わんちゃんをお家にお迎えするにはいろいろな準備が必要。
フードやトイレなどの衛生用品、散歩グッズなどはもちろんのこと、わんちゃんが過ごしやすい環境を整えることも大切です。

そこで今回は、わんちゃんと暮らすための環境づくりについて紹介します。
わんちゃんがケガやストレスなく過ごせるようにするには、どんなものを準備したらいいのでしょうか？

また、わんちゃんがいると大切な家具が汚れたり傷ついたりするのも気になりますよね。
お迎えする前にしっかり準備をしておけば、わんちゃんも家族も快適に過ごせるようになるはずです。

わんちゃんのための環境づくりに役立つポイントをまとめましたので、ぜひ参考にしてくださいね。

新しくわんちゃんをお迎えしたい！わんちゃんのための準備をはじめよう

ペットショップや保護施設などからわんちゃんをお迎えすることが決まったら、さっそく準備をはじめましょう。
フードやトイレグッズなど必要なペット用品はたくさんありますが、お迎えする前にしっかり考えておきたいのが環境づくりです。

わんちゃんがお家の中でストレスなく過ごせるようにするためには、どんな家具やペットグッズがあるといいのか知っておきましょう。

また、わんちゃんが安心できるスペースの確保やケガ防止対策、家具を汚したり傷つけたりするのを防ぐ方法などについて考え、事前に準備しておくことが大切です。

今回はわんちゃんと暮らすための環境づくりに役立つ情報をご紹介しますので、お迎え前にぜひチェックしてみてください。

【1】わんちゃんが快適に過ごせるスペースをつくろう

わんちゃんが快適に過ごせるようにするためには、専用スペースの確保と室温調整が欠かせません。それぞれについて紹介していきます。

ケージなどでわんちゃん専用のスペースをつくる

まずはわんちゃんのための空間をつくることから考えましょう。
わんちゃんは自分専用のスペースがあると安心するので、サークルやケージ、クレートなどを用意してわんちゃんコーナーを設けます。
犬種によって体の大きさが異なるため、適切なサイズのものを選ぶことが大切です。

お部屋の広さやレイアウトによってはサークルやケージを食事とトイレスペースに、クレートを寝床として別々の場所に置くのも1つの方法です。
クレートは動物病院などへの移動の際に使用するほか、わんちゃんが安心できるハウスとしても使えます。

快適な温度環境になるようにする

お部屋の中にわんちゃんの専用スペースをつくる時は、室温管理もしっかり行いましょう。
サークルやケージを窓際に置く場合は、夏の直射日光に注意。遮光カーテンなどで日光を遮り、エアコンや扇風機を使って過ごしやすい温度に調節しましょう。

夏場は約25～26℃がわんちゃんにとって過ごしやすい室温といわれていますが、犬種によっても異なるので様子を見ながら調節してください。
わんちゃんの息が荒い時は体温を下げようとしているため、もう少し涼しくしてあげるといいでしょう。

また、冷気は下に溜まりやすいので、冷えすぎる場合もあります。わんちゃんの過ごしている位置の温度をチェックすることが大切です。

そして冬の場合も窓際からの冷気で冷えすぎる場合があるのでカーテンなどで対策しましょう。
約22～23℃がわんちゃんにとって快適な冬の室温なので、暖房を活用して調節してください。

また、よく寝ている場所に毛布を敷く、わんちゃん用のベッドを置くなどの工夫も取り入れて寒さ対策をしてあげるのがおすすめです。
わんちゃんは寒さに強いといわれていますが、子犬やシニア犬、毛の短い犬種などは寒いのが苦手な場合もあります。その子にあわせた環境に調節しましょう。

【2】わんちゃんがケガしないための対策をしよう

わんちゃんがお家の中でケガをしないように対策しておくのも大切です。
フローリングで滑って転んだり、家電製品のコードが首に巻き付いたり、誤飲したりなどいろいろな危険があるので、お迎えする前にしっかり対策しておきましょう。

ラグやカーペットを敷いてフローリングの滑り対策

フローリングの床はわんちゃんにとって滑りやすく、転んだり足腰への負担になったりする恐れがあります。
そのため、わんちゃんが過ごす空間にはラグやカーペットを敷いておきましょう。

わんちゃんは爪をしまうことができないので、ループパイルだと爪が引っ掛かってしまいます。
ラグやカーペットはカットパイルのものを選ぶのがおすすめです。

リビングなどわんちゃんが過ごすスペースだけではなく、廊下や玄関にも敷いておくと安心ですね。
また、わんちゃんがいるとニオイが気になりやすいので、消臭機能付きのラグやカーペットもおすすめです。

マンションに住んでいる場合は、わんちゃんが走った時の階下への騒音も気になりますが、そんな時にもラグやカーペットを敷いていると対策になります。

わんちゃんが口にしてはいけないものを片付ける

わんちゃんはいろいろなものを口に入れてしまうため、誤飲にも注意しましょう。
収納家具を使ってものを片付けるようにし、床に置きっぱなしにならないようにします。
収納家具は扉や引き出し付きのものだとわんちゃんが自分で取り出せないため安心です。

また、細々としたわんちゃんグッズをすっきり片付けるためにも、扉や引き出し付き収納家具があると便利ですよ。
床にものがなければ空間も広々と使えるため、わんちゃんも遊びやすいでしょう。

そして、わんちゃんが家電製品のコードをかじってしまったり、コードが首に巻き付いてしまったりする危険も考えられます。
そのため、わんちゃんが過ごす空間では、コードをしっかり片付けておきましょう。

ケーブルボックスにまとめて収納したり、家電を使わない時は束ねたり、届かない位置に配線したりしてわんちゃんが触れてしまうことのないようにしてくださいね。

地震の時にわんちゃんのスペースに家具が倒れないようにする

万が一地震が起きた時に、わんちゃんの専用スペース近くに家具を置いていると、倒れたり収納物が落下したりして危険です。
扉の付いた収納家具でも、揺れによって扉が開いて中身が降ってくる可能性もあります。

そのため、わんちゃんの居場所近くにはなるべく背の高い家具を置かないようにするのがおすすめです。
どうしても背の高い家具を置く場合は、しっかりと固定するようにしましょう。

わんちゃんグッズの収納スペースとして家具が必要なら、背の低い安定感のあるものが安心です。

【3】機能的な家具を取り入れて汚れや傷の対策を

どんなわんちゃんでも、トイレではないところで粗相してしまったり、吐いてしまったりすることがあります。
お気に入りのソファやダイニングチェアなどの張地が汚れてしまうとショックですよね。

抜け毛が付いたり、爪のひっかき傷が残ったりすることもあるでしょう。
そんなことを防ぐためには、お手入れしやすくて耐久性に優れた家具を取り入れるのがおすすめです。

例えばカバーリングタイプのソファなら、わんちゃんが万が一汚してしまった時もカバーを外して手入れすることができます。
ひっかき傷がつきにくい素材のカバーを選べば、わんちゃんがソファでホリホリしてもボロボロになりづらいでしょう。

座面や背もたれクッションが外れるタイプなら、抜け毛のお手入れもしやすくなるでしょう。
わんちゃんも家族も快適に過ごせる空間にするためには、このような機能的な家具の購入を検討してみるのも1つの方法です。

便利な家具があればわんちゃんが過ごしやすい環境をつくれる

わんちゃんをお迎えするには事前に環境をしっかり整えよう

今回は、わんちゃんをお迎えする前に整えたい環境について紹介しました。
わんちゃんを新たに迎えるには、過ごしやすいスペースを準備しておく必要があります。
わんちゃんの場合はケージなどで専用スペースを確保することや、ケガ防止対策をしておくことが大切。

うっかり汚してしまった時のことを考え、お手入れしやすい家具を取り入れるのもいいでしょう。
わんちゃんも家族もストレスなく過ごせるように、事前にしっかり準備してお迎えしてあげたいですね。

カリモクにはわんちゃんと暮らしやすくなる機能的な家具が揃っています

わんちゃんが過ごしやすい環境にするためには、機能的な家具やラグを取り入れるのもおすすめです。

ひっかき傷がつきにくく、汚れても手入れしやすいソファや、わんちゃんグッズをまとめてすっきり収納できる家具があれば、わんちゃんも家族みんなも快適に過ごせるはず。

そんな時におすすめの家具がカリモクには揃っています。

そこで次の記事では、カリモクおすすめのわんちゃんと暮らしやすくなる家具を紹介します。
ソファの張地や収納家具、消臭機能付きのラグなど機能的なアイテムが豊富なので、これからわんちゃんをお迎えする人は、ぜひチェックしてみてくださいね。