【狭い部屋のインテリア作り】限られたスペースを広くおしゃれに見せるテクニック

狭い部屋ではおしゃれなインテリアにするのが難しく感じてしまいますよね。
しかし、限られたスペースでも家具の選び方やレイアウトに気を付けるだけで開放的でおしゃれな空間に見せることが可能です。
そこで今回は、狭い部屋を広々と見せるためのインテリアテクニックについて紹介します。
狭い部屋をおしゃれで快適なインテリアにするためには
狭い部屋でもおしゃれなインテリアに見せるためには、限られた空間をどのように使うのか考えることが大切です。
どんな点に気を付ければいいのか紹介していきましょう。
視線を意識して家具の配置を考える
インテリアを考えるときに、部屋を広く感じられるようにするには視線を意識するのが大切です。
部屋の入口に立った際に、自然と部屋の奥側へ視線がいくようなインテリアだと、奥行き感が出て空間が広く感じられます。
そのためには、家具のレイアウトや照明器具の取り入れ方にこだわるのがおすすめ。
視線が家具で遮られないように配置を工夫することで、部屋を開放的に見せられます。
また、スタンドライトなどの照明器具を使うことでも奥行きのある演出ができるため、開放的な空間作りに役立ちます。
具体的なレイアウトテクニックについてはこのあと詳しくご紹介しますので、ぜひ参考にしてくださいね。
限られたスペースを有効活用する
狭い部屋では限られたスペースを有効活用できるように工夫しましょう。
例えば、壁面収納を取り入れることで、大容量の収納スペースを確保することができます。
デッドスペースになりがちな家具の上の空間も活用できるのがメリットですね。
サイドボードなどの収納家具を選ぶときは、開き戸ではなく引き戸にすることで扉を開けるスペースが必要なくなるので、狭い部屋でも置きやすくなります。また、多彩なサイズバリエーションから選べる家具を取り入れることで、スペースぴったりに設置することができるため、デッドスペースが生まれにくくなります。
そして、1台で何役にもなる機能的な家具を使うのもおすすめです。
例えば、パソコンデスクにもなるドレッサーがあれば1台で2通りの使い方ができるため、家具の数を減らすことができますね。
ほかにも、ダイニングチェアの代わりにソファを組み合わせるソファダイニングなら、食事とくつろぎの空間を一緒にすることができるため、空間の有効活用になります。
このように、多機能な家具を選ぶことで限られたスペースを有効活用できるため、狭い部屋を開放的なインテリアにするこができるはずです。
狭い部屋を広く見せるインテリアのコツ
狭い部屋を広々と開放的に見せるためのインテリアテクニックを紹介します。
色の選び方や家具のレイアウトを少し工夫するだけでも部屋の圧迫感を抑えることができますよ。
【1】開放的に見えるよう家具をレイアウトする
先にお話ししたように、部屋を広く感じさせるためには視線を意識したインテリア作りが大切です。ドアを開けたときに部屋の奥まで視線が抜けるように、家具の配置は直線状にしましょう。ソファや収納家具などを壁に寄せ、ドアから奥に向かって1本の通路を作るように床を見せることで抜け感が生まれ、視線が自然と部屋の奥側にいくようになります。
また、家具の高さも意識してレイアウトを考えましょう。
部屋の入口側には背の高い家具を置き、奥に向かうにつれて家具の高さが徐々に低くなっていくような配置にすることで、遠近法によって奥行きがあるように感じられます。
また、背の高い家具は圧迫感が出やすく部屋が狭く見えてしまいがちですそこで、ドアを開けたときに視界に入りにくい、入口付近の死角になる位置に配置することでその圧迫感を軽減するメリットもあります。
【2】家具やファブリックに明るい色を選ぶ
インテリアのカラーコーディネートも狭い部屋を広く感じさせるために重要なポイントです。
ホワイトやベージュなど明るい色は膨張色と呼ばれ、実際よりも広く見せる効果があります。
そのため、カーテンやラグ、ベッドリネンなどのファブリックを明るい色で統一することで部屋が広く見えます。
また、家具の色も明るい色の方が軽快な印象になるため、部屋を広く感じさせるのに役立ちます。
ソファの張地をホワイトやライトグレーなどにしたり、木製家具のカラーをダークブラウンではなくライトブラウンにしたりと色の選び方によっても部屋の広さの感じ方が変わるので、カラーコーディネートの参考にしてくださいね。
【3】照明の光で奥行きを感じさせる
間接照明を使って壁を明るく照らすことでも、部屋を広く見せる効果が期待できます。
部屋の入口側に立った際、その対角線上にある一番奥の部分に間接照明を取り入れてみましょう。
壁側を明るく照らすことで自然と視線がいくようになって奥行きが感じられます。
スタンドライトやスポットライト、ダウンライトなどを使って部屋の隅に光を当てるようにするのがおすすめです。
また、光によって陰影が生まれるため、雰囲気のあるおしゃれな空間を演出するのにも役立ちます。
狭い部屋に置く家具の選び方
狭い部屋をおしゃれで広々としたインテリアにするためには、どんな家具を使うのかも重要です。
そこで、狭い部屋に取り入れやすい家具選びのポイントを紹介します。
【1】高さや奥行きを抑えたコンパクトサイズを選ぶ
狭い部屋で使う家具はなんといってもコンパクトなものが適しています。
限られたスペースを圧迫しないので、室内を移動する動線の確保もしやすくなります。
そして、壁や床の見える面積が大きくなるほど部屋が広く見えるため、家具の高さや奥行きのサイズが小さいほど狭さを感じにくくなるのも特徴です。
背の低い家具を選ぶと壁が広く見え、奥行きが小さい家具を選ぶと床が広く見えますね。
このように、コンパクトなサイズ感に注目しながら選んでいくのがおすすめです。
【2】軽快なデザインを選ぶ
狭い部屋では家具のデザインにも注目し、できるだけ圧迫感のないものを選びましょう。
例えばソファを選ぶときは、脚付きのものがおすすめ。脚があることで床が見えるので、部屋を広く感じさせることができます。
特に細身の脚のものだと軽快な印象になるので、圧迫感を抑えてくれます。
デスクやテーブルなども細身の脚を選ぶといいですね。
また、四角いデザインよりも丸みのあるデザインの方が広く感じさせることができます。
ダイニングテーブルやサイドテーブルなどに丸いデザインを取り入れるのもいいでしょう。
【3】多用途に使える機能的なものを選ぶ
機能性の高い家具を選ぶことでも、狭い部屋を快適にするのに役立ちます。
例えばベッドのヘッドボードやテーブル下に収納スペースがあれば、簡単に片付けられて部屋の散らかりを防止できます。
ごちゃごちゃと物が散らばっていると部屋を狭く見せる原因にもなるので、楽に片付けられる家具を使うと便利です。
また、ソファベッドやデスク兼用ドレッサーなど、いろいろな用途に使える家具もスペースの有効活用になります。
そして、伸長式のダイニングテーブルがあれば普段はコンパクトに使え、来客時や作業時など必要なシーンだけ広げて大きく使えるので、狭い部屋で活躍します。
多機能な家具があれば、たくさんの家具を置く必要がなくなるため、狭い部屋を圧迫しにくくなりますよ。
家具選びにこだわって狭い部屋でも快適なインテリアに!
狭い部屋が広く見えるようインテリアにこだわろう
今回は、狭い部屋を広く快適に見せるためのテクニックについて紹介しました。
家具の選び方やレイアウト方法に気を付けるだけで、広々とした部屋に見せることができます。
また、ファブリックの色に気をつかったり、照明を取り入れたりして、部屋の圧迫感が抑えられるように工夫してみましょう。
これから家具を購入するのであれば、コンパクトなサイズ性や軽快なデザイン、機能性の高さに注目して選ぶのがおすすめです。
カリモク家具なら狭い部屋も快適なインテリアに
狭い部屋ではコンパクトなサイズで、機能性の高い家具を使うのがおすすめです。
そんなときに便利な家具をカリモクでは豊富に取り扱っています。そこで次の記事では、狭い部屋でも快適に使えるカリモク家具を紹介します。
コンパクトな収納家具や2wayで使えるドレッサーなど、便利なアイテムばかりなのでぜひチェックしてみてくださいね。