家具製品の開発と、それに関わるすべての運用管理を行います。「品質至上」の理念の下に、カリモクグループの品格あるものづくりを支えます。
「市場のニーズは?」「お客様にとってすぐれた商品とは?」を追求し、商品化をめざす研究開発部門。その重要な役割を果たしているのが「マーケティングセンター」です。グループの企画開発活動の情報発信総合拠点となり開発をリード。営業部門と連携しながら、幅広く情報を収集し、分析・発信、欧米の提携先とも活発に討論を重ねるなどして商品化を図っています。
家具の製造に関わる、あらゆる技術を検証・開発・管理する部門です。世界にも通用するグループ統一規格「KGIS」を監修・更新しながら、各工場への技術指導を行っています。主に新商品に関わる試作グループも擁し、新たな技術や素材の開発にも取り組む技術部は、ものづくりの原点であるとも言えます。
資材から製造、商品までの物流をつなぐ情報システムを管理・運営しているのが「情報システム部」です。情報ネットワークの構築など、カリモクグループのインフラ整備に留まらず、モバイルを活用した工場の業務改善や営業ツール企画など、ITを駆使したグループ発展の推進役も担っています。
経理部は、カリモクの経営の根幹を支える重要な部署です。正しい財務戦略により企業価値を向上させることが重要な役目になります。支払い関係などの会計業務、資金の計画・調達・運用や決算手続きなどを行います。
カリモク全体の商品構成を把握し、需給の最適化を図っているのが「生産企画部」です。商品自体の情報から、売れ行きや生産動向を一元的に管理し、的確な生産を実現するための工場との調整役を担っています。また営業部門への販売実績や分析情報の提供も重要な役割です。 意匠や商標などの無体財産の管理にも携わっています。
カリモクグループ全社で使われる資材は、実に多種多彩。主要な皮革からネジの1本に至るまで、すべての調達管理を担っているのが「購買部」です。グローバルな市場からの適切な資材調達が、家具の価値に反映されています。カリモクならではの基準を満たすための価格交渉を行い、カリモク家具のこだわりの品質を支えています。
グループの今から未来を見据え、人材と資源を最大限に活かすための管理部門が「総務部」です。「企業は人」と言われる通り、人づくりは企業にとって重要なファクター。カリモクを形成する人材の、採用から育成に関わる労務管理を一手に担っています。また製造部門や全国にまたがる営業拠点、そこに関わる資源の管理・運用も、この部門が支えています。
製造された家具を「商品」として小売店に卸すと同時に、自社ショールームなどを活用して、お取引先とお客様との橋渡しを行っています。
全国にまたがる28の営業所を拠点に、家具専門店やインテリアショップをはじめとした、あらゆる得意先との取引を行う家具卸業務の最前線が「地区営業部」です。カリモクの「営業担当」として、お得意先への商品情報の提供や、ソリューションを中心とした売場企画・販促企画のご提案・お得意先社員様への教育を行います。また自らのショールームや店頭での販売を通じて、お客様の声や売れ筋情報を収集し、開発部門にフィードバックすることで、新たな商品開発に役立てています。
お取引先の中でも専門特化した取り組みを担うのが、住宅メーカーや百貨店を担当する「住宅・百貨店営業部」です。住宅メーカーではインテリアコーディネーターなどの担当者と密に連携し、個別のお客様ごとにプレゼンをご提案するなど、きめ細かな対応をしています。百貨店においては、様々な部署や外商員の方とコミュニケーションをとりながら、個別の催事に共同で取り組むなど、お互いのブランドを高めあう活動を行っています。
従来の家具専門店や百貨店など、家具の展示をメインにした業態以外の、新たな販路拡大を担うのが「新市場営業部」です。ショールームでの販売活動を主とした無店舗店との取引や、他企業とのOEMの取り組みなど、その活動は多岐に渡ります。引越し会社での家具販売など、業種を超えたドラスティックな顧客接点の開拓にもチャレンジしています。
中国・韓国を中心に、海外での販路拡大を担当するのが「海外営業部」です。各国の文化の違いに対応しつつ、取引先の開拓、取り扱い品目の拡大に取り組んでいます。イタリアで開催されるミラノサローネなど、海外の家具展示会への出展を通じて、カリモクブランドの世界へのアピールも行っています。
直接お客様にカリモクの家具をご覧いただける場として、全国26のショールームを運営。お客様の家具選びがスムーズに行えるためのレイアウトの刷新、商品の鮮度管理を日々行っています。お客様の生の声を集めて製造部門にフィードバックし、品揃えや品質の向上に役立てることも大切な役割です。小売店様に新商品をご覧いただくための展示会も開催し、カリモクのこだわりや商品知識をお伝えする場としても活躍しています。
国内の広域エリアにまたがり、多くの店舗を展開するチェーンストアに対応するのが「特定チェーン店営業部」です。経営の要となる本部と対企業としての共同戦略を策定し、各店舗への展開をチームで推進していきます。スケールメリットを活かしたオリジナル商品の開発も、この営業部ならではの活動です。
オフィスや病院・老人ホーム・公共施設・商業施設など、様々な業務用途の家具のオーダーに対応するのが「コントラクト営業部」です。お客様のニーズを聞き出し、最適なプランを設計・提案していくソリューション営業を行っています。木製家具の良さである穏やかな空間作りを活かして、既製品の枠にとらわれずにご要望に合わせた家具をご提供しています。
関連部署と連携し、カリモクとしてのブランド価値を高める活動をしています。またお客様からの声を聞いて商品改良に役立てたり、アフターメンテナンスを行います。
作り手から引き継いだ「製品」を、店頭に並ぶ「商品」にするのが「営業推進部」です。マーケティング戦略に基づき、商品化計画・販促の作戦立てをする、プロデューサーの役割を担っています。また作戦に沿った展示会などの運営や、それに関わる各種媒体・サインの企画・制作など、その役割は多岐に渡ります。ショールームの設営企画・ホームページの管理・運営・広報対応などを通じて、ブランドの価値をより高める活動もしています。
家具販売後のアフターフォローのすべてを担当しているのが「商品管理部」です。お客様からの多様な相談にお応えする「お客様相談室」、工場以外でのすべての家具修理を行う「メンテナンス課」、全国の物流を管理する「倉庫課」など、その活動がカリモク家具の品質を支えています。全国のお取引先からの商品発注を承る「受注センター」も、商品管理部の重要なファクターとなっています。
新築など、新たな生活を育もうとしているお客様に、よりわかりやすく暮らしの家具を提案するための大切なツールがプレゼンボードです。それを基準に家具選びをすることで、具体的なイメージを描いていただけるのです。 「プレゼンセンター」では、いただいた図面を元に、お客様一人ひとりにあったプレゼンボードの作成を一手に担っています。住宅メーカーの催事などの各種支援も行っています。