見せる収納をセンスよく仕上げる4つの基本ルール

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続いては、見せる収納をセンスよくつくるためのルールを紹介します。キッチンやリビングなどの見せる収納は、ともすれば「出しっぱなし」や「置きっぱなし」に見られてしまうことも多いものです。以下にご紹介する基本のルールを参考に、おしゃれな見せる収納をつくってみませんか。

1.余白をつくる

見せる収納にこなれ感や抜け感を出すためには、モノを少なめに並べ、余白をつくることがポイントです。これは見せる収納だけでなく、ディスプレイを飾る際にも活用できるルール。隙間なく並べてしまうと、ごちゃついた雑多な印象となり、生活感が出てしまいます。ちょっと物足りないかなと感じるくらいでOKです。

2.収納するモノに統一感を持たせる

収納するモノは形や大きさ、色や素材などが揃っているとまとまりが出て、すっきりとした雰囲気に仕上がります。たとえばキッチンならお玉やフライ返しなどを同じ金属素材で揃えておけば、出しっぱなしでもおしゃれな収納が叶います。

また、そのままでは生活感の出やすい洗剤や食品は隠したり、おしゃれなボトルや容器などに詰め替えたりするのがおすすめです。

3.隠す収納と組み合わせる

こまごました生活雑貨などは、無理に見せる収納でしまう必要はありません。とくに文房具や郵便物、グルーミンググッズなど生活感が出やすいアイテムや見せたくないアイテムは、かごやバスケットを利用して上手に隠して収納するのが正解です。この場合、かごやバスケットなどの収納アイテムは同じ種類や色、素材で揃えるとすっきりとおしゃれに見えますよ。

4.大きいモノや重いモノは下へ配置する

面積を占める大きなモノ、重量感のあるモノは棚の下段に配置すると重心が下になり、バランスよく見せることができます。リビングなら雑誌や本、キッチンなら鍋やガラス製品などは下段に置くとよいでしょう。上段に配置すると、地震などの際に棚が倒れやすくなったり、怪我などのリスクが高まったりするなどの危険性もあるため、安全対策としても効果的です。

また、逆に小さいモノ、軽いモノは目線の高さに配置すると抜け感が出て、空間がごちゃついた印象になるのを防げます。


ディスプレイと見せる収納を工夫して自分だけの空間をつくろう


お気に入りの空間で気分もアップ!

ディスプレイや見せる収納はちょっとしたコツを実践することで、グッとおしゃれに見せられます。つい自己流であれこれ飾ってみたくなりますが、まずは基本のルールを忠実に実践してみるのがおすすめです。慣れてきたら少しルールから外れてみて、自分らしい飾り方を見つけてみるのも楽しいですよ。お気に入りのアイテムが並ぶ様子は見ているだけで幸せな気持ちになるものですよね。自分だけのおしゃれで気分が上がる空間をつくってみましょう。

ディスプレイや見せる収納はカリモクの家具で

ディスプレイや見せる収納などにこだわるなら、家具にもこだわりたいですよね。スタイリッシュな家具なら、空間をさらにおしゃれに格上げしてくれること間違いありません。

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