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北欧風ナチュラルなリビングダイニングの特徴とは?コーディネートのコツをご紹介

北欧風のインテリアは、日本でも長きにわたり人気の高いスタイルです。
でも、実際にリビングダイニングなどを北欧風にしたいと考えたときに、どんなポイントに気をつけるとよいのでしょうか?

本記事では、北欧家具の歴史や特徴をご紹介すると同時に、具体的なコーディネートのコツをお伝えします!

ナチュラルでやさしい北欧風のリビングダイニングのインテリアを実現するヒントを見つけてみてくださいね。

北欧家具の歴史やインテリアの種類

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北欧風のインテリアといっても、その様相はさまざまです。まずは、北欧とはどんなエリアでどのような特徴があるのか、北欧家具はどういった変遷を遂げたのかをご紹介します。


そもそも北欧とは?

北欧地域とは、ヨーロッパの北にあるデンマーク・ノルウェー・スウェーデン・フィンランドの4カ国、あるいはアイスランドを加えた5カ国を主にさしています。
冬が長く、寒さが厳しいエリアとして知られています。
たとえば、スウェーデンでは、冬の日の出は朝9時ごろで日中も完全に日が昇ることがないそうです。

そのため、北欧の人々は家で過ごす時間を大切にしており、家具やインテリアも居心地のよさを重視して選んでいます。


北欧家具の歴史

北欧の家具の歴史をひも解くと、古くは8世紀末から11世紀半ばに遡ると言われています。
しかし、世界で北欧家具が注目されるようになったのは20世紀以降でしょう。

ドイツで起こったバウハウスを中心としたモダニズムの運動の影響を受けて、デンマーク家具デザインの父と呼ばれた「コーア・クリント」が北欧家具の黄金時代の礎を築きました。
その後、アメリカの雑誌でデンマーク家具が取り上げられ、北米で北欧家具が人気を博すようになったのです。

当時、ハンス J ウェグナー、アルネ・ヤコブセンなどの有名なデザイナーを数多く輩出した北欧家具ですが、伝統を受け継ぐだけではありません。

現在でも、新進気鋭のデザイナーが新しい北欧家具のトレンドを数多く生み出し続けています。


北欧インテリアの種類は?

北欧家具といえば、ナチュラルテイストの白木家具をイメージするかもしれませんね。
しかし、北欧インテリアといっても、実はさまざまなテイストがあります。

たとえば、使い込まれてツヤが増した赤味のある木製家具が印象的な北欧ヴィンテージや、ポップな色づかいやユニークなデザインが特徴の北欧モダンなど。
でもやはり、王道かつ人気が高いのは北欧ナチュラルテイストなのではないでしょうか?

木のもつ温かみややさしさを感じる北欧ナチュラルなインテリアは、居心地のよい空間づくりに長けた北欧の人々の暮らしを体現できるスタイルといえるでしょう。


北欧インテリアの特徴は?

北欧家具には歴史がありテイストもさまざまですが、共通する特徴もみられます。具体的には、どのような特徴があるのかお伝えしますので、北欧風インテリアの家具を選ぶ際の参考にしてみてくださいね。


木のあたたかみを感じる家具

森林資源の豊かな北欧では、木を使った家具が多い傾向です。椅子やテーブル、ソファの脚部・背もたれなどに質の高い木材を使っています。
また、あとでご紹介する曲木などの高度な技術から美しい家具を生み出しています。


曲木技術によるなめらかさ


アルヴァ・アアルトのスツールのように、木材に熱を加えてカーブを作る曲木など、木材加工における高い技術があります。それらの技術によるなめらかな曲線をいかした、やさしいデザインが特徴の1つといえるでしょう。椅子や脚付き収納家具の脚部は下に向かって細くなるテーパードになっているものも多く、優美なシルエットが魅力的です。


自然と調和するやさしいデザイン

木を使った家具はあたたかみがあり、居心地のよいインテリア空間を作り出してくれます。
自然の風景や動物などにインスパイアされたデザインの北欧テキスタイルを組み合わせれば、ナチュラルでやさしい印象のインテリアコーディネートが可能です。


リビングダイニングのインテリアをナチュラルな北欧風にするコツ

北欧風のインテリアを実現させるには、どのようなポイントに気をつけるとよいのでしょうか?
ここでは、実際に北欧風のリビングやダイニングをコーディネートや家具選びの際に意識するとよいポイントをご紹介します。


木製家具を取り入れる

北欧家具といえば、やはり「木製」であることが大切なポイントです。

ナチュラルで明るい雰囲気がお好みなら、オーク・ブナ・メープルなどの素材を取り入れるとよいでしょう。
塗装は自然の木の色をいかした、無色透明または無塗装にすれば、よりナチュラルな雰囲気を味わえます。
ヴィンテージ調の北欧スタイルには、赤味がかった茶色やダークブラウン系の塗装を選んでみてください。

シックな要素をプラスした北欧モダンスタイルには、ウォールナット材を選択してみてもよいかもしれません。
落ち着きのある北欧風インテリアにすることができます。

また、曲木のようになめらかな曲線を描くようなデザインや、脚部が下に向かって細くなるテーパードタイプのものを選ぶとより北欧らしさを演出できます。
食器棚などの箱ものの家具も、角が丁寧に面取りされていて丸みのあるものはやわらかい印象で北欧風インテリアにぴったりです。


照明計画にこだわる

北欧風のインテリアで、ぜひこだわってほしいのが照明です。
ダイニングテーブルのうえに、ペンダントライトを吊るしてみるだけでもぐっと雰囲気が高まります。

また、テーブルライトやフロアライトなど、スタンドライトを置いて光のある場所をない場所のメリハリをつけてみてください。
間接照明を複数組み合わせることで、部屋全体に明るさのリズムがうまれて居心地のよい空間演出ができるでしょう。

また、北欧デザインの照明器具も数多くあり、北欧風インテリアにコーディネートするときに大活躍してくれます。
たとえば、近代照明の父と呼ばれたポール・ヘニングセンがデザインした「PHシリーズ」や、ホウロウ製のシェードのペンダント灯などは北欧風インテリアにマッチします。


北欧柄のファブリックをプラスする

北欧風インテリアをつくるときには、北欧テキスタイルも欠かせないアイテムの1つです。
山や森などの景色や動物といった、自然をモチーフにした幾何学模様デザインが特徴的な北欧テキスタイルは、椅子やソファの張地・カーテン・ラグ・クッションなどに取り入れると北欧らしさが高まります。
グリーンやブラウン、ベージュなどのアースカラーをベースにしたものも多く、ナチュラルでやさしいインテリアに寄り添ってくれるでしょう。
華美になりすぎず、リビングダイニングに彩りを添えてくれます。

また、北欧テキスタイルには、鮮やかなデザインや大胆なイメージの柄のファブリックもたくさんあります。
ぱっと目を引くアクセントとして取り入れてみるのもおすすめです。


カラーコーディネートを意識する

北欧風のナチュラルインテリアでは、たくさんの色を取り入れすぎないのがポイントです。
椅子・テーブル・収納などの木製家具の木部は同じ色でそろえて、まとまりをもたせるとよいでしょう。

北欧インテリアのポイントは、温かみのあるナチュラルカラーをベースとして、アクセントに差し色をプラスすること。
全体的にやさしい雰囲気で統一でき、ナチュラルな北欧風リビングダイニングにぴったりのカラーコーディネートができます。


北欧風リビングダイニングでおしゃれな暮らしを楽しもう!

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ナチュラルな北欧風のインテリアは、やさしい雰囲気で居心地がよい空間になります。
なめらかな曲線をいかした木製家具や照明、北欧ファブリックなどを取り入れて、統一感のあるリビングダイニングにコーディネートしてみてください。

おしゃれですてきなインテリアで、家にいるのが楽しくなりますよ。


次の記事では、北欧風ダイニングにぴったりなカリモクの椅子やテーブルをご紹介します!
北欧風のナチュラルなインテリアを目指したい方におすすめの商品なので、ぜひチェックしてみてくださいね。

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この記事を書いた人

永澤 璃子都内在住、男児(6歳児)をもつ、フルタイム勤務のワーママです。
子どもが可愛くて仕方ないけれど、自分...

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