【後悔してからじゃ遅い!】家を購入時の家具の選び方

マンションか戸建か、新築か中古かなどにかかわらず、家の購入は家具やインテリアの買い替えのタイミング。しかし、入居前からあれもこれもと揃えてしまうと、後悔につながるケースも珍しくありません。
筆者のまわりでも「棚のサイズが部屋に合わなかった」「ソファーを買ったけど必要なかった」など、家を購入する際の家具にまつわる失敗談はよく耳にする話。家具は決して安い買い物ではないので、後悔のないよう慎重に選びたいですよね。
そこで今回は、家を購入するときの家具選びポイントや、家具を買うベストなタイミングについて詳しくお伝えしましょう。
家を購入するときに知っておきたい家具選びのポイント
家の購入という一大イベントに気持ちが舞い上がりやすく、家具は安易な気持ちで選びがちです。 家具選びに失敗しないように、購入前には次のようなポイントを押さえておきましょう。
家具のサイズを測り配置を決めておく
家具は購入時にきちんとサイズを測っておき、部屋のどこに配置するかを決めてスペースが足りるかチェックしておきましょう。
意外と多いのが、家具のサイズが部屋に合わなかったという失敗談です。
家具を選ぶ際に目測でサイズを確認して購入したら、部屋のサイズに合わなかったケースも。また予想外の大きな存在感に、イメージと違う部屋になってしまったということになりかねません。
出先やネットショッピングなどで好みの家具に出会うと、思わず後先考えずに購入してしまいがちです。いったん落ち着き、家具のサイズと配置を確認することが大切です。
予算を決める
家具にかける予算の上限を決めておきましょう。
家を購入する際は大きな単位の金額が動くため、金銭感覚が麻痺してしまうことがよくあります。普段なら躊躇してしまう金額を、なんのためらいもなく支払ってしまうことも。
また、どんな家具を買おうかリサーチしていると、物欲が刺激されて、不必要なアイテムまで購入してしまったという失敗談も珍しくありません。
家具選びの前にきちんと予算を決めておくことで、やみくもに購入するのを防げます。
好きなインテリアの雰囲気を洗い出す
実際に家具を購入する前に、自分たちの好みのインテリアイメージを集めておきましょう。
ネットの画像を保存しておいたり、雑誌の記事をスクラップしておくといいですね。
好きなインテリアの雰囲気を再確認できるだけでなく、家具を購入する際、お店の人にもイメージが伝えやすくおすすめです。夫婦でのインテリアのイメージ共有にも一役買うでしょう。
あらかじめ好きな部屋の雰囲気を決めておけば、イメージに合わせた家具を失敗なく選べます。
家具を購入するベストなタイミングは?
家具はすべてのアイテムを入居前に揃えておく必要はありません。
ここでご紹介するのは、はじめは必要最小限の家具だけを揃え、必要や好みに応じて徐々にアイテムを増やしていく方法。少しずつ様子を見ながら揃えることで、家具の購入にまつわるさまざまな失敗を避けられますよ。
1.入居前に【必要最低限の家具】
ダイニングテーブルやベッド、テレビボードなど、なければ生活が難しい家具は、入居日当日までに購入して揃えておきましょう。
新居での生活が始まる前に選ぶため、家具を部屋に配置したイメージがつきにくいことも。そのため、前述したポイントを踏まえ、とくに慎重に選びたいですね。
2.生活をはじめたら【あると便利な家具】
ソファーやリビングテーブル、スツールなどは、なくても取り急ぎ生活が可能です。
インテリアの印象を左右するアイテムでもあるため、引っ越し直前に慌てて購入して失敗するより、しばらく暮らしてみて必要性を感じてからの購入でも遅くありません。
3.新生活が落ち着いたら【暮らしを彩る家具】
飾り棚や一人掛用のソファー、クッションなど部屋に彩りを加える家具やインテリア小物は、新居での暮らしがしばらく経ってきたころの購入がおすすめです。
入居前に購入してしまうと、つい「好き」を基準に選んでしまいやすく、全体的なバランスがちぐはぐになってしまいがち。
あとから買い足すことで、全体のテイストに合わせて差し色アイテムやアクセント小物を上手に取り入れられます。
家と一緒に長く愛用できる家具を選ぼう
家具を選ぶ基準は人によってそれぞれです。手頃な値段のアイテムを短いスパンで買い替えるのを繰り返すという方法もあるでしょう。
しかし逆に、長く愛用できる家具を選ぶというスタイルもあります。質のよい家具を選べば長く使えることはもちろん、思い出も刻まれ、家具そのものの経年変化も楽しめます。
次の記事では長く使える家具選びのポイントと、おすすめの商品について解説しています。ぜひ読んでみてくださいね。