【お悩み2】視力低下や座り姿勢が心配......
オンライン授業ならではの悩みが、子どもの身体的な問題です。タブレットやパソコンの画面を間近で見たり、姿勢が悪くなっていたりすると視力の低下や肩こり、腰痛などが心配になりますよね。
しかし、子どもは無意識のことも多く、ママやパパが注意するだけでは改善が難しいものです。そこで、子どもが自然と正しい姿勢で座れるための工夫をしてあげましょう。
正しい姿勢で座れるチェアを選ぶ
子どもが正しい姿勢で座るためには、チェア選びが重要です。とくにダイニングテーブルで学習している場合、大人用のダイニングチェアを使うと足がぶらぶらすることも。床に足がつかないと、正しい姿勢で座ることは難しくなってしまいます。
したがって、チェア選びのポイントは足がしっかりと床につくかどうかという点です。足置きが付いており、座面とあわせて調節できるタイプがおすすめです。
モニター台やタブレットスタンドで目線を上げる
オンライン授業で気になるのが、タブレットやパソコンを覗き込むような姿勢になってしまうことです。目線が下がって猫背になりやすく、ストレートネックや巻き肩といった身体的なトラブルを引き起こす原因となってしまいます。また、画面と目との距離が近くなることで、視力に影響を与えることも考えられます。
そこで、タブレットやパソコンは専用のスタンドやモニター台を設置し、目線とディスプレイとの高さを合わせるようにしましょう。角度や高さを数段階に調整できるタイプであれば家族全員で使え、それぞれにぴったりな高さでタブレットやパソコンを使用できます。
デスクライトで明るさを補う
リビングやダイニングの照明は学習環境に適していないことも多いものです。とくに最近は明るすぎない照明がトレンドのため、オンライン授業での学習では手元が暗くなってしまうこともあります。
足りない明るさを補うためには、デスクライトの設置がおすすめです。明るすぎると目が疲れてしまうため、調光機能のついたものだとより使いやすいでしょう。LEDタイプのデスクライトなら熱くならず、低学年の子どもでも安心です。
【お悩み3】リビングのごちゃつき、映ってない?
最後は「オンライン授業中にリビングの様子がモニター越しに映ってしまわないか」というお悩みです。子どもの学習には直接影響しませんが、ママやパパとしてはやはり気になってしまいますよね。とはいえ、こまめに片付けるのは難しい......そこで、次のようにポイントを押さえて部屋を整理することで、手間なくリビングをすっきりと見せましょう。
学用品はワゴンやラックにひとまとめに収納する
学用品をしまう場所はあちこちに分散せず、ワゴンやラックなどにひとまとめにしておくのがおすすめです。一箇所にまとめると子どもでも片付けやすく、整理しやすい仕組みが作れます。
キャスター付きのワゴンやラックなら、モニター越しに見えない場所へ移動させることも可能。また、普段は部屋の隅に置いておき、必要なときだけデスク横に持ってくるなどの使い方もできます。
学用品置き場を決めておく
学用品があちこちに置かれていると雑然とした印象を与えてしまいます。とくにこまごまとした文房具類は雑多になりやすいものです。そこでそれぞれの置き場を明確にし、子どもが片づけやすい仕組みを作ってあげましょう。
使ったら戻すことをルール化しておけば、声がけもしやすいですよね。低学年の子どもや、片付けが苦手な場合には、しまう場所に目印となるラベルをつけてあげるとスムーズに片付けられます。
デスクの配置を変える
整理の方法ではありませんが、壁が背景になるようデスクのレイアウトを変えることでモニター越しに部屋の様子が映るのを避けられます。家族がうっかり映り込むのも予防できます。
壁を背にしたレイアウトは普段の学習にはあまり適さないため、必要に応じて向きを変えるとよいでしょう。サッと向きを変えやすい、コンパクトで軽量タイプのデスクがおすすめです。
学習環境を整えてオンライン授業のお悩みを解決
ベストな学習環境は親子で作り上げる
オンライン授業にまつわる悩みを解決する学習環境の整え方について紹介しました。さまざまな方法がありますが、これが正解! というものはありません。ライフスタイルや住環境、さらには子どもによっても正解は異なります。また、成長によって変化することも多いものです。今回ご紹介した方法を参考に、親子でベストな学習環境を作り上げていきたいですね。
オンライン授業にぴったりな家具はカリモクで見つけよう!
オンライン授業に適した学習環境を整えるには、家具選びも重要です。収納などの使い勝手がよく、空間をすっきり見せてくれる家具なら、オンライン授業も安心して受けられるはず! カリモクには子どもも使いやすい家具が多くラインナップしています。ぜひチェックしてくださいね。