仕事柄、著名な先生の本を読む機会が多いのですが、とても参考になるのは、
陰山先生と四十万先生です。
皆さんも、機会があれば、ぜひとも読んでみてください。
昨年読んだ陰山先生の本の中に、こどもがダイニングで勉強する理由が書いて
ありました。
以前も書きましたが、確かに、そうした傾向や調査結果はたくさんあります。
しかし、それが何故かを教えてくれるものはなく、答えを読んだ瞬間に
「なるほど!」とうなってしまいました。
前号のブログとも関係があるのですが、それは相手が小さなこどもで、しかも学
入学したばかりであるという点です。
先生の考え方を、うまく伝えることができるか心配ですが、先生曰く「入学した
ばかりの子は、当然ながら勉強の仕方が分からず、分からないことがあると
不安になるため、どうしてもお母さんのそばに行く」ようになる。
つまり、必然ということです。
考えてみれば当然で、勉強の仕方もわからない小さなこどもに、「お部屋で勉強
しなさい」といっても知らないことばかり。
しかも、分からないことを解決する方法も身についていません。
辞書さえ引けないのですから。。。それが先生の答えでした。
前号のブログで、学習デスクを早く購入したほうがいいとお伝えしましたが、
この考え方と似ています。
学習デスクは、初めて使う家具ですから、使い方はもちろん、本や文房具の整理
の仕方を、早めに教えてあげ、慣れておく期間が必要だと思います。
新しいパソコンや携帯を買った大人でも、慣れるのに時間がかかりますよね。
学習デスクを購入する人、開発する人、それぞれ立場は異なりますが、
大切なのは、目線や視点です。
使う相手は、とても小さなこどもであることを、忘れてはいけないようです。
【開発担当者 N】