっきり片付いておしゃれな見せる収納にするには、収納スペースに余白を持たせるようにしましょう。
目安としては、スペースに対して7~8割程度の収納量にするのがおすすめです。
スペースに余白があることで抜け感が生まれ、収納物もアートのように引き立ちます。
また、余白があると物をスムーズに出し入れできるため、片付けも楽にできて出しっぱなし防止に役立ちます。
【3】物の定位置を上手に決める
おしゃれな部屋をキープするには、「片付けやすい仕組み」が欠かせません。その鍵となるのが、物の定位置をしっかりと決めることです。
使用頻度やサイズ、重さに合わせて物の場所を決めると、日々の暮らしがぐっと楽になります。
毎日のように頻繁に使うアイテムは、目線の高さなど、ラクに手が届く位置に置きましょう。
スムーズに物を出し入れできるので、出しっぱなしを防げます。
一方で、使用頻度が低いアイテムは、収納家具の足元や高い位置など、少し手の届きにくい場所が定位置です。
反対にサイズの大きい物や重たい物は、足元の低い位置を定位置とするのがいいですね。
重たくても持ち上げずに済むので、出し入れの際に苦労しません。
また、軽い物を高い位置、重たい物を低い位置にすることで、見た目の安定感が生まれます。
見せる収納にする場合はこの安定感もおしゃれなインテリアに見せる大切なポイントです。
そして、重心が低くなるので家具の転倒防止にも役立ち、地震対策にも繋がります。
見せる収納で注意しておきたいポイント
見せる収納にするには、注意点もあります。
デメリットや対策方法を考えておくことで、上手に見せる収納にすることができますよ。
どんな点に注意すべきか紹介していきましょう。
ホコリや汚れのつきやすさに注意
見せる収納にするとどうしてもホコリや汚れが気になりがちです。
特にキッチンが近い場合は、空気中に広がった油が収納物に付着しやすいため、ベタつき汚れになることもあります。
リビングとキッチンが近い場合は注意が必要です。
せっかく見せる収納にしたお気に入りのアイテムたちも汚れてしまっては悲しいもの。
オープンラックでの見せる収納を楽しむなら、掃除の頻度を増やしてホコリなどの汚れが溜まらないように気を付けましょう。
こまめにホコリを取っておけば、毎回の掃除も簡単に済むはずです。
おしゃれなホコリ取り用のモップを用意して、収納家具の近くに吊るしておけばいつでもサッと掃除できますよ。
また、こまめな掃除が苦手ならガラス扉つきの収納家具を使うのもおすすめです。
お気に入りを見せながら、汚れの付着を防いで収納することができます。
大切なコレクションアイテムの状態をキープするのにも役立ちます。
生活感の出やすいアイテムに注意
リビングで見せる収納にする場合、日常で使う生活雑貨などもしまうことが多いと思います。
その場合は、生活感のある見た目にならないように注意しましょう。特にティッシュなどの日用品は色や形の統一感がないパッケージが多く、ごちゃごちゃとした印象になりがちです。
そのまま見せる収納にしてしまうと、一気に雑然とした印象になってしまいます。
詰め替えケースを使ったり、おしゃれなバスケットに入れたりして、ちぐはぐなパッケージの日用品も見た目に統一感を持たせることで、うまく見せる収納にすることができます。
また、雑誌や本などもたくさん並べると意外とごちゃごちゃして見える場合があります。
そんなときは、ファイルボックスを使って整理しながら表紙を見えないように工夫するのがおすすめ。
雑誌や本のサイズがバラバラでもファイルボックスを統一して並べることですっきりした見た目になります。
見せる収納でお気に入りをおしゃれに片付けよう
リビングは見せる収納でおしゃれなインテリアに
今回は、見せる収納でリビングをおしゃれにするアイデアについて紹介しました。
見せる収納では収納物に統一感を持たせることでインテリア性がアップ。お気に入りがいつでも視界に入るため、普段の生活での気分も上がります。
上手に取り入れるためには、収納スペースに余白を作ったり、物の定位置を決めたりすることも大切です。
ホコリ対策も考えながら、見せる収納でお気に入りの空間に仕上げてくださいね。
カリモクの収納家具はお気に入りの見せる収納にぴったり
見せる収納で汚れが気になる場合は、こまめな掃除が欠かせません。
特に趣味のコレクションなどには、ホコリがつかないようにしたいもの。
そんなときには、ガラス扉つきの収納家具が便利です。
カリモクでは、お気に入りの見せる収納にぴったりなディスプレイシェルフやコレクションケースもご用意しています。
そこで次の記事では、見せる収納に役立つカリモクおすすめ収納家具を紹介します。
大切なコレクションアイテムも美しく飾りながら収納できる家具をピックアップしましたので、ぜひチェックしてみてくださいね。