もうプリント散らからない!リビング学習でもすっきり空間をキープする整理収納のコツ

すっかり一般的となったリビング学習。「子どもが落ち着いて学習できる」、「親の目が行き届きやすい」などメリットが多く、実践しているご家庭も多いのではないでしょうか。
しかし一方で、片付けに関するデメリットもあります。筆者がママ友とリビング学習について話していると、よく話題に上がるのが片付かないという話。リビング学習をさせたいけど片付けがうまくいかないと困っているママたちは少なくないようです。
そこで今回はリビング学習をしていてもすっきり空間をキープできる収納や整理のポイントについて解説します。
リビング学習のデメリットは「片付かない」こと!
メリットにばかり目がいきがちなリビング学習ですが、なかなか片付かないというデメリットも知っておく必要があります。
学用品やランドセルが置きっぱなしになる
子どもが帰宅後、ランドセルを床に置いたままにしたり、使った文房具や教科書類をテーブルに置きっぱなしにしてしまうことが多くなります。いつの間にかリビングが子ども部屋化してしまうことも......。
プリント類があちこちに散乱する
子どもは学校や塾からたくさんのプリントをもらって帰ってきます。子どもから渡されたものの、つい後回しにしてしまい、大事なプリントに限って行方不明になることも......。
空間が雑然とした印象になる
学用品や教科書、プリント類などがあちこちに散乱しやすく、リビングやダイニングの
空間全体が雑然とした印象になってしまうことも少なくありません。何がどこにあるか分からず、探し物が増えることも......。
リビング学習でもすっきり空間をキープする整理のコツ
なかなか片付かず、モノが散らばった空間では子どもは学習に集中しにくく、せっかくのリビング学習の効果を十分に得ることができません。また、家族が集い、くつろいで過ごすはずのリビングが落ち着かない空間になってしまうことも多いようです。
そこでまず取り組みたいのは、整理しやすいように工夫することです。以下の2つの点に注目して整理しやすい空間に整えましょう。
子どもの視点で整理しやすいかどうかを考える
一般的にリビングは家族でくつろぐスペース。そのため、子どもが学習する際の使いやすさや整理しやすさなどはあまり重視されていません。そこでリビング学習を行うのであれば、子ども自身で無理なく整理できる収納やレイアウトにする必要があります。
たとえば子どもが落ち着いて座っていられる場所にしたり、子ども自身でしまいやすい場所をランドセル置き場にしたりといったちょっとした工夫で、子どもでも難なく片付けができるようになります。子ども自身で片付けられる力も身につき、一石二鳥ですね。
便利で使いやすい家具を取り入れる
より整理しやすさを求めるなら、今ある家具だけでは対応が難しいかもしれません。子どもでも使いやすい、便利な家具を取り入れることでよりスムーズに整理整頓できるようになるでしょう。
最近はリビング学習で使われることを視野に入れた家具も多くあり、子どもが使いやすいよう設計されています。どんな家具を選んだらいいか分からないというママやパパは、そういったアイテムを選ぶのもおすすめです。
プリントは「受け取ってすぐの判断」で散らかさない!
多くのママの頭を悩ませるのが日々持ち帰ってくる多くのプリントです。今週の時間割のプリントがどこかへ行ってしまったり、何ヶ月も前の給食献立表が残っていたりしまうことも多いですよね。行方不明になりやすいプリント類ですが、リビング学習なら子どもに「プリントを出してね」などとすぐ声がけでき、その場で一緒に片付けしやすいというメリットがあります。次のような方法を参考に、親子で上手にプリントを管理しましょう。
プリントの行き先は3つ!
プリントは内容に応じて以下の3つの行き先に分類しましょう。
1.ゴミ箱
2.一時保管ボックス
3.年間保管ファイル
内容を確認するだけのプリントは受け取って読んだらゴミ箱へ、参観日や運動会のお知らせなどは一時保管用の箱へ、1年間の行事予定などは年間保管用のファイルへ、といった具合です。
ポイントは受け取ってすぐ判断すること。一時保管ボックスは週末に、年間保管ファイルは年度末になど、定期的に中身を見直すことで必要以上にプリントが溜まってしまう心配はありません。
面倒に思えますが、3つの行き先をきちんと設定し、片付くしくみを作っておけば意外とラクに取り組めます。
スマホで管理する方法も
スマホを使い、思い切ってペーパーレスに管理する方法もあります。カメラアプリを使ってプリントを撮影しておくだけでもかまいませんが、専用アプリを使えばより管理しやすくなるため、外出先や仕事場にいる時に予定が入りそうな時、すぐに子どもの予定が確認できとても便利でおすすめです。
リビング学習と快適なリビング空間を両立させる収納のアイデア
続いて、子どもが学習に取り組みやすく整理整頓しやすい、さらに家族もくつろげるリビング空間を作るための具体的な収納アイデアをご紹介します。
可動収納を活用する
リビング学習をする際に教科書や学用品をラクに持ち運びできる、「可動収納」を活用する方法なら、必要なモノだけを使う場所に持ってくることができます。
移動させるモノが少ないのであれば、ボックスやバスケットなどにひとまとめにしておくだけでOK。またはキャスター付きのラックやワゴンならたくさんのモノをまとめて収納でき、スムーズに移動させられます。
学習が終わったらきちんと片付けて元の場所へ戻す習慣をつければ、すっきりしたリビング空間がキープできます。
一角に子ども専用スペースを設ける
リビングの一角に専用のスペースを設けることで、子どものモノがあちこち散らばりにくくなります。オープンタイプのラックなら出し入れが簡単なので、子どもでも整理整頓がしやすくなるでしょう。ランドセルや教科書類など、モノの定位置を決めて収納することで整理整頓しやすくなります。
収納にボックスやバスケットを組み合わせて使うことで、ごちゃつきは適度に隠せます。さらに、収納アイテムの色やテイストを合わせることで、見栄えよく片付けられます。
自分の場所だと意識できるよう、床に小さめのラグを敷くのもおすすめです。自分専用のスペースだと認識しやすく、自分でやってみよう!というやる気を刺激できます。
すっきり整頓された空間なら子どもも学習に集中しやすく、家族もくつろげる
子どもも整理整頓しやすい収納のしくみですっきりリビングを実現
リビング学習を実践している家庭では「文房具が常にテーブルに置いてある」、「いつもプリントや学用品が散らばっている」などの悩みをよく耳にします。散らかった状態では子どもの集中力にも影響を与え、せっかくのリビング学習の効果も半減してしまいますよね。
リビング学習に取り組みやすく、家族がゆっくりくつろげる空間にするには、子どもが整理しやすく管理しやすい収納のしくみをつくることです。移動収納や子ども専用スペースを設けるなど、ライフスタイルや子どもの使いやすさなどに合わせて考えたいですね。
リビング学習に活躍する便利な家具はカリモクで揃えよう
リビング学習は収納アイテムの活用が肝心です。子どもでも使いやすい収納グッズや家具などをうまく利用し、片付けやすいしくみを作りましょう。
そこで次の記事では、リビング学習に役立つカリモクの収納家具についてご紹介します。
「文房具やプリント、教科書がいつも散らかっている」「子どもがうまく片付けられない」といった、パパママの悩みを解決できる優れものばかりです。
気になる方は、併せて確認してみてくださいね。