ソファは素材にあったお手入れを!お気に入りを長く使い続けるための方法をご紹介

家族みんなが座ったり寝転がったりするソファは、どうしても汚れやすいもの。お気に入りのソファを長く使い続けるためには、こまめにお手入れをすることが大切です。
そこで今回は、ソファのお手入れ方法を紹介します。
ソファは、素材ごとにお手入れ方法が異なります。
布や革、合皮などの素材にあったやり方で汚れを落として、清潔なソファをキープできるようにしましょう。
ソファを長く使うためにはお手入れが大切!
くつろぎのスペースであるソファでは、家族みんなが思い思いの時間を過ごします。
座ったり寝転がったりするだけではなく、飲み物を飲んだりおやつを食べたりすることもあるでしょう。そのため、ソファはどうしても汚れてしまいやすいですよね。
素肌で触れると汗や皮脂も付着しがちで、特に小さい子どもがいるお家なら汚れた手で触ったり、食べ物が付いたりすることもあるでしょう。
また、ホコリや髪の毛、ペットの毛なども汚れのひとつです。
そんなソファの汚れは放っておくと変色やニオイにつながることも。
飲み物や食べ物をこぼしてしまった場合は、シミになるだけではなくカビが発生する恐れもあります。そのため、ソファは定期的にお手入れすることが大切です。
お気に入りのソファを長く使い続けるためには汚れをほったらかしにせず、正しくメンテナンスしていきましょう。
今回は、ソファのお手入れ方法を紹介しますのでぜひ参考にしてくださいね。
【素材別】ソファのお手入れ方法
ソファのお手入れ方法は素材によって異なります。
そこで、素材別にメンテナンスの仕方を紹介していきます。お使いのソファが布・本革・合成皮革のどの素材を使っているかチェックして、正しいお手入れをしましょう。
ソファのお手入れ方法【布張り】
布張りの場合、まずは日ごろのお手入れとして定期的に掃除機でゴミを吸い取ったり、やわらかいブラシでブラッシングしたりしましょう。
ペットがいるお家なら毛がついていることもよくあります。また、ソファでおやつなどを食べることが多いなら、食べかすが落ちているかもしれません。
座面クッションや背当てクッションの下にもゴミが溜まりやすいので、掃除機などを使ってしっかりゴミを取っておきましょう。
素肌が触れるソファには手垢や汗もつきやすいです。
特に布張りの場合は、手垢や汗の汚れが付いたままだと、布地が劣化して破れの原因につながる恐れも。
そのため、定期的に拭き掃除でお手入れすることが大切です。
30~40℃のぬるま湯1Lに対し、中性洗剤小さじ1程度を薄めた液を用意したら、やわらかいタオルを浸します。
タオルを固く絞ってカバーの毛並み方向にやさしく拭いていきましょう。
全体を拭き終わったらきれいなぬるま湯に浸したタオルを固く絞り、洗剤残りがないように拭き取っていきます。
最後に吸水性の高いやわらかい布でやさしく乾拭きし、自然乾燥させれば終了です。
布張りソファに飲み物などの水溶性汚れが付着した場合は、まずはティッシュややわらかい布で吸い取るようにします。
そして、水やお湯で濡らしたタオルで拭きとりましょう。この時、こすって汚れが染み込んでしまわないようにするのがポイントです。
その後、先ほどご紹介した手垢や汗の落とし方の手順でお手入れを行ってください。
また、布の汚れなどを付きにくく、取りやすい状態にする専用のメンテナンスキットを使用するのもおすすめです。(※カリモク・ブランドの布地にのみ使用可能。)
ソファのお手入れ方法【革張り】
革張りソファは水に弱いため、日ごろのお手入れはやわらかい乾いた布を使ってやさしく拭くのがポイント。
この時、汚れを取りやすくする薬剤を染み込ませた化学雑巾は使用しないでください。
また、普段の使い方に気をつけることでも、革張りソファを長持ちさせることができます。
まず、直射日光の当たる場所に革張りソファを置くのは避けましょう。
リビングの窓際に置く場合は、レースカーテンなどで日光を遮る工夫が必要です。
また、エアコンといった冷暖房機器の風が直接当たるのもNG。
革が乾燥する恐れがあり、ひび割れなどにつながります。
そのほか、ビニール製品を置きっぱなしにしていると、色が移ってしまう可能性もあるので注意しましょう。
そんな革張りソファの汚れ落としには、専用のメンテナンスキットを使うのがおすすめ。
革に必要な水分や栄養を与えて保護する効果もあります。メンテナンスキットを使用する時は、事前に目立たないところで試しておくことがポイントです。
ソファのお手入れ方法【合成皮革張り】
合成皮革張りソファの場合も、日ごろのお手入れはやわらかい布で軽く乾拭きします。
飲み物や食べ物の汚れがついた場合は、中性洗剤を3~5%程度に薄めたぬるま湯にやわらかい布を浸し、硬く絞ってから拭き取っていきます。
次に水拭きで洗剤をしっかり拭き取ったら、乾拭きして自然乾燥させましょう。
また、汚れ落としには専用のクリーナーを使うのもおすすめです。化学雑巾、ベンジンやアルコール系を含む溶剤、ウェットティッシュなどは色ツヤが変化したり、軟化したりする原因になるので避けてください。
合成皮革張りソファも革張りと同様にビニール製品の付着に注意。長時間重ねたままだと変色してしまう恐れがあります。
ソファ木部のお手入れ方法
ソファのお手入れ方法がわかったら、木部もチェック。
木製の肘掛けや脚部分もしっかりお手入れして、ソファを長く使い続けられるようにしましょう。普段はやわらかい布で軽く乾拭きしてお手入れを行います。
木部の表面は常に清潔にして乾燥した状態をキープすることが大切です。
この時、化学雑巾などは使わないようにしてください。そして、飲み物など水分をこぼした場合は、やわらかい乾いた布ですばやく拭き取り、しっかり乾燥させましょう。
油汚れなどが目立つようであれば、30~40℃のぬるま湯1Lに対して中性洗剤小さじ1程度を薄めた液にやわらかい布を浸し、固く絞ってやさしく拭きます。
次にきれいなぬるま湯に浸した布で洗剤残りがないよう2度拭きし、最後にやわらかい布で乾拭きします。
最後に吸水性の高いやわらかい布でやさしく乾拭きし、自然乾燥させれば終了です。
ソファの木部も直射日光の当たる場所はNG。
ほかにも暖房器具の近くで高温になる場所や湿度の高い場所なども苦手なので、設置位置に気をつけることも長持ちさせるコツです。
定期的にソファをお手入れして長く愛用できるようにしよう
ソファの素材にあったお手入れで長く使えるようにしよう
今回は、ソファのお手入れ方法について紹介しました。
ソファは素材によって適切なお手入れ方法が異なります。お使いのソファにあったメンテナンスを行えば、長く使い続けることができるでしょう。
また、汚れはため込まず、こまめにお手入れすることも長持ちの秘訣です。お気に入りのソファがずっと使えるようにいつも清潔な状態を心掛けたいですね。
布張りのカバーリングソファならもっとお手入れが楽に!
ソファはこまめなお手入れが大切といっても、子育て世代やペットのいるお家では汚れが気になりやすく、その都度掃除をするのも大変です。
そんな時は、布張りのカバーリングソファを取り入れるのがおすすめ。カバーを取り外すことができるので、お手入れしやすいのがメリットです。
そんなカバーリングソファはカリモクで豊富に取り扱っています。
そこで次の記事では、カリモクおすすめのカバーリングソファを紹介します。
お手入れしやすくて長く愛用できるソファが欲しいという人はぜひチェックしてみてくださいね。