家具をコーディネートするには、どんなインテリアスタイルの部屋にするか考えておくことが大切。理想のインテリアスタイルが決まったら、そのスタイルにあう色や素材の家具を選んでいくことで、まとまりのあるコーディネートが叶います。そんなとき、同じシリーズの家具で揃えると、コーディネートが簡単です。そこで今回は、カリモクおすすめのRUSKA（ルスカ）シリーズをご紹介します。

このルスカは、1970～80年代に人気だったRUSTIC（ルスティック）シリーズを現代の暮らしにあわせてアップデートしたモデルです。シンプルモダンな雰囲気ながらどこか懐かしさも感じられて、いろいろなスタイルのインテリアに馴染むのが魅力。ソファをはじめダイニングテーブルと椅子、キュリオシェルフがラインナップし、リビングダイニングをまとめてコーディネートできるようになっていますので、ぜひチェックしてくださいね。

【WR44モデル】水平垂直デザインで限られたスペースにも置きやすいローバックソファ

WR44モデルは、ルスカシリーズのソファです。
どの角度から見ても木質感を感じるデザインに仕上げているのが特徴で、リビングとダイニングを仕切るようなレイアウトにもおすすめ。
サイズは2種類あり、横幅192cmのWR4403モデルと、横幅162cmのWR4412モデルです。

背もたれを低めにしているため、圧迫感も抑えています。
また、背もたれはフラットになっているため壁付けのレイアウトもしやすく、限られたスペースを無駄なく使うことができます。
奥行きが約75cmと浅めになっている点も、レイアウトのしやすさに繋がっています。
そして、背もたれを外すことができるため、デイベッドとしてアレンジできるのも便利なポイントです。

そして、ルスカならではのボリューム感のある木部デザインも大きなポイント。
長年人気を集めたルスティックシリーズの素材をボリューミーに使う大胆さを継承しつつも、水平垂直の構成ですっきりさをプラスしているため、現代のインテリアに馴染みやすくなっています。

肘掛け部分は幅16cmもある幅広デザインになっており、リモコンやスマホ、飲み物などちょっとしたものを置けるサイドテーブルとしても使えて便利。

この肘掛けは高さ53.3cmと少し高めに設計されているので、自然と肘が置けて楽な姿勢を取るのにも役立ちます。

ルスカソファのボリュームのある木材はラバーウッドを使用しています。
ゴムの原料となるラテックスを採取したあと、焼却処分していたラバーウッドを家具用材として有効活用したもので、環境負荷に考慮した木材です。
このラバーウッドをダスクブラウン色に塗装して、ルスカシリーズの大胆なデザインを引き締めています。

このダスクブラウン色は夕暮れ時の落ち着いた雰囲気を表現したカラーで、深みのある色合いのためラバーウッド特有の節や木目などが目立ちにくい効果もあります。

ルスカのソファもいろいろなカラーから張地を選べますが、ルスカ限定の張地ハーヴェスト・ベージュ色もおすすめです。
コットンを使った凸凹とした質感が特徴で、ざっくりとした風合いはルスカのあたたかみのある雰囲気にぴったりです。
また、通気性の高いコットンならではの快適な触り心地も魅力となっています。

ルスカはボリュームのある木部が特徴ですが、お部屋の圧迫感を抑えるために、上げ脚デザインを採用しています。
床が見えるので開放感があり、お掃除ロボットも通り抜けられて便利です。

また、4種類のパーツに分解できるノックダウン仕様なので、マンションの廊下や階段、間口など、狭い場所でも搬入しやすくて安心です。

【DR5300・5800・6300モデル】Ｘ脚とノタ形状がレトロな雰囲気のダイニングテーブル

DR5300・5800・6300モデルは、ルスカシリーズのダイニングテーブルです。
それぞれで横幅が150cm・165cm・180cmとなっており、スペースや使う人数にあわせて選べます。
また、奥行き85cmはどれも共通で、コンパクトなので現代のお家でも使いやすいサイズ設計です。

そんなルスカのダイニングテーブルは、1970年代からのルスティックシリーズの象徴でもあったX脚デザインを引き継いでいます。

このＸ脚はレトロな雰囲気もあり、最近人気の古民家風などヴィンテージスタイルのインテリアにもおすすめ。
すっきりしているため、モダンなお部屋にも似合います。
また、Ｘ脚は見た目だけでなく、立ち座りの際に脚が当たりにくいメリットもあります。
椅子を大きく引かなくても出入りしやすいため、狭いスペースにも設置しやすいです。

Ｘ脚や貫部分、組付けの飾りほぞなどは分解しやすい構造なのも特徴。
お部屋の開口部が狭い場合でも搬入しやすく、引っ越しのときにも困りません。
そして、将来的なメンテナンスもしやすいため、長く使い続けられます。

また、天板側面の有機的なノタ形状もルスティックシリーズから受け継いだポイント。

ノタとは丸太の皮の部分のことで、皮つき無垢材ならではの凸凹した形状をルスカのダイニングテーブルでも取り入れています。
このノタ形状はリアルな木板の形状をトレースしながら再現していて、丸みを持たせることで心地よい手触りと安心感のある自然な佇まいになるよう工夫しています。

【CR20・CR10モデル】コンパクトで狭い部屋にも置きやすいダイニングチェアとベンチ

CR20モデルはルスカシリーズのダイニングチェア、CR10モデルはベンチです。

ルスカのダイニングテーブルとセットで使うのにおすすめのアイテム。
ダイニングチェアは座面がクッションタイプのCR2005と、板座タイプのCR2045がラインナップしており、座り心地や見た目の雰囲気にあわせて選べます。

ダイニングチェアの背もたれはローバックタイプなので圧迫感を感じにくく、狭いダイニング空間にも取り入れやすいです。
また、横幅は約43cmとコンパクト設計になっているので、マンションなどのスペースが限られたお住まいでも使いやすいでしょう。
コンパクトサイズながら座り心地にもこだわっていて、背板部分は木を曲げているためフィット感があって背当たりがよくなっています。

また、末広がりの脚部も特徴で、これはカリモクの木工技術を活かしたデザイン。
軽やかさと安定感を両立しています。
そして、ルスカの専用塗装色であるダスクブラウンカラーが見た目の雰囲気を引き締めています。

ルスカのベンチはダイニングテーブルと同じノタ形状を採用しており、デザインのポイントとなっています。
板座のため汚れたときも手入れがしやすく、フラットなので窓際や壁際に寄せてインテリアの台として使うのもおすすめです。

ベンチは座る人数を限定しないので、来客時にも便利。二人暮らしでもゲストを招くことが多いなら、ベンチがきっと役立つでしょう。

このベンチは横揺れ防止のための貫をかかとに当たらない位置に取り付けているため、立ち上がりの際にも邪魔に感じず、スムーズに動けます。
また奥行きサイズがコンパクトで、ルスカのダイニングテーブルの下にすっきりしまえるようになっているのもポイント。

テーブルを使わないときはベンチをしまうことで、ダイニングルームを広く使うことができます。

【HR36モデル】部屋の間仕切りにもぴったりなキュリオシェルフ

HR36モデルは、ルスカシリーズのキュリオシェルフ。
夫婦それぞれのお気に入りのものをディスプレイするのにぴったりな収納棚です。
奥行きは約29cmとなっていて、圧迫感のないサイズです。
リビングとダイニングを仕切るようにレイアウトするのもおすすめで、それぞれの空間からお気に入りのアイテムがいつも目に入るようになり、暮らしが楽しくなりますよ。

そんなルスカのキュリオシェルフには1段タイプと2段タイプがありますが、どちらも横幅が100cmとコンパクトなので並べて配置することもできます。

並べたときに天板の形状が繋がるような高さ設計になっているのもポイントです。

1段タイプを壁掛けテレビの下に2台並べたり、2段タイプで間仕切りにしたりといろいろなレイアウトを楽しめるのもHR36モデルならではの魅力です。

ルスカシリーズのソファやダイニングテーブル・チェアとあわせて使うことで、まとまりのあるリビングダイニングのコーディネートができますよ。

ルスカシリーズでリビングダイニングがまとまりのあるコーディネートに

今回は、カリモクのルスカシリーズを紹介しました。
落ち着いたダスクブラウンの色合いやあたたかみのある素材感はどこか懐かしさも感じられ、ヴィンテージ風のインテリアスタイルとも好相性です。
また、すっきりとした印象もあるため、モダンスタイルにあわせるのもおすすめです。

ソファやダイニングセットなどをルスカシリーズで家具を揃えると、リビングダイニングのコーディネートが簡単にできます。
そんなルスカのコーディネートが気になる方は、カリモクショールームでぜひチェックしてみてくださいね。

カリモクのルスカシリーズはこちらをチェック！