お客様とのお話しで感じたこと

11月に引き続き、12月12日~13日に千葉県で開催された大きな家具展示会の

応援に行ってきました。

 

この時期の催事には、各メーカーの学習机が展示され、とても多くのお客様が

お越しになられます。

開発担当者としては、たくさんのお客様とお話しができるため、学習シーズンは

必ず伺う催事です。

 

思い返せば、ボナシェルタの上置きがワゴンにのせらるようになったのも

ワゴン革命もこの催事がきっかけでした。やはり、アイデアは机上でなく、現場に

あるものだと感じております。

 

今回、非常に感じたのは、お客様によって求めるものが多様化している点です。

確かに、人気が集中するのは、ボナシェルタシリーズですが、全てのお客様に対応

できるわけではありません。

メーカーとしても種類を増やすのは大変なのですが、一定量は品揃えがないと

数多くのお客様にご満足頂けないと痛感しました。

 

さらに、奥行きの捉え方の違いも感じました。現在の主流は、奥行き60センチです。

私自身は、それで十分だと思っていますが、中には「狭いのでは」と感じられる方も

いらっしゃいました。

 

私が、60センチをご説明する際に、いつもお話しする点が3つあります。

 

【1】大きな上置きをのせる場合は必要ですが、当社のようにハーフサイズの場合は

  最終的には、デスクの奥行きを最大限に使用できるので、こちらのほうが有効

  スペースが広い点。

  ※奥行き70センチでも、大きな上置きをのせると有効寸法は40センチぐらい。

 

【2】昔は、パソコンのモニターがCRTと呼ばれるブラウン管のような大きさでしたので

  最低でも70センチはいりましたが、今や液晶が圧倒的なので、60センチで十分。

 

【3】最近は、LDに置く方も多いので、圧迫感がないほうがいいのでは。

 

こうした点をご説明して、60センチをお勧めするのですが、それでも心配する方が

いらっしゃいました。

この点は、今後の開発にも活かせないか考えてみようと思います。

 

あと、毎回いらっしゃるのですが、以前買って頂いたお客様が、下の子に同じものを購入

するケースです。

 

今回も接客したお客様が、「まだありますか?」と心配そうにお聞きになられるので、

「ありますよ」とお答えすると、「本当に続いているのですね」と感激していただけます。

 

一番長いベーシックシリーズで今年で12年も続いています。

同じ商品を継続するのも、メーカーにとっては大変なことなのですが、この点もできる

限り続けられるよう努力していきたいと思います。

 

年が変わりますと、いよいよ次年度に向けた開発が本格化します。

次年度案に向けてアイデア充分!開発担当Nでした。

 

【開発担当者 N】

2019年4月

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