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リリースNO.13-001
平成25年1月29日

サローネ国際家具見本市(Salone Internazionale del Mobile)
「くつろぎの深化」をテーマに出展。

 カリモク家具株式会社(社長:加藤英樹、本社:愛知県知多郡)は、4月9日からイタリア(ローフィエラ ミラノ)で開催される「サローネ国際家具見本市」に出展いたします。
 カリモクの展示テーマは「くつろぎの深化」。カリモクでは1990年代から、人間工学に基づいた座り心地の研究に取り組み、日本の家具業界において、座り心地の良さについて認知をいただいています。座り心地研究ファーストモデル発売から今年で10年を迎え、会場では、その座り心地を更に深化させた、次世代の座り心地を展示いたします。脳波・脈波まで解析し開発した、ストレスの少ない理想的な座り心地をぜひご体感ください。

 「快適に座って欲しい。くつろいで欲しい。」との想いから、カリモクでは、90年代半ばから積極的に人間工学に基づいた座り心地を研究してきました。立ち姿勢と比較して、椅子への着座時は、実に1.4倍もの負担が腰にかかります。それらの身体への負担を軽減すべく、専用の機材による様々な測定を元に、よりよいクッション構造を研究。2002年に座り心地研究第一号のソファを発売後、さらにこの10年で培ったノウハウと、更に進化した素材により、カリモクの椅子は進化をとげています。
 カリモクの座り心地のポイントは、理想の着座姿勢を立ち姿勢に求めました。着座時に立ち姿勢のように、背骨が生態曲線であるS字をキープできるように施されています。体圧分散測定、骨盤傾斜角測定、血流測定、脳波測定、脈波測定などを実施し、またデータのみに頼ることなく、官能評価なども取り入れ設計をしています。会場では金属バネを一切使用せず、身体を保持する特殊構造のWU47モデルを始め、反発力を極力おさえたザ・ファーストなど、カリモクを代表する座り心地モデルを展示いたします。

○開催期間:2013年4月9日~14日(一般来場者は、13日と14日のみ)
○会場:ローフィエラ ミラノ
○展示ホール:ホール6
○展示ブース:B31/SOZO_COMM(JAPANブース内)
○展示ホール:55.4m2
○展示:日本を代表する富士山や桜などのグラフィックと取り入れた設営。
 ものづくりを伝えるため、動画による生産風景の紹介や、カリモク独自のクッション構造見本を設置。

座り心地研究

理想のすわり心地は、立ち姿勢にあります。椅子に座ることで、立ち姿勢時の1.4倍の荷重が腰椎部に負担がかかります。
座ることの負担を軽減するためカリモク家具は、1990年代から自社内で人間工学に基づいたすわり心地研究をはじめました。計測項目は座ったときの疲労度や負担度、人体寸法や血流など多岐に渡り、サンプルデータ数は全国3万人+独自に計測した約1千人分にのぼります。これらを徹底的に分析してデザイン設計へと落とし込むのが、カリモクの椅子づくりです。 脳波・脈波などの最新の機材による測定と最先端の素材を活用し、着座時の腰椎への負担を、立ち姿勢時より2割程度軽減しています。

●ニューモールドフレックス
自社による型枠発泡によるオリジナルクッション構造です。でん部にあわせた複数の窪みを設けることで、着座角度の制御とひざ裏部の血流値の妨げを軽減しています。

●ニューモールドウェーブ
二段発泡により、皮膚のよじれを軽減するとともに、着座角度や血流値の妨げを軽減します。

●立体布バネ
着座角度をコントロールするため、独自の三次元木枠に布バネを施し、さらに車のシートにも採用されている立体布バネと高密度ウレタンを積み重ね、身体の負担を軽減しています。

Gマーク受賞

GOOD DESIGN AWAED 2012
受賞番号 12GA10451
受賞企業 カリモク家具株式会社
受賞対象名 リクライナー[プレミアムチェア「ザ・ファースト」]

概要
エルゴノミクスが生んだ究極のくつろぎやすい椅子とは何か? カリモクの椅子づくりは、それを問い直すところから始まりました。答えは長い時間座っていても負担を感じず、リラックスできる椅子。どんな椅子でも、座った瞬間はリラックスする。ところがその状態を保てる椅子は多くはありません。エルゴノミクスを応用したザ・ファーストはカリモク史上最高のくつろぎを形にした新型リクライニングチェアです。

デザイナー カリモク家具株式会社 石田大介

発売 2012年6月6日

審査委員の評価
海外メーカーに席巻されているリクライニングチェアー市場に向けて、手による操作を排除して、スムースに作動するメカニズムを持った新しい機構のパーソナルなリクライニングチェアーが開発された。スチールパイプとテンションファブリック構成のフレームで、頭から背中、肘へとつながる一体デザインのクッション部よりなり、背中が傾斜し倒れていくにしたがって、ヘッドレストが適度に頭を支える機構で、シートを倒したときのずれや腰浮き感をなくしている。

担当審査委員
五十嵐久枝 (ユニット長)、 川上元美、髙尾茂行、橋田規子

Gマーク受賞

GOOD DESIGN AWAED 2012
受賞番号 12GA10456
受賞企業 カリモク家具株式会社
受賞対象名 ボード[テレビボード サイドボード]

概要
現代社会におけるリビングルームは、家族の絆を育むための重要な役割を担う空間です。その空間の中心に設置されるTVボードは、空間のインテリア性を高めるデザイン性に加えて、個人が楽しむ物も収納できる内寸設計、そして家族を守るための安全性を備えている必要があると考えています。家族が自然と集い絆が深められる素敵なコミュニケーション空間を創りたいと考えデザイン設計しました。

デザイナー カリモク家具株式会社 藤森孝彦

発売 2012年6月7日

審査委員の評価
リビングルームは、家族の団欒や絆を育む重要な役割を担う空間。そこに設置されるTVボードは情報の窓としてのTVや関連機器を収納するだけでなく、家族を繋ぐ思い出や情報の集積箇所でもあるという観点にたってデザインされた木質のファニチャーである。無垢材の温かみのある素材感と、シンプルな形状の中に熟考されたアイデアと技術が盛り込まれた上質なTVボードである。

担当審査委員
五十嵐久枝 (ユニット長)、川上元美、髙尾茂行、橋田規子

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