カリモク家具がiFデザインアワード2023を受賞
[ 端材を活用したデザイン雑貨・木製小物「Ki Ki Ki」]
カリモク家具株式会社(本社:愛知県知多郡東浦町、取締役社長:加藤正俊、以下「カリモク家具」)による、トラフ建築設計事務所と共同開発し2021年10月に発売開始したデザイン雑貨・木製小物「Ki Ki Ki」が、国際的に権威のある「iFデザインアワード2023」のプロダクト分野において「iF デザイン賞」を受賞しました。ハノーバー(ドイツ)を本拠地とする「iF International Forum Design」は、世界で最も長い歴史を持つ独立したデザイン団体です。毎年優れたデザインを選出し「iF デザインアワード」を授与しています。2023年度は約11,000件にのぼる応募が56か国から寄せられ、133名の専門家による厳正な審査・選定が行われました。
Ki Ki Kiは、「おうちで過ごす時間が長くなった世界中の人々にむけて、日々の暮らしを豊かにするアイテムを提案したい」という思いから生まれました。2018年スキンケアブランドの店舗内装をきっかけに、家具制作、オフィスデザインなど、多岐に渡り協業してきたトラフ建築設計事務所と開発を進めました。2020年末より家具購入者を対象とした海外・期間限定ノベルティアイテムとして配布したところ好評を博し、製品化を希望する声に押され、2021年10月の国内外での一般発売に至りました。
「Ki(木)」の集積で作られた木(Ki)のオブジェが、気(Ki)のめぐりを促す」をコンセプトとした丸みを帯びた3種のオブジェは、ユニークで個性的な形状。身体にやさしくフィットするため、つぼ押しとしても活用できます。
「Ki Ki Ki」は「森」も意味しています。当社では計画植林された木材や間伐材の積極的な活用といった、木材や森林資源の持続可能性に取り組んでいます。本アイテムでは家具製作の過程で排出される端材を材料として活用し、当社独自の高度な木工技術により、繊細で優しいフォルムを実現しました。
木と向き合い、時間をかけて、丁寧につくりあげたプロダクト。木の柔らかさとやさしい手触りを持つオブジェが、世界中の人々の豊かで上質な時間に寄り添います。
iFデザインアワードは、1954年以来、国際的に権威のあるデザインアワードのひとつとして、またiFロゴは優れたデザインの証として広く認知されています。この賞は、「プロダクト」「パッケージ」「コミュニケーション」「サービスデザイン」「建築」「インテリア・内装」「プロフェッショナルコンセプト」「UX(ユーザーエクスペリエンス)」「UI(ユーザーインターフェース)」の9つの分野で構成されています。すべての受賞デザインは、www.ifdesign.com で公開されています。
◆Products
Ki-01
W69×D69×H200(mm)
Ki-02
W85×D85×H120(mm)
Ki-03
W53×D53×H160(mm)
素材 : 集成材(ナラ / ウォールナット / サペリ / チェリー / メープル)
価格 : 各 8,470円(税込)
デザイン : トラフ建築設計事務所
製造 : カリモク家具株式会社
◆トラフ建築設計事務所について
鈴野浩一(すずの こういち)と禿真哉(かむろ しんや)により2004年に設立されました。建築の設計をはじめ、インテリア、展覧会の会場構成、プロダクトデザイン、空間インスタレーションやムービー制作への参加など多岐に渡り、建築的な思考をベースに取り組んでいます。主な作品に「テンプレート イン クラスカ」「NIKE 1LOVE」「港北の住宅」「空気の器」「ガリバーテーブル」「Big T」などが挙げられます。
◆カリモク家具株式会社について
1940年に加藤正平が愛知県刈谷市で木工所を創業。木製品の加工業を営み、そこで培った技術を元に、1960年代に自社製の木製家具の販売を開始した家具メーカーです。「 木とつくる幸せな暮らし 」をグループミッションに掲げ「 品質至上 」の理念のもと、機械による高度な加工と職人の技を融合させる 「 ハイテク & ハイタッチ 」 で家具づくりに取り組んでいます。また安心・安全・環境配慮の観点から、日本家具産業振興会が定める国産家具表示認定基準を満たしています。
Web :
https://www.karimoku.co.jp/