Press Release

このプレスリリース記載の情報( 製品価格、製品仕様、発売日、お問い合わせ先、URL 等) は、発表日現在の情報です。
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出展情報 No.22-005 2022.06.01

カリモク家具 ミラノサローネへ
Karimoku Case Studyを初出展
[2つの新作アイテムも発表]


 

 カリモク家具株式会社(社長:加藤正俊 本社:愛知県知多郡)は、202267()から12日(日)にイタリア・ミラノで開催されるミラノサローネ国際家具見本市2022に出展いたします。カリモク家具がグローバルに展開するコレクションである「Karimoku Case Study(カリモクケーススタディ)」の主要なモデルの展示に加え、ブルーボトルコーヒー社のカフェのために、日本の建築家の芦沢啓治によってデザインされた、新しいダイニングチェアとラウンジチェアを発表いたします。

 

 

□新製品

 

アイテム名:A-DC02

 

芦沢啓治の設計によるA-DC02は、A-DC01(ブルーボトルコーヒー渋谷カフェのためのダイニングチェア)の軽快なフォルムはそのままに、長時間座っても疲れないようにアップデートされたもので、ブルーボトルコーヒー社のカフェのインテリアに合わせてデザインされたダイニングチェアです。このアイテムは、ミーティングやダイニング、カフェなどで、快適な座り心地を提供します。無垢材から削り出した背もたれが有機的な印象を与え、座面に張り込んだKVADRATのテキスタイルやレザーの柔らかな素材感と響き合います。木製の豊かな質感を表現しながらも、エレガントで軽やかです。

 

 

 

アイテム名:A-LC01

 

芦沢啓治の設計によるA-LC01は、A-DC02と同様に、ブルーボトルコーヒー社のカフェのインテリアに合わせてデザインされたラウンジチェアです。このアイテムは豊かな素材使いと卓越したクラフトマンシップを体現しています。やや傾斜のある座面でゆったりとくつろぐことができ、彫りの深い背もたれと柔らかなマテリアルは有機的で心地良い印象を与えてくれます。

 

 

□インスタレーション   -アパートメントインテリア-

 

 

 

ノーム・アーキテクツと芦沢啓治により設計された130㎡のブースは、リビング、ダイニング、ワークスペースの3つのエリアに分かれています。2019年のコレクション設立以降に実現した既存の5つのケーススタディから選ばれた木製家具はエリアごとに配され、来場者は家具と触れ合いながらブースを歩み進めることになります。

 

インテリアエレメントは上質な素材と暖かく明るい色調で統一されています。カリモク家具の職人らがミラノサローネのために特別に製作したオークの木製のルーバーは、空間を隔てる機能を持ちつつ先のエリアを見通すことができるため、広々とした視覚体験を生み出しています。デンマークよりコラボレーターとして、デザイナーのSara Martinsenは木製オブジェを、インテリアメーカーのRaw Elementsは地元産石灰から作られるハンドメイドのレリーフを、そして音響機器メーカーDynaudioからは会場で流す音楽のためのスピーカーを提供しています。

 

 

 

“このライフスタイルブランドは、空間の要求に基づいた多種多様なプロジェクトを通じ、長く使える家具を作るというアイデアから生まれました。今年のミラノサローネにおけるフェアトレードによるブースのコンセプトは、来場者が様々なインテリアセッティングを通してコレクションを実体験できるアパートメントをキュレーションするというもので、住宅、オフィスの両方で活用できることを紹介しています”
ノーム・アーキテクツ

 

 

 

“今年のミラノサローネで、最新の2アイテムを発表できることを嬉しく思っています。コレクションの哲学に忠実に、ブルーボトルコーヒー社のカフェのために、特別に新しいダイニングチェアとラウンジチェアをデザインしました。プライベートでもコントラクトでも使える汎用性の高い2つのアイテムは、オークの無垢材を使用し、軽量で設置面積も小さく、細身のフォルムと新しいシート張りのおかげで、有機的な印象を与えます。”    
芦沢啓治

 

 

 

2019年に最初の事例とコレクションを発表して以来、カリモク家具はプレミアムデザインの領域で国際的に認知され、成功したライフスタイルブランドへと急速に発展しています。現在、ブランドの一部となっているすべてのオーダーメイドコレクションを、ミラノサローネで初めて世界の人々に紹介できることを大変誇りに思います。”    
加藤洋(カリモク家具株式会社 副社長)

 

 

□Karimoku Case Studyについて

 

 

 

カリモクケーススタディは、日本を拠点に設立されたライフスタイルブランドです。静謐な美への敬愛、素材の豊かな表現、時間に左右されない魅力に対する共通した価値観を具現化しました。プロジェクトを通じて卓越したクラフトマンシップを誇るカリモク家具と世界的に活躍するデザインスタジオ ノーム・アーキテクツと建築家の芦沢啓治によって生み出された日本と北欧の文化とデザインが美しく融合されたコレクションです。

 

 

 

□NORM ARCHITECTSについて

 

2008年に設立された、工業デザイン、住宅建築、商業インテリア、写真、アートディレクションなど多岐にわたる分野で活躍するデザインスタジオです。ノーム・アーキテクツの作品の本質は、人間の幸福と同様、豊かさと制約、秩序と複雑さとの間のバランスの中にあります。建築であれインテリアであれ、彼らが手がけるプロジェクトに共通するのは、より大きなアイデアを内包したシンプルさです。 トレンドやテクニックよりも身体や精神が求めるものを指針とし、見た目の美しさだけでなく心地よさも追求することで、建築はより考え抜かれたものとなり、ミニマリズムは柔らかさをまとい、平面的な要素には質感を与えます。その仕事は、研ぎ澄まされたデザインでありながら、ディテールに対する細心の配慮、優れた耐久性を暗示するものとなっています。

 

デンマークの首都コペンハーゲンで最も古い通りの1つにスタジオを構え、そのコンテクストに敬意を払いつつ、時代を超えた美や自然素材、控えめで洗練されたスカンジナビアのデザインの伝統に基づいたデザインを行なっています。何が人間の感性を高めるのかを探求することで、彼らのプロジェクトは空間、オブジェクト、アイデアやイメージを最もシンプルな形へとそぎ落としていきます。加えるべきものも削るべきものも何もない、という絶妙なバランスを見出すことこそ、ノーム・アーキテクツの専門分野なのです。

 

 

□芦沢啓治建築設計事務所について

 

2005年に設立、自身の建築及び金物制作の分野における10年にわたる経験が活かされ、建築とプロダクトデザイン両方のチームが相互に刺激しあい、それぞれ独自のスキルをもたらす環境を生み出しています。論理的思考と開かれたマインドにより、各素材の可能性を最大化する過程で自然に導き出された「正直なデザイン」のシンプルで思慮深く洗練された作品を発表しています。 その仕事は、経験の共有が創造プロセスに不可欠であるという考えに基づき、スタッフ、クライアント、外部のプロフェッショナルなどプロジェクトにかかわる全ての人とビジョンを共有し、議論を深めることでプロジェクトの可能性を広げ、すべての側面において妥協のない新しいものを生み出しています。

 

芦沢啓治は、1996年に横浜国立大学建築学科を卒業後、自身のキャリアの始めの10年間を建築事務所と金物製作所の両方で積んだことは、彼のリノベーション、照明・家具デザインにおける、素材の特性を最大限に引き出すデザインに活かされ、デザインに対する独自のアプローチに影響を与え続けています。

 

 

□コラボレーターについて

 

KVADRATは、1968年の創業以来、テキスタイルのイノベーションにおいて分野をリードしてきました。建築家、デザイナー、個人消費者向けに、公共空間や家庭のインテリアに使用される現代的で高品質なテキスタイルとテキスタイル関連製品を製造しています。

 

SARA MARTINSENは、コペンハーゲンを拠点に活動するデンマーク人デザイナーです。家具デザイン、インテリア、デコラティブアートを手がけています。彼女の作品は、素材そのものを出発点として、その素材感を洗練された形で表現することに重点を置いています。

 

RAW ELEMENTSは、ハンドメイドのサステナブルで高品質なインテリアオブジェを製造するデンマークのメーカーです。同社は、素材の美学を通して、独自のストーリーを語るオブジェを制作しています。マテリアルの美しさ、歴史ある地中海の装飾、職人の技術に深く根ざしたインスピレーションを持ち、高品質のクラフトマンシップと地元で作られた天然素材の使用を組み合わせ、環境への影響を最小限またはゼロにして一生使える、より持続可能な製品作りに励んでいます。

 

DYNAUDIOは、1977年以来、デンマークで伝説的なラウドスピーカーの研究、設計、エンジニアリング、製造を行っています。世界中の家庭、自動車、プロのレコーディング・スタジオに素晴らしいパフォーマンスを提供しています。私たちは、アーティストが意図したとおりの音を録音して届けるという、たった一つの目的を持って仕事をしています。それ以上でも、それ以下でもないのです。

 

 

□ミラノサローネ国際家具見本市2022出展概要

 

内容 :  ミラノサローネ国際家具見本市2022

会場 :  Rho Fiera

ブースNo.:  Hall 13, Booth E09

日程 :  202267()から12日(日)まで

 

Web :  https://www.milanosalone.com/

 

 

□カリモク家具株式会社について

 

1940年に加藤正平が愛知県刈谷市で木工所を創業。木製品の加工業を営み、そこで培った技術を元に、1960年代に自社製の木製家具の販売を開始した家具メーカーです。 「 100歳の木を使うなら、その年輪にふさわしい家具をつくりたい 」 をモットーに機械による高度な加工と職人の技を融合させる 「 ハイテク & ハイタッチ 」 で家具づくりに取り組んでいます。また安心・安全・環境配慮の観点から、日本家具産業振興会が定める国産家具表示認定基準を満たしています。

 

Web :   https://www.karimoku.co.jp/

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