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リリースNO.13-004
平成25年3月18日

2013年のミラノサローネも、カリモクニュースタンダードを出展します!

 カリモク家具株式会社(社長:加藤英樹、本社:愛知県)は、4月9日からイタリア・ミラノで開催されるミラノデザインウイーク期間中、「サローネ国際家具見本市」(ローフィエラ ミラノ)への出展とあわせて、ミラノ市内の会場にカリモクニュースタンダードも出展いたします。
今年で4度目の出展となるミラノ・サローネ。
ミラノ市内の3つの会場でエキシビションやコラボレーションプロジェクトを行います。

今年で4度目の出展となるミラノ・サローネ。カリモクニュースタンダードは、ミラノ市内の3つの会場でエキシビションやコラボレーションプロジェクトを行います。

1. A NEW STANDARD IN JAPANESE FURNITURE MAKING

2009年のスタート以来、国内外で活躍する気鋭のデザイナーとのコラボレーションにより、さまざまなプロダクトを生みだしてきたカリモクニュースタンダード。4度目の出展となる今年のミラノ・サローネでは、これまでに発表した全コレクションを一堂に集め、展示いたします。また、昨年春のミラノ・サローネ、秋の東京デザインウィークで発表を行い、開発を重ねてきたプロトタイプがついに製品化。今回の展示を機に、世界に向けて販売を開始します。
会場は「スパッツィオ・ロッサーナ・オルランディ」。常に新しいデザインの在り方を発掘、提案している市内のギャラリー&デザインショップで、最も注目されている場所の一つです。

デザイナー: BIG-GAME, Lucien Gumy, Scholten & Baijings, Sylvain Willenz, TAF, Teruhiro Yanagihara, Tomas Alonso and Karimoku Design Team.
会場: Spazio Rossana Orlandi
    Via Matteo Bandello 14/16
    20123 Milano
日程: 2013年4月9 日~14日 オープン:9:00 - 20:00

2. KITCHEN LIBRARY

「食」を切り口に、新しいデザインコンセプトを見出すイタリア人女性デザイングループ、アラベスキ・ディ・ラッテと、昨年に続き2 度目のコラボレーション。ミラノサローネ期間中に賑わうランブラーテ地区にある彼女たちのスタジオが素敵なラウンジに変身します。
カリモクニュースタンダードの家具をベースに、マイアミのインディペンデント出版社、Fortino Editions がセレクトした本が並ぶくつろぎのキッチンライブラリー。慌ただしいデザインウィークの合間に、このラウンジでリラックスした時間をお過ごし下さい。

会場: Arabeschi di Latte Studio
    Via Ventura 3 20100 Milano 1st floor
日時: 2013年4月9日~13日(日曜日はお休み)
オープン:12:00-20:00

ARABESCHI DI LATTE

アラベスキ・ディ・ラッテは、2001年に Francesca Sarti によってスタートしたイタリア人の女性からなるデザインユニット。
"daily sense of happiness" の創造というアイデアに基づき、「食」を切り口に新しいデザインコンセプトを生み出すことを目標にかかげ、デザイン、インテリア、建築、イベントなど多岐に渡るプロジェクトを行っている。日本でも2009年にギャラリーRocketで、来場者にハンドメイドパスタを作ってもらい作品が完成するというワークショップを開催して話題に。2012年にフィレンツェからミラノ・ランブラーテ地区に拠点を移し活動中。
www.arabeschidilatte.org

FORTINO EDITIONS / FRUIT OF THE FOREST

Fortino Editionsはマイアミとイタリア・ヴェローナのノマドスタイルのオフィスを拠点とするインディペンダント出版社。
コンテンポラリーアート、デザイン、建築、文学やフィクションと取り扱う分野は幅広く、iPadアプリマガジン、ジン、e-booksからエディション入りの本やカタログなどさまざまなメディアを使って展開している。
彼らの出版する「Fruit of the Forest」は、年に2 回発行しているiPad用アート&デザインマガジン。都市景観やオブジェクト、素材やランドスケープ、グラフィック、美学といった形でわたしたちの周辺で無数に存在する世界中のアートとデザインを独自の視点から取り上げている。
www.fortinoeditions.com  www.fruitoftheforestmagazine.com

3. EVERYDAY OBJECTS

スイスを拠点に活躍するデザインユニット、BIG-GAMEによる個展。
カリモクニュースタンダードのほか、イタリアのキッチンウェアブランド、アレッシィやデンマークのHAYなど、世界各国のレーベルにデザインを提供している彼らの最新作を見ることができる貴重なエキシビション。カリモクニュースタンダードはCASTORシリーズへの新しい提案として、CASTOR TABLEのテーブルのプロトタイプを発表します。

会場:Galleria 70
    Corso Di Porta Nuova 36/38 20121 Milano
日時:2013年4月9日~14日
オープン:10:30 ? 20:.30
*毎日10:30~12:00 はデザイナーとのコーヒーをお楽しみ下さい。

Brand concepts & Profile

世界が求める新しい普遍
2009 年、国内外で活躍する気鋭デザイナーたちのアイデアを集結してスタートしたKARIMOKU NEW STANDARDは、創業70余年の歴史を誇るカリモク家具の中で、もっとも革新性に満ちたブランド。コンセプトは一過性の流行やステイタスで終わらない、日常の暮らしに溶け込む「スモールオブジェクト」。
ユーザーの個性や嗜好性に応じて、ひとつずつ生活空間に取り入れることのできる高品質なアイテムは、多様化するライフスタイルに応えるフレキシビリティと機能を兼ね備えるだけでなく、時代が求める新しい普遍性を有しています。

自然と共生するテクノロジー
創業以来70余年、森の恵みを受け成長してきたカリモク家具は、森林保全や林業地域の活性化など、日本の森が抱える課題に、木製家具メーカーとしてできることは何か?を考え続けてきました。KARIMOKU NEW STANDARDは、サスティナブルな木材利用を通じて、森そして地球環境のバランスを取り戻すための、新たな挑戦でもあります。カエデ、クリ、ナラなど、主に紙パルプ原料のチップにされ、有効活用されることがなかった国内の広葉樹を材料に用いたのも、そのためです。伝統が培った家具製作のノウハウと革新的なテクノロジー、そして森の豊かな恵みを次世代へ、という想い。KARIMOKU NEW STANDARDには、それらがしっかりと息づいています。

DESIGNERS

ショルテン&バーイングス/オランダ
ステファン・ショルテン(1972)とキャロル・バーイングス(1973)により、2000年デザインスタジオを設立。細やかなリサーチによりモノの背後に潜む、文化的、芸術的コンテクストを探りながら、鮮やかな色彩と現代的な幾何学模様を巧みに使い、完成度の高いデザインを生み出す。
www.scholtenbaijings.com

BIG-GAME /スイス
グレゴワール(1978 スイス)、エリック(1978 ベルギー)、オガスティン(1980 フランス)が2004年設立。3名ともローザンヌのECALで教鞭を執っている。「衝突こそ進化を生み出す」というコンセプトのもと、出身地も考え方も異なるメンバーの力を見事に昇華させ、モノの形、機能、そして存在意義に新たな解釈を与えている。
www.big-game.ch

シルヴァン ウィレンツ/ベルギー
1978 年ベルギー・ブリュッセル生まれ。アメリカ、イギリスと渡り住み、2003年RCAを卒業。翌年、ブリュッセルで自身のスタジオを設立。素材や製造プロセスに実直に向き合いつつ、分かりやすい手法でデザインを導きだす。Established & Sons(イギリス)、HAY(デンマーク)、など各国のブランドのデザインを手掛けている。
www.sylvainwillenz.com

トマス・アロンソ/イギリス
1974年スペイン生まれ。19歳の頃からアメリカ、イタリア、オーストラリアを旅し、2006年にRCAを卒業。同年、学友とともにOKAY studioを設立。ロンドンのデザインミュージアムほか、ヨーロッパ各国で展覧会を行い、メディアの評価も高い。2011年よりECALで教鞭を執っている。
www.tomas-alonso.com

TAF /スウェーデン
建築とデザインを学んだガブリエラ・グスタフソンとマティアス・ストールボムにより、2002年ストックホルムに設立。建築やデザインの存在、そして機能がどれほど日常生活において、主張しすぎることなく、効果的に影響するか。自身の普遍的な提案が、特別な状況をうみだすかということを念頭に活動を続けている。
www.tafarkitektkontor.se

ECAL / ルシアン・ギュミ/スイス
1988年スイス生まれ。家具製作のトレーニングを積んだ後、ECALに入学。プロダクト&インダストリアルデザインの二つを専攻しながら、綿密で論理的なソリューションを求めるデザイン手法を手がける。在学二年次にALESSIとの共同プロジェクトでデザインしたカードスタンド「Berra」がKARIMOKU NEW STANDARDの目に留まり、2012年のミラノで正式なデザイナーデビューを果たす。
www.ecal.ch

柳原 照弘/日本
1976年香川県高松市生まれ。2002年に自身のスタジオを設立。" デザインする状況をデザインする"ことが重要であるという考えのもと、プロダクトから空間まで幅広いプロジェクトを手がける。OFFECCT(スウェーデン)やPALLUCCO(イタリア)等、国外のプロジェクト多数。KARIMOKU NEW STANDARDでは立ち上げから2013年2月まで全体のアートディレクションを担当。
teruhiroyanagihara.jp

カリモクデザインチーム/日本
カリモク家具インハウスデザイナー。それぞれのデザインを手がけると同時に、社外デザイナーたちの技術的なサポートも担当。これまでの社内の常識や品質要件を前提としたデザインからの脱却を目指しつつ、ブランド全体のデザイン性と製品のクオリティを高いレベルで両立させるべく、チャレンジしている。
www.karimoku.co.jp

CREATIVE DIRECTOR

ダヴィッド・グレットリ/日本
1977年スイス生まれ。ECALを卒業後、チューリッヒでデザインおよびデザインマネジメン トに従事。2008年より活動の拠点を日本に移し、KARIMOKU NEW STANDARDの立ち上げ当初より柳原照弘とともにデザインディレクションに関わってきた。2013年3月より、同ブランドのクリエイティブディレクターに就任。

COMPANY

日本の木製家具のトップメーカーであるカリモクの歴史は、江戸時代から続く木材屋を継いだ加藤正平が1940 年に愛知県刈谷市に創業した木工所に始まります。40年代は戦後の復興を支えた紡績機、50 年代にはミシンテーブルやピアノ、肘付テレビ台用の木工部品の下請けを通じて、木工加工と塗装技術を蓄積。60年代初めに、念願の国内向けオリジナル家具を世に送り出しました。それ以来、産地に拠点を設けることで木材の安定供給を実現し、職人の技や感性が最も発揮できるよう大規模かつ高度な生産設備を導入し、メイド・イン・ジャパンのカリモク流「ハイテク&ハイタッチ」を追求しています。また、販売及びアフターケアについては、国内全域をカバーする体制を確立。資材調達から製造・販売までを自社グループ内で手がけるという、世界にも類を見ないカリモクグループ独自の体制を構築・発展させてきました。また、環境保全を意識して30年以上も前からパラウッド(樹液採取済みのゴムの木)の改質と活用に取り組むなど、広く人間生活の向上に貢献する企業たるべく挑戦を続けています。
www.karimoku.co.jp
資材会社:4社/製造会社:5社7工場/ショールーム:19ヶ所/アウトレット:4店舗(2013年3月現在)

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【KARIMOKU NEW STANDARD ミラノサローネ2013】に関するお問合せ

●PRESS CONTACT:
デイリープレス 竹形尚子
TEL:03-5771-7277  E-mail:naotakegata@dailypress.org

●GENERAL CONTACT:
カリモク家具株式会社 マーケティングセンター
TEL:0120-525-398(フリーダイヤル)  FAX:0562-83-8633
E-mail:ns-contact@karimoku.co.jp

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