かわいいけどやめてほしい!ペットがするいたずらの原因や対策方法とは?

大切な家族の一員であるわんちゃん・ねこちゃん。しかし、いくらかわいくても、いたずらばかりされると困りますよね。家の中で繰り返されるいたずらをやめさせたいなら、その原因や対策をしっかり考えていく必要があります。
そこで今回は、わんちゃん・ねこちゃんがやってしまいがちないたずらの原因や防止対策について紹介していきます。いたずらのないペットとの快適な生活を送るために、ぜひ参考にしてくださいね。
ペットはかわいい...けれどいたずらは困る!
わんちゃん・ねこちゃんは家族の一員。姿を見るだけでも癒されますよね。しかし、いくらかわいくても、いたずらばかりされると困ってしまいます。
家具やシーツをかじったり、テーブルや棚の上のものをわざと落としたり、ティッシュをまき散らしたり...。何度もいたずらを繰り返されると、飼い主さんのストレスも溜まってしまいます。
しかし、わんちゃん・ねこちゃんがいたずらするには原因があることも。その原因を考えてしっかり対策をしていけば、だんだんといたずらをやめていってくれるかもしれませんよ。
かわいい小さな家族ともっと楽しく暮らせるように、いたずらの原因やその対策を考えていきましょう。
ペットたちの「あるある」ないたずらは?

多くの飼い主さんはわんちゃん・ねこちゃんのいたずらを経験したことがあると思います。特によく聞かれるような「あるある」のいたずらを挙げていきましょう。
わんちゃんが家具や配線をかじる
わんちゃんがテーブルやイスの脚をガジガジとかじったり、電化製品のコードをかじったりすることがありますよね。わんちゃんは噛む力が強いので家具に大きな傷がついたり、配線がちぎれたりすることもあります。
また、電化製品のコードを噛むと故障してしまうことはもちろん、わんちゃんにとっても危険なので心配です。
ねこちゃんが家具の上に飛び乗ってものを落とす
高いところが好きなねこちゃんは、家具の上にひょいっと飛び乗ってしまうこともしばしば。背の高い棚の上でリラックスしていることも多いでしょう。
しかし、家具の上を歩いた時に、置いているものを落としてしまうことも。食器やオブジェなどの割れ物が落ちて壊れてしまうと、飼い主さんはショックですね。また、割れた破片でねこちゃんがケガしてしまう恐れもあります。
ゴミ箱をひっくり返してゴミをまき散らす
飼っているわんちゃんやねこちゃんがゴミ箱をひっくり返して、中のゴミをまき散らしてしまった経験はないでしょうか?生ゴミなら特に後片付けも大変で、本当に困ってしまいますよね。
また、わんちゃん・ねこちゃんが口にしてはいけないものがゴミ箱に入っている場合なら危険性も伴います。
ティッシュやトイレットペーパーが家中に散乱
わんちゃん・ねこちゃんがティッシュやトイレットペーパーをたくさん引っ張り出してあちこちにまき散らしてしまうことも...。外出から帰ってきたら家中がティッシュだらけになっていたというのもよく耳にする話です。
筆者宅でもねこちゃんがトイレットペーパーを1ロール分全部出してしまって、トイレ中が大変なことになっていた経験があります。
いたずらをしてもかわいいから許してしまうという飼い主さんも多いと思いますが、それでもやっぱり困りものです。
いたずらの原因とその対策方法とは?

わんちゃん・ねこちゃんによってどんないたずらをするかはさまざまですが、わんちゃん・ねこちゃんたちに全く悪気がないこともあります。
わんちゃん・ねこちゃんがいたずらをしてしまうのは、理由があることがほとんど。では、どんなことが原因でいたずらをしてしまうのか、そしてどうやって対策したらいいのかを解説していきましょう。
お留守番している時間が長くて寂しい
飼い主さんは日中ずっと外出でペットだけでお留守番している時間が長いと、もっと構ってほしくていたずらをする場合があります。
愛情不足を感じて、寂しい気持ちを紛らわすためにいたずらをしてしまうようです。特に飼い主さんが外出している間にいたずらすることが多いなら、それが原因かもしれません。
仕事が終わって疲れて帰ってきたのに、家中がわんちゃん・ねこちゃんのせいで散らかっていたら叱ってしまいそうになりますよね。しかしそこはグッとこらえましょう。
わんちゃん・ねこちゃんは、後から叱られても何のことか理解できません。いたずらを叱るなら、その場で行うことが大切です。
いたずらをやめさせるためには、とにかく構ってあげるようにしましょう。帰宅後の短い時間だけでも撫でたり話しかけたり、膝に乗せたりしてわんちゃん・ねこちゃんと関わるようにするといいですね。
また、お留守番の間に自分だけで遊べるようなおもちゃをいくつか用意してあげるのもおすすめです。
運動不足になっている
わんちゃんやねこちゃんを室内で飼っていると、どうしても運動不足になりがちです。特にマンションでは走りまわることも難しいため、もっと体を動かしたくていたずらに繋がってしまうことも...。そんな場合にはわんちゃん・ねこちゃんが運動できるように配慮してあげましょう。
わんちゃんなら散歩に連れていってあげるのが一番。家具を噛むいたずらをしている場合は、力があり余っている可能性もあります。いつもの散歩よりちょっと長めのコースにしたり、ルートを変えたりして工夫してみるといいでしょう。
ねこちゃんの場合は、キャットタワーを置いたり家具の上を歩きやすくしてあげたりするといいですね。ねこちゃんは上下運動が大好きなので、ジャンプして家具の上にのぼれるように配置を考えてあげるのがおすすめです。
また、わんちゃんでもねこちゃんでも、お家の中で飼い主さんと一緒に遊ぶことも運動不足解消に役立ちます。おもちゃを使ったちょっとした遊びでもいい運動になり、飼い主さんに相手をしてもらえる喜びも感じられるはずです。
トイレの汚れや環境の変化によるストレスの場合も
飼い主さんに構ってほしい場合や、運動不足のほかにもわんちゃんやねこちゃんのストレスになっていることがあるかもしれません。いたずらを防止するためには少しでもストレスを減らしてあげる必要があります。
ねこちゃんの場合はキレイ好きなので、トイレをこまめに掃除して清潔にしてあげることもストレス軽減に役立ちます。
また、わんちゃん・ねこちゃんのどちらにもいえることですが、引っ越しなどで環境が変わると大きなストレスを感じることがあります。もし、わんちゃん・ねこちゃんと一緒に引っ越しする場合は、ベッドやタオルなど以前から使っている持ち物を引き続き使えるようにして、なるべく安心させてあげましょう。
ペットがいたずらできないように工夫しよう
いたずら防止のためにはその原因を考えるとともに、いたずらができないようにいろいろと工夫をしておくことも忘れてはいけません。
そもそもいたずらができなければ、飼い主さんが嫌な気持ちになることもなく、わんちゃん・ねこちゃんを叱らずにすみます。
たとえばティッシュやトイレットペーパーのいたずらを防止したいなら、見えないところにティッシュを隠す、トイレに勝手に入れないようにするなどの対策をしておきましょう。
わんちゃんやねこちゃんがゴミ箱をひっくり返してしまう場合は、フタ付きのゴミ箱を用意するといいですね。また、テーブルや棚の上のものを落としてしまうのなら、なるべくものを片付けて、ねこちゃんが自由に動きやすいようにしてあげましょう。
服やタオルなどを引っ張ってしまういたずらをするなら、おもちゃを与えて気を紛らわせるといいですね。
こんな風に、いたずらできないように事前に対策しておくのも、飼い主さんとわんちゃん・ねこちゃんが心地よく暮らすためにおすすめです。
いたずらを防止して過ごしやすくするためには環境づくりが大切
いたずらの原因を解消して過ごしやすい環境を整えてあげよう
わんちゃん・ねこちゃんによるいたずらの原因やその対策について紹介しました。寂しさや運動不足などからいたずらをしてしまうようなら、まずはその問題を解消してあげることが大切です。そして、いたずらができないように、お家の中の環境を整えていきましょう。ものを片付けたり、家具やインテリアを工夫したりしてわんちゃん・ねこちゃんが過ごしやすい部屋にしていきたいですね。
ペットが快適に暮らすためにはインテリアの見直しも必要
室内飼いのわんちゃんやねこちゃんが快適にお家で過ごすために、インテリアを見直すことは大切です。ねこちゃんが気軽にのぼって運動できるような家具を選んだり、わんちゃんが足を滑らせないようにラグを敷いたりと、いろいろな工夫をすることでわんちゃん・ねこちゃんの暮らしやすい部屋にすることができます。
そこで次の記事では、わんちゃん・ねこちゃんとの暮らしを快適にするインテリアアイテムをご紹介します。
「爪とぎや甘噛みで家具が傷ついてしまう」「トイレのニオイが気になる」と悩んでいる飼い主さんも多いはずです。
わんちゃん・ねこちゃんとのより充実した日々を過ごすためにも、ぜひ参考にしてみてください!