ずっと飽きのこないダイニングチェアーを選ぼう。
ダイニングは食事にくつろぎ、勉強や作業と、一日の中でもっとも使う場所。
だからこそ、気持ちよく使い続けられて、飽きのこないチェアー選びが大切です。
あなたにベストな一脚を選ぶポイントをご紹介いたします。
Check Point
Check Point 01サイズ選びの基本
ダイニングチェアー選びの基本は、身体に合ったサイズであること。
チェアーのサイズもですが、テーブルとのバランスもとても大切です。
身体に合ったサイズの
チェックポイント
まずは、足が床にきちん着くかを確認しましょう。
座り方にもよりますが、身体のどこかに圧迫感や窮屈感があるかどうかもチェックしましょう。
無理なく、楽に座れる椅子が適切なサイズです。
※座面の高さが合わない場合、脚の長さで調整できることもありますので問い合わせてみてください。

テーブルとチェアーの
適切なバランスは?
最適な高さは、一般的に椅子の座高との差が27~30cm 程度と言われています。椅子に座って軽く脇をしめ、テーブルに手を下ろした時、肘が90 度位になる高さが最適です。

テーブルとチェアーの高さが適切でないと・・・
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間が狭い場合
食事や作業をするときに前かがみになり、
楽な姿勢がキープできなくなります。 -
間が広い場合
食事や作業をするときに腕が上がってしまい、
疲労感が大きくなります。
※差尺が適切でない場合は、高さがオーダーできるテーブルを選ぶとよいでしょう。
チェアーの素材や張地・デザインは、お好みで選べます。
カリモクはすべて1個単位でのオーダーが基本。お好みで1つずつ選んでコーディネートすることも可能です。
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そろえる場合
統一感のある、落ち着いたコーディネートができます。体形が家族で大きく異なる場合は、1つに絞るのが難しくなることも。
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バラバラの場合
家族それぞれに身体や好みに合った椅子を選んで、みんなが快適な空間に。バランスのとり方にはテクニックが必要です。
Check Point 02種類と素材の基本
ダイニングチェアーには、基本となる種類・素材があります。
使い勝手やお好みに合わせて、過ごしやすい組合せを選びましょう。
肘について
多くのチェアーは、同モデルで肘掛のあるタイプとないタイプが用意されています※
くつろぎ方や使い勝手で選びましょう。
※モデルによってはどちらかしかないものもあります。
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肘掛タイプ
肘を置いて楽な姿勢を作ることができ、ダイニングでくつろぎたい方にオススメです。
食事や作業の際に、腕が動かしづらいことがあります。出入りの時にはチェアーを大きく引く必要があるため、立ち居の多い方には不便さもあります。 -
肘なしタイプ
チェアーを大きく引かなくても、身体をずらして出入りできるので、限られたスペースや食事・作業がメインの方にオススメです。
背もたれについて
もたれの高さや形状は、くつろぎ方やスペースの見え方に大きく関わります。
好みと合わせて、しっかりチェックしましょう。
背モタレの高さ
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ローバック
圧迫感がないので、部屋が広く感じられます。背もたれが邪魔にならないため、配膳などがスムーズに行えます。
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セミハイバック
ハイバックとローバックの中間の高さで、どんな用途でもぴったりです。
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ハイバック
背中全体が支えられ、楽に座れます。フォーマルな印象になりますが、空間はやや狭く感じられます。
張地の有無
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張地を張った背もたれ
クッション性があり、くつろぎに最適です。汚れを気にされる方には、カバー仕様のものか、防汚スプレー(推奨品)の使用をお薦めしています。
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張地のない背もたれ
隙間のあるタイプは圧迫感が少なく、お部屋を広く見せます。木部のナチュラル感は楽しめますが、くつろぎ感は弱くなります。汚れなどのメンテナンスは楽です。
張り素材について
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本革
革は使うほどに、味わい深くなる天然素材です。きめ細かでしっとりとした風合いを持ち、使えば使うほど重厚感を増していくのも本革ならではの魅力です。熱や摩擦に強く、伸縮性、吸放湿性、耐久性にも優れています。その反面、天然素材であるがゆえに、伸びや焼け、染めの色合いやシボのバラ ツキも見られます。
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布
カラー、柄、布目などのバリエーションが豊富で、コーディネートの幅が広がります。空気抜けが良く、やわらかな座り心地が魅力です。
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合成皮革
水分を弾くため、汚れが落としやすくメンテナンスしやすいのが特長です。人工的に作られるため、革や布に近い風合いのものや、鮮やかな色合いのものなど、バリエーションに富んでいます。布カバーと組み合わせられるものもあります。
Check Point 03暮らしに合わせたタイプの選び方
ダイニングチェアーは、実はさまざまなタイプがあります。
それぞれの特徴を知ってチェアーを選ぶことで、より過ごしやすい空間にすることができます。
Check Point 04座り心地のポイント
ダイニングチェアー選びで大切なのは、何と言っても座り心地。
クッション構造によって座り心地に特徴があります。ぜひショールームでお試しください。
様々なクッション構造を組み合わせて、快適な座り心地を実現
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布バネ仕様(部分)
シート中央など、臀部・太ももへの圧迫が強くなるところに布バネを使用し、座り心地を向上させています。
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布バネ仕様(全面)
座面の全面に布バネを使用。凹凸に合わせて支えることで身体への負担を軽減するとともに、合板をなくして軽量化も実現しています。
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布バネ+
3次元立体織物仕様3次元構造のクッション材を布バネなどと組み合わせ、優れた体圧分散性を実現。長く座っても疲れにくい構造です。
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S組バネ仕様
S字に加工されたバネを使用した、弾力性のあるクッション構造です。厚みのある座り心地が特徴です。