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長く座っても疲れにくい、ダイニングチェアの選び方

ダイニングチェアは食事中だけでなく、食後にくつろいだり家族で団らんしたり、長く座ることも多いので心地よさを大切にしたいですよね。
また、リビング学習やテレワークが普及し、ダイニングを仕事や勉強の場として使うことも増えています。
座る時間が増えると、気になるのがダイニングチェアと身体の相性。そして、長く使いたいと思うとメンテナンス方法も気になります。

意外とチェックポイントが多く、選び方の難しいダイニングチェア。この記事では、ダイニングチェアのお悩みと、悩みを解消できる選び方のポイントをご紹介します。
どんなダイニングチェアにしようか迷っている方は、ぜひチェックしてくださいね!

ダイニングチェアの悩みや失敗談

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ダイニングチェアの悩みや失敗談としてよく聞かれるものには、以下のようなものがあります。ダイニングチェア選びで後悔しないためにも、ぜひ知っておきましょう。

  • 長く座ると疲れてしまう、腰が痛くなる
  • 体格にあっていない
  • シートが汚れやすい、カバーが洗えない
  • シートが破けても、張り替えができない
  • 一脚だけ買い足したいときに、同じデザインの商品がない

座り心地やメンテナンス・修理に関するお悩みが目立ちます。座り心地はショールームなどで体感できるので、できれば家族全員が座り心地を試せるとよいですね。
修理方法やメンテナンスについては、購入時に確認、もしくはホームページなどから確認しましょう。

意外と盲点なのが、一脚だけ買い足したい、シートの張り替えをしたい、と思ったときに対応してくれるか否かです。

長く使えるダイニングチェアを選ぶ際には、修理やメンテナンス方法、アフターサービスについても確認しておきましょう。


失敗しないダイニングチェアの選び方、ポイントは?

実は人間にとって一番自然な姿は、立ち姿勢なんです。そして座り姿勢の方が、身体に負担がかかることが人間工学から分かっています。ちょっと意外ですよね。
そのため、長時間座っても疲れにくいチェアを探す際には身体への負担を極力少なくすることを意識しなければなりません。

ここでは、身体に優しいダイニングチェアを見つけるポイント、また長く使うためのポイントもあわせてご紹介します。


身体にフィットするダイニングチェアを選ぶ

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ダイニングチェアは、身体に合ったサイズであることが重要です。
サイズが合っているかを確認するには、座ってみるのがおすすめ。その上で以下のポイントをチェックしましょう。

  • 足が床にしっかり着くか
  • 背中全体が背もたれにフィットしているか
  • 腹部が圧迫されていないか
  • 腰部にすき間がないか
  • 太ももの下に、1~2cm程度のゆとりがあるか

つまり、姿勢に無理なくラクに座れるダイニングチェアが適切なサイズと言えます。
店頭で試しに座った際に「少しの違和感だから大丈夫」と思っても、長く使っているうちに気になってしまうこともあるので、妥協しないようにすることをおすすめします。

自分にぴったりのダイニングチェアを選ぶには、座り心地を確かめることが大切。
シートのクッション性や背もたれのカーブや高さなど、フィット感をまずは確認しましょう。

また、座っている間だけでなく、立ち座りの動作が伴うときに身体に負担がかからないかもチェックポイントですよ。

一見すると、同じように見えてしまうダイニングチェアの中には、身体に負担がかからないよう、綿密に考え抜かれた商品もあります。
そうした椅子には、「理想の座り心地」を追求してさまざまな工夫がされています。

理想的な座り心地に必要な条件はさまざまありますが、「からだへの圧迫が軽減・分散していること」、さらに「背骨が正しく、腰部がほどよくサポートされていること」が非常に重要です。

背もたれがあるダイニングチェアは、身体を支える場所が増えるので、自然と体圧が分散されます。
背もたれのカーブの角度やクッションの材質を工夫することで、さらに体圧分散性を高めたダイニングチェアもあるんですよ。

そして大切なのは、一般的に座りやすいと言われる椅子でも、実際に自分で座ってみて決めることです。

体格や姿勢によって、座りやすい椅子は異なります。何度も買い替えるものではないので、可能であればショールームに赴いてフィット感を確かめてみましょう。


テーブルと高さのバランスの良いものを選ぶ

長時間座っても疲れにくいダイニングチェアを選ぶ際には、チェアのサイズに加え、チェアとテーブルとの差尺もとても大切です。
テーブルとチェアの高さが適切でないと、間が狭い場合は食事や作業をするときに前かがみになり、楽な姿勢がキープできなくなります。間が広い場合は食事や作業をするときに腕が上がってしまい、疲労感が大きくなります。

最近ではテレワークをする機会も増えたため、ダイニングで仕事をする可能性があるのであれば、パソコンの高さとの相性も考慮しておくようにしましょう。

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最適な高さは、一般的に椅子の座高との差が27~30cm 程度と言われています。
これは椅子に座って軽く脇をしめ、テーブルに手を下ろした時、肘が90度位になるくらいの高さ。可能であれば、購入予定のテーブルと同じ高さのテーブルと組み合わせて、高さが適切かどうかチェックしてみてください。

部屋のスペースが狭い場合は、リビングとダイニングを兼ねることもあるかもしれません。その場合も、テーブルとチェアの高さが合っているかをしっかりと確認しておくことをおすすめします。


背もたれのタイプで選ぶ

背もたれの形状で購入するチェアを選ぶのもひとつの手です。
ダイニングチェアの背もたれには、配膳や振り向く動作がしやすい「ローバック」や背中全体を包むように支える「ハイバック」など、様々なバリエーションがあります。

木製の背もたれにクッション性のある張地が取り付けられた仕様のチェアもあるので、実際に使うシチュエーションを想定しながら、ご自身に合うものを探してみてください。


素材で選ぶ

ダイニングチェアの素材は、大きく分けて木、革、合成皮革があり、それぞれ以下のような特徴があります。長時間座っても疲れないダイニングチェアをお探しの皆さんには、クッション性に優れたシートが布や革でカバーされている椅子がおすすめですよ。

  • ...ナチュラルな雰囲気でどんなインテリアにも合わせやすい。無垢材なら天然の風合いや美しい木目、経年変化を楽しめる。
  • レザー...きめ細かでしっとりとした風合いがあり、高級感のある空間を作れる。熱や摩擦に強く、伸縮性、吸放湿性、耐久性があり、使うほどに風合いが増す。
  • 合成皮革...水分を弾くので、料理や飲み物をこぼしても安心。水拭きで汚れが落とせてお手入れが簡単。革や布に近い風合いのものや、鮮やかな色合いのものなど、バリエーションが豊富。
  • ファブリック...空気が抜けやすく柔らかな座り心地。肌触りが良く夏のベタつき・冬の冷感が少ない。色・柄が豊富でインテリアに合うものを見つけやすい。取り外して洗えるタイプも多く、ペットや子どもがいる家庭でも気兼ねなく使える。


機能で選ぶ

長時間座っても疲れにくいダイニングチェアを選ぶ際には、機能もチェックしておきましょう。
座面の高さを調節できる昇降機能や、奥行きの調節機能があれば、正しい姿勢を保ちやすくなりますね。

回転機能付きのダイニングチェアは椅子を引かずに立ち座りができるので、コンパクトなダイニングにぴったり。ダイニングテーブルの下にラグを敷きたい方にもおすすめです。
 
キャスター付きの椅子はオフィスによくあるタイプですが、ダイニングチェアにもキャスター付きのものがあります。
ちょっとした移動が楽で、在宅ワークをする方も快適に使えるでしょう。椅子の移動が簡単になるので、掃除も楽になりそうですね。


メンテナンス・修理ができる

ダイニングチェアを長く使うには、メンテナンスや修理ができることが大切です。特に汚れや痛みが起きやすいシートのお手入れ方法は確認しておきましょう。
例えば、布張りのダイニングチェアなら先ほどご紹介したカバーリングタイプがおすすめ。

ウォッシャブルタイプなら、ご家庭でも洗えるのでとても便利です。
また、合成皮革張りのシートならすぐに拭けるので、こちらもお手入れ簡単ですね。

ダイニングチェアは長く使うと、シートのクッション性が落ちることもあります。クッション性が落ちた椅子に長時間座り続けると、疲れてしまうでしょう。
ただ、クッション性が失われてしまったからといって椅子を捨ててしまうのはもったいないといえます。

シートの張り替えができるかどうか、購入前に確認しましょう。

シートの張り替えを含め、修理ができるダイニングチェアは一生もの。お気に入りのダイニングチェアは、ずっと長く使い続けたいですね。


一脚単位で買い足しができる

一緒に住む人が増えた場合や、どうしても修理で対応できなかった場合には、椅子を新たに購入する必要が生じます。
ただ、できればこれまで使っていたダイニングチェアと同じ椅子を足して、違和感を生まないようにしたいですよね。

そこで、購入時にも気を付けておきたいのが、「椅子を一脚単位で購入することができるか」という点です。
ダイニングテーブルとチェアがセットになっている場合、ダイニングチェア単体での購入ができないこともあります。

セット購入する場合は特に、必要な数の椅子だけ買い足せるか、事前に確認しておきましょう。


ダイニングチェアの種類

ダイニングチェアの種類は、肘付きタイプ・肘なしタイプ・ベンチタイプに大きく分かれます。
それぞれの特徴をご紹介しますので、想定される用途にはどのタイプの椅子が適しているか検討する際の参考にしてみてください。


肘付きタイプ


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肘付きタイプのダイニングチェアは、くつろぎ重視派におすすめ。
立ち上がりの際にも姿勢が安定するので、身体に優しいタイプのダイニングチェアです。
食事後に家族とのんびりくつろいだり、一人でお茶をゆっくり飲んだり、くつろぎの時間をダイニングチェアで過ごすことが多いなら、肘付きタイプを選んでみてくださいね。

<肘付きタイプならカリモクのCT61モデルがおすすめ>
カリモク家具のダイニングチェア人気ランキング1位の椅子です。ベーシックなデザインで使い勝手が良く、座り心地も抜群。長時間でも疲れないダイニングチェアです。
張地と木部のカラーが豊富に選べるのも魅力です。お部屋のインテリアや好みに合わせて、あなただけの特別な一台を見つけられます。
布の張地は洗えるカバーリングタイプもご用意しています。

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肘なしタイプ

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座ったり立ったりする機会が多いのであれば、肘なしタイプがおすすめです。
ダイニングチェアを大きく引かなくても、出入りしやすいのも便利ポイント。ダイニングチェアの出幅が少なくて済むので、ダイニングセットを省スペースに納められます。
肘なしタイプは、デザインのバリエーションが豊富なので、選ぶ楽しみも広がりますよ。

<肘なしタイプならカリモクのCT78モデルがおすすめ>
座り心地を追求した、ハイバックでゆったりと座れるダイニングチェアです。
上質な木の質感を活かした美しいデザインも魅力。高級感たっぷりで、人気の高いモデルです。
張り地は布、合成皮革、本革をご用意しています。ブラック、ブラウン、グレー、ベージュ、グリーンなど豊富なカラーから選択可能。
木部の塗装色もお選びいただけます。

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ベンチタイプ

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並んで座れるベンチタイプもあります。
シートに区切りがないので、親子で並んで座ったり、お友達が遊びに来たときにも並んで座ったりという使い方ができます。

小さいお子様のいるご家庭に便利なタイプですが、背もたれのないものが多めです。
そのため、長時間座ることが多いようなら、背もたれのあるベンチや一人掛けのダイニングチェアがおすすめです。

<ベンチタイプならカリモクのCU03/CU47モデルがおすすめ>
CU03モデル
高密度ウレタン+超高密度ウレタンの組合せで座り心地抜群!長時間座っても疲れにくい背なしベンチです。テーブルに合わせて選べる5サイズをご用意。張地は、合成皮革張・布張からお選びいただけます。
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CU47モデル
シンプルデザインで木の材質感を十分に楽しめるダイニングチェアです。シートクッションは高密度・高弾性のウレタンを使用しており、背もたれつきで長時間ゆったりとくつろげますよ。3人で座れる幅約180cmのタイプもご用意しています。
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自分の身体にフィットし、長く使えるダイニングチェアを選ぼう!

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特に家族全員分の椅子をそろえる場合、どうしても価格で比較をしたくなってしまうかもしれません。
もちろん、コストパフォーマンスは重要な要素のひとつですが、ダイニングチェアが一生ものにもなりうることを考えると、「長く使えるかどうか」も非常に重要だといえます。


修理・メンテナンスできるダイニングチェアは一生もの

ダイニングチェアはダイニングテーブルとともに、家族の思い出が刻まれていく家具です。子育ての大変な時期を一緒に過ごしたからこそ、ずっと長く使い続けていきたいですよね。
修理やメンテナンス、シートの張り替えに対応できる家具メーカーなら安心。インテリアテイストを変えたい時にも、シートの張り替えができると、インテリアになじみやすくなりますよ。


カリモクには座り心地のよいダイニングチェアがたくさん!

カリモクのダイニングチェアは、エルゴノミクス(人間工学)の見地に立って、多くの人々のからだの寸法や体圧分散など膨大なデータをもとに開発されています。ダイニングチェア選び成功のコツは、何と言っても座り心地を体感すること。

カリモク家具のショールームには、豊富な種類のダイニングチェアが揃っています。
ぜひ座り心地を試して、あなたの身体にフィットする一脚を見つけてください。

また次の記事では、カリモクスタッフ厳選の座り心地のいいダイニングチェアをご紹介しています。
「椅子の座り心地が悪くてなかなかリラックスできない...」とお悩みの方は、ぜひ参考にしてみてください!

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この記事を書いた人

永澤 璃子都内在住、男児(6歳児)をもつ、フルタイム勤務のワーママです。
子どもが可愛くて仕方ないけれど、自分...

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