カリモク家具 循環型社会の実現を目指し、低利用材を積極活用
[インテリアライフスタイル2022に出展]
カリモク家具株式会社は、2022年6月1日(水)から3日(金)の3日間、東京都江東区にある東京ビッグサイトにおいて今回で30回目の開催を迎える「インテリアライフスタイル2022」に出展します。国産の針葉樹を利用して評価を得たコレクション「MAS」や、低利用材の積極活用にチャレンジしたプロトタイプを展示し、循環型・共生型社会の実現に向けたプロジェクトをご紹介します。
70年以上にわたり森林を資源として事業展開をしてきたカリモク家具はかねてより、家具作りに欠かせない森林及び森林経営の持続可能性を維持するため、積極的に国産の未利用材や低利用材の活用を推進してまいりました。中でも、スギやヒノキを中心とする針葉樹の人工林は第二次大戦後の復興需要を満たすため大量に植林され伐採期を迎えているものの、輸入材との競合や住環境の変化などにより、十分に活用されていない現状があります。MASは国産の針葉樹を利用したコレクションであり、サステナブルな環境配慮型製品を、より多くのお客様の暮らしや店舗を彩る什器に、気軽に取り入れていただくための取り組みとして会場に展示いたします。
また、隣接する特別企画展「アップサイクルって何?02展」では、建築家やデザイナーがアップサイクル(※)型のプロダクトをプレゼンテーションするにあたり、カリモクグループの資材工場で発生する木材や革の端材を提供しております。
(※アップサイクル:従来廃棄されていたものに付加価値を見出しアップグレードすること)
IFFT/インテリアライフスタイルリビング2021出展風景
□主な出展コレクション・製品
2018年に発表したMASは無駄のない構造に裏付けられた「枡」を発想源に、ヒノキをはじめとする国産針葉樹の魅力である白木の美しさを感じさせるコレクションです。その家具もまた「枡」同様に素の色合いや木目が印象的で、清潔感ある佇まいをみせます。
Web: https://mas.karimoku.com/
シェルフベンチショート(品番:C37216HN/素材:ヒノキ)
86,900円(税込) 幅108 x 奥行45.5 x 高さ42.5 x 座高42.2cm
ベンチとしてもシェルフとしても機能するマルチファンクションなアイテムです。脚上部の凹みに脚先の凸を合わせることで、垂直に積み上げたり、ベンチとシェルフのさまざまな組み合わせを楽しむことができます。ご自宅の玄関先やダイニングでベンチとしてご使用いただく他、取扱商品を陳列するシェルフとしてショップでもご活用いただけます。
□展示しているプロトタイプ一例
2011年の東日本大震災の直後に宮城県石巻市にできた市民向けの石巻工房のエッセンスを共有し、カリモク家具が製造するコレクションです。素材には、工場で出る端材や通常の家具に適さない木材を積極的に採用しています。工房のDIY哲学を解釈し、未知の発想を試みるのが、石巻工房 by Karimokuのビジョンです。
Web: https://ishinomaki-lab-karimoku.com/jp/
□インテリアライフスタイル2022出展概要
内容: インテリアライフスタイル2022
会場: 東京ビッグサイト 西展示棟
ブースNo.: 西1ホール J014
日程: 2022年6月1日(水)から3日(金)まで
時間: 午前10時から午後6時(最終日は午後4時半まで)
主催: メッセフランクフルトジャパン株式会社
Web: https://interiorlifestyle-tokyo.jp.messefrankfurt.com/tokyo/ja.html
□カリモク家具株式会社について
1940年に加藤正平が愛知県刈谷市で木工所を創業。木製品の加工業を営み、そこで培った技術を元に、1960年代に自社製の木製家具の販売を開始した家具メーカーです。 「 100歳の木を使うなら、その年輪にふさわしい家具をつくりたい 」 をモットーに機械による高度な加工と職人の技を融合させる 「 ハイテク & ハイタッチ 」 で家具づくりに取り組んでいます。また安心・安全・環境配慮の観点から、日本家具産業振興会が定める国産家具表示認定基準を満たしています。
Web : https://www.karimoku.co.jp