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理想のインテリアをつくるソファ選びのポイントは色と素材!失敗しない選び方のポイント

ソファは空間に占める面積の割合が大きく、インテリアの印象に大きく影響するアイテムです。理想の空間をつくるためには、ソファの上手な選び方を知っておきたいですよね。
インテリアにこだわりたい方がソファを選ぶときに注目したいのは、色と素材です。今回は、空間にマッチしたソファを選ぶにはどんな色や素材を選ぶべきか、部屋全体のカラーコーディネートのポイントなどについて紹介します。
ソファの色が空間に与える印象や効果は?
ソファの色は、空間の雰囲気をとくに大きく左右する要素です。そこで知っておきたいのが、ソファの色が空間に与える印象や効果。どの色をソファに選べば理想のインテリアをつくれるか、まずはイメージしてみましょう!
清潔感があり、広々とした印象のホワイト
ホワイトは圧迫感がなく、広々とした印象を与えます。モダンや北欧スタイルなどのテイストにも調和します。コンパクトな空間を広く見せたいときにもぴったりです。
モダンで重厚感のあるブラック
ブラックはシックで、かっこいい空間を演出します。生活感のないインテリアをつくりたいときにもおすすめの色です。空間を引き締める効果もあり、落ち着いた雰囲気をプラスしてくれます。
上品で洗練されたグレー
グレーはスタイリッシュで、都会的な雰囲気を演出してくれます。他の色となじみやすく、さまざまなテイストのインテリアにも合わせやすい、使い勝手のよいカラーです。
ぬくもりと安心感のあるブラウン
ブラウンはあたたかみのある印象を与えます。暖色と合わせてよりぬくもり感を、緑など中性色を合わせて優しい雰囲気に、といった具合にカラーコーディネートも楽しめます。
さわやかで清涼感のあるブルー
ブルーは涼しげで、カジュアルな雰囲気です。後退色や収縮色でもあり、空間を広く見せる効果もあります。暖色をうまく組み合わせると、寒々しい印象を和らげることができます。
あたたかみがあり、活発な印象のレッド
レッドはエネルギッシュな印象です。ソファの存在感を際立たせたいときにも活躍します。ソファ以外にもレッドを効果的に使うことで、子どもっぽい雰囲気のインテリアになるのを避けられます。
ポップで明るいイエロー
イエローは空間を華やかに演出します。くすんだイエローなら、空間から浮かずになじんでくれるので、明るい色を使ってみたいときにもぴったり。窓が少ない部屋や、暗くなりやすい部屋を明るくしたいときにもおすすめです。
ソファの色選びは空間のカラーバランスも考えて
ソファの色選びは、空間全体の配色とのバランスも考慮する必要があります。ソファそのものの色は気に入っても、部屋に置いたらイメージと違った......という失敗は配色のミスマッチが原因の場合が多いものです。
そこで知っておきたいのが、空間のカラーコーディネート術。ベースカラー、アソートカラー、アクセントカラーの3色でまとめる配色ルールで、空間をバランスよくまとめることができます。
ソファの色を選ぶ際も、これらのいずれかの色からチョイスすると「空間がちぐはぐな印象になってしまった」といった失敗を防げます。空間全体のカラーコーディネートを踏まえたソファの色選びのコツを紹介します。
空間をすっきり見せたいなら【ベースカラー】
ベースカラーは天井や床、壁などの色で、空間全体の70%ほどの面積を占める色。内装の色はあらかじめ決まっているので、必然的にホワイトやベージュ、アイボリーなどがベースカラーとなるケースがほとんどです。ソファをあまり目立たせず、空間になじませたい場合や圧迫感を減らしたい場合などに、ベースカラーを使ったソファを選ぶのがおすすめです。
落ち着いた雰囲気にしたいなら【アソートカラー】
アソートカラーは空間全体の25%ほどの面積とし、家具やカーテン、ラグなどに使うことが多い色です。ブラウンや濃いめのベージュなどの色がアソートカラーにおすすめです。ソファに程よい存在感を持たせ、落ち着いた雰囲気に仕上げたいときに、アソートカラーを使ったソファを選ぶとよいでしょう。
存在感を見せたいなら【アクセントカラー】
アクセントカラーは空間全体の5%ほどの面積とし、クッションやインテリアアイテムなどに使うことが多い色です。オレンジやイエロー、レッド、ブルーなど好みの色やベースカラー・メインカラーの差し色となるような色を選びます。ソファの存在感を際立たせたいときに、アクセントカラーを使ったソファを選ぶのがおすすめです。
ソファの素材が空間に与える印象や効果は?
ソファを選ぶ際には、素材にも注目しましょう。同じ色のソファでも、張り地の素材が変わると印象も大きく変わります。また、素材によって座り心地やお手入れのしやすさなども異なります。ソファに使われる素材は、一般的にレザーとファブリックの2種類です。それぞれの特徴を比較してみましょう!
【レザー】高級感ある大人の雰囲気
レザーは使うほどに、味わい深くなる天然素材です。きめ細かでしっとりとした風合いを持ち、味わい深さが特徴です。表情豊かなシボなど、自然の風合いが楽しめるのもレザーならでは。熱や摩擦に強く、伸縮性、吸放湿性、耐久性にも優れています。使えば使うほど重厚感を増していくのも魅力のひとつです。最初は固めの座面ですが徐々にしなやかさが生まれ、快適な座り心地へと変化していきます。
また、毛羽立つことがなく、汚れが入り込みにくいといった機能面のメリットがある一方で、水濡れに弱いことや定期的なお手入れが必要などのデメリットもあります。
【ファブリック】カジュアルであたたかみのある印象
ファブリックはナチュラルでリラックス感のある雰囲気です。コットンやウール、リネンなどの自然素材だけでなくポリエステル(合成繊維)やレーヨン(再生繊維)などの繊維で作られており、繊維の種類や織り方によっても印象が変わります。染色しやすいことから、色や柄の種類が豊富な点もファブリックの特徴です。また、カラー、柄、布目などのバリエーションが豊富で、コーディネートの幅が広がります。空気抜けが良く、やわらかな座り心地が魅力です。
カバーリングタイプなら、外してドライクリーニングすることができ、ウォッシャブル張地を選べば、ご家庭でお洗濯も可能なので衛生的に使えます。肌触りが優しく、ふんわりとした座り心地も魅力ですが、一方で汚れが付着しやすい点がデメリットです。
親しみやすく、カジュアルな雰囲気のインテリアにしたいと考えている方に、ファブリックのソファはおすすめです。
こだわりのソファで理想のインテリアを実現しよう
ソファ選びは色と素材に注目!
空間の中で大きな面積を占めるソファは存在感があり、インテリアにも影響するため、慎重に選びたいもの。ポイントは色と素材に注目することです。色や素材が空間に与える印象や効果を意識すると、理想のインテリアにぴったりなソファが選べます。また、色そのものの印象だけでなく、空間全体でカラーコーディネートを考えることも忘れないでくださいね。
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