2人暮らしのダイニングテーブルはコンパクトに!暮らしにあわせた選び方のコツを紹介

2人用のダイニングテーブルを選ぶなら、コンパクトなものがおすすめです。
省スペースに設置できるので、限られたリビングダイニングの空間にも設置しやすくなり、生活動線も確保しやすくなります。
また、コンパクトサイズでも食事だけでなくワークスペースなど、さまざまな作業の場として使うことも可能です。
「多目的に使うなら大きい方がいいのでは?」と考える方もいるかもしれませんが、コンパクトなテーブルは空間に圧迫感を与えずに、多用途性を実現できるのが最大のメリットです。
大きなテーブルを置くとリビング全体が占有されてしまいがちですが、コンパクトサイズなら2人の生活空間を広く保ちながら、食事やパソコン作業といった必要な機能もしっかりと果たしてくれます。
そこで今回は、2人暮らしにおすすめしたいコンパクトダイニングテーブルの選び方について紹介します。
2人暮らしにぴったりなコンパクトダイニングテーブルの特徴とは

2人暮らしにはコンパクトなダイニングテーブルが向いています。
コンパクトなサイズなら、2人暮らしの狭い間取りでもゆとりをもって設置することができます。
また、ダイニングテーブルがあると、食事だけでなくパソコン作業などほかの用途にも活用できて便利です。
そんなコンパクトなダイニングテーブルの魅力や、特徴を紹介していきましょう。
省スペースに設置できて使い方さまざま
ダイニングテーブルのサイズが小さいと省スペースに設置できるので、リビングダイニングの広さが限られていてもレイアウトが難しくありません。
また、テーブルが小さい分、その周りに広い通路幅を確保しやすいのも特徴。
洗濯や掃除、食事の配膳など家事の際に必要な動線を広く確保できるので、普段の生活がスムーズに行えます。
ダイニングテーブルをコンパクトなものにしておけば部屋のスペースにゆとりがうまれるため、大きなソファを置いたり、収納家具を取り入れたりとほかの家具選びも幅が広がります。
そして、コンパクトなダイニングテーブルでも、多用途に使うことが可能です。
食事だけでなく、パソコン作業用のデスク代わりにしたり、裁縫などの家事スペースにしたり、趣味の作業場にしたりといろいろな使い方ができます。
このようにダイニングテーブルが1台で何役にもなるため、ワークデスクなどの家具を置かずに済んでスペースの有効活用ができます。
コンパクトなダイニングテーブルのメリットとデメリット
コンパクトなダイニングテーブルにはメリットだけでなくデメリットもあります。
2人用のテーブルとして使いやすいものを見つけたいなら、メリット・デメリットの両方を知っておきましょう。まずメリットとして、部屋をすっきり見せられる点が挙げられます。
テーブルが小さいことで空間への圧迫感を抑えるため、限られたリビングダイニングのスペースでも広く見せることができ、部屋全体の印象がすっきりします。
また、コンパクトなダイニングテーブルだと掃除しやすいのもポイントです。
テーブルまわりに十分なスペースを確保できるため、掃除機をかける際も家具の隙間に引っかかることなくスムーズに動かせます。
椅子を引くスペースも広く取れるので、日常的な床掃除のストレスが減るでしょう。
そして、2人暮らしだとパートナーとのコミュニケーションが取りやすくなるのも大きなポイント。
コンパクトなダイニングテーブルならお互いの距離が近くなるため、会話もしやすくなります。
そんなメリットがたくさんあるコンパクトなダイニングテーブルですが、来客時に使いにくく感じるのがデメリット。
2人だけの普段の暮らしでは快適に使える大きさでも、ゲストを招いて食事するときには、テーブルが小さすぎる場合があります。
そのため、頻繁にゲストを招くご家庭の場合は、来客時を見据えてゆとりを持ったサイズを選ぶことも検討しましょう。
また、コンパクトなダイニングテーブルは、普段使いの椅子の数を絞ることで、スペースを広く使うことができます。
しかし、来客時には椅子が不足してしまう可能性も考えられます。
そこで、スタッキングチェアを予備として準備しておけば、普段は重ねて省スペースに収納できるため邪魔にならず、必要な時だけさっと用意でき、来客対応もスムーズに行えます。
2人暮らしのコンパクトダイニングテーブルの選び方

ダイニングテーブル選びの際にチェックしておきたいポイントを紹介します。
2人暮らしにぴったりなものを見つけるにはコンパクトなサイズはもちろん、天板の形や材質にこだわることも大切です。
【1】サイズとレイアウトを考えて選ぶ
ダイニングテーブルは何人で使うかによって使いやすいサイズが変わってきます。
その際に目安としたいのが、1人が食事をするために必要なスペース。横幅60~70cm、奥行30~50cmが1人当たりに必要なテーブルサイズです。
このサイズに家族の人数をかけてテーブルサイズを決めていきます。

そのため、2人用のコンパクトなダイニングテーブルなら、横幅80~100cm× 奥行80~100cmのサイズが目安となります。
ただし、食事以外にもテレワークのパソコンスペースにしたり、ゲストを招いて一緒に食事をしたりと使い方によってはもう少し大きなサイズが必要な場合も少なくありません。
ライフスタイルにあわせたサイズ選びが大切です。
そしてダイニングテーブルにはサイズオーダーできるものもあります。
スペースや間取りにぴったりなサイズがなかなか見つからない場合は、オーダーで理想のサイズが選べるものを検討してみるのもおすすめです。
また、サイズ選びの際にはどんなレイアウトにするかも検討しておきましょう。
ダイニングテーブルを置いたときに、椅子の出し入れや周囲の通行がスムーズになるようにしなければいけません。
一般的に、椅子を引いて座るために必要とされるスペースは天板の縁から60~90cmとされています。また、テーブルの周りには人が通るために60cm以上の幅が必要です。
これらの数字も目安にして、レイアウトとダイニングテーブルのサイズを決めていきましょう。

例えば、4人用サイズのダイニングテーブルにするのなら、壁付けにすることで動線の確保がしやすくなります。

また、窓際に置けば光を取りこみながら開放感ある雰囲気のダイニングにできるため、狭くても圧迫感を抑えて快適に食事ができるでしょう。
このようにダイニングテーブルを選ぶときは、必要なサイズとレイアウト方法をしっかり考えることで2人暮らしに使いやすいものを見つけられるはずです。
【2】天板の形
ダイニングテーブルの天板は大きく分けて四角形と円形があります。
四角いタイプは壁付けがしやすくて省スペースに設置できるのがメリット。また、サイズバリエーションも豊富なので、スペースにぴったりな大きさを見つけやすいでしょう。
一方の円形タイプは、丸みがあることでやわらかい印象を与えるメリットがあります。
また、角がない分その周囲の移動がしやすく、椅子を追加して座れる人数を増やすことも可能です。
中には、テーブルの一部の角だけカーブしたタイプの形状もあります。

壁付けできる四角形の良さと、周囲の動線がスムーズになる円形の良さを併せ持っているので、設置スペースに限りがあるお部屋にも取り入れやすくなります。
【3】天板の素材
ダイニングテーブルの天板には木製やガラス製など、いろいろな素材があります。
素材によって見た目の印象がガラリと変わるので、インテリアの雰囲気にあわせて選びたいということもあるでしょう。
しかし、ダイニングテーブルでは、食事や飲み物をこぼしたり、食器による傷が付いたりするリスクのほか、熱いマグカップをコースターなしで置いてしまったり、料理を置いた鍋敷きの下からわずかに熱が伝わったりすることもあります。
そのため手入れのしやすさや耐久性を考慮して素材を選ぶことも重要です。
中でもメラミン素材の天板は、傷や熱、汚れなどに強いので、日々の食事だけでなく、パソコン作業や料理の作業台としてなどさまざまなシーンでも安心して使うことができます。特にダイニングテーブルを多目的に使いたいのであれば、このような丈夫でメンテナンス性の高い素材にも注目しておきましょう。
コンパクトなダイニングテーブルにあわせたいチェアとは?
ダイニングテーブルにはダイニングチェアも必須。
特にコンパクトなダイニングテーブルを使うなら、椅子も省スペースに置けて邪魔に感じにくいものがおすすめです。
また、来客があるのかどうかによって揃えておきたいチェアの数も変わるため、ライフスタイルにあわせて選んでいきましょう。
そこで、2人暮らしにおすすめのチェアのタイプを紹介します。
アームレスチェア
アームレスチェアは肘掛け部分がないため、テーブルの天板に肘が当たらないのが特徴。
座らないときにはテーブル下にすっきり収めることができ、ダイニングテーブルとチェアを省スペースに設置できるメリットがあります。
また、テーブル下にチェアが収まっているとテーブル周囲の動線を確保しやすくなるため、洗濯や掃除で横を通るときもスムーズです。
そして、肘掛けがないことによって、狭い場所でも立ち座り時に体が当たりにくく、椅子の出し入れもしやすいです。
スタッキングチェア
スタッキングチェアとは積み重ねて収納できるタイプの椅子のこと。
普段は2人で生活していても、たまにゲストを招いて食卓を囲むことがあるなら、予備のチェアが必要ですよね。
そんなとき、スタッキングチェアなら重ねて省スペースに片付けておくことができるので、狭い部屋でも無理なく取り入れることができて便利です。
使わないときは部屋の隅に重ねて置いておけばいいので、普段の生活ではダイニング空間を広々使うことができます。
来客用のチェアだからといって最低限サイズのコンパクトなものを選ぶと、くつろぎにくくてゲストも疲れてしまいます。
せっかく遊びに来てくれるゲストが快適に過ごせるようにするためにも、くつろぎやすいサイズのチェアを準備したいもの。
そんなときにも、スタッキングチェアならコンパクトに片付けられるので生活スペースを邪魔しなくて便利です。
2人暮らしののコンパクトなダイニングテーブルで限られた広さの部屋も快適に
今回は、2人暮らしにおすすめのコンパクトなダイニングテーブル選びについて紹介しました。
リビングダイニングの空間が限られがちな2人暮らしでは、ダイニングテーブルのサイズ選びも重要。
コンパクトなものを選ぶことで動線の確保がしやすくなる上に、部屋をすっきり開放的に見せることもできます。
また、ゲストを招くことがあるなら、スタッキングチェアなど省スペースに片付けておける予備の椅子を準備しておくと安心ですね。
2人のライフスタイルにあわせて、使いやすいダイニングテーブルを見つけていきましょう。
カリモクなら2人暮らしにおすすめのダイニングテーブルも豊富!
カリモクではたくさんのダイニングテーブルを取り扱っていますが、2人用にぴったりなものも多くあります。
コンパクトなサイズのものはもちろん、間取りにあわせやすいようにサイズオーダーできるものも。また、スタッキング可能なチェアもあるので、ゲスト用の椅子を揃えておきたいときにおすすめです。
そこで次の記事では、2人暮らしにおすすめのカリモクダイニングテーブルとチェアを紹介します。

















