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リリースNO.15-006
平成27年8月31日

弊社製品の類似品に対する裁判結果について
カリモク家具リビングソファーの形態模倣品に対し法的判断が下る。

 カリモク家具株式会社(社長:加藤英樹 本社:愛知県知多郡)は、自社デザインのソファ(ZU46モデル)の形態模倣品(コピー商品)を販売したとして、スタイルプロポーザ株式会社(社長:田島保紀 本社:名古屋市)を相手取り、平成25年8月に名古屋地方裁判所に不正競争行為差止及び損害賠償請求事件を提訴致しました。平成27年1月の第一審判決では、形態模倣品を販売したとして、同社に対して、1286万円余りの損害賠償金の支払を命ずる判決が下りました。同社はこの判決を不服として控訴しておりましたがこの度、平成27年7月に和解に至りました。

 カリモク家具ではお客様の身体の負担を軽減すべく、体圧分散、坐骨角度、血流値など、約20年間にも及ぶ「座り心地研究」を独自で行っております。今回のZU46モデルは、この座り心地研究のソファとして、弊社内基準に合格した仕様となっており、また昨今のインテリア事情を踏まえ、LDルームでの圧迫感を感じないよう 特殊なハイバックデザインに仕上げたリビングソファーです。形態模倣品は類似デザインであっても、座り心地研究データに基づくものではないことから、お客様への誤認を心配するところです。

 こうした製品に対して、形態やコンセプトを単に模倣し、研究開発費やデザイン開発費をかけず、販売する先が家具業界には絶えません。一般社団法人 日本家具産業振興会では、昨年より国産家具表示認定を行い、認定基準の一つにモラル基準を設け、他社の実用新案や特許、デザインなどの模倣に注意喚起を行っております。
 弊社と致しましても、こうした模倣商品を製造および販売される先に対しましては、警告をおこない、製造・販売の停止と損害賠償金の支払を求める訴の申立てなど、消費者の保護と当社の権益を守ることを基本姿勢として、違法行為の排除に向けた取り組みを推し進めてまいります。つきましては、経過の詳細説明を実施すべく、記者会見を弊社お台場ショールームにて予定いたします。

尚、誠に勝手ながら今件の公表は9月11日記者会見以降としていただきますようお願い申し上げます。

【写真:カリモク商品】

【写真:模倣商品】

【記者会見の詳細ご案内】

◆日時/
平成27年9月11日(金) 午後2時より
◆場所/
カリモク家具 お台場ショールーム
〒135-0064
東京都江東区青海1丁目1番20号 
ダイバーシティ東京オフィスタワー 5階
(ダイバーシティ東京プラザ5階連絡通路よりご来館ください。)
◆TEL/
03-3599-7071

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