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リリースNO.12-002
平成24年3月7日

2012年のミラノサローネも、2会場で展示を行います!

新たに3 名のデザイナーのアイデアをミラノサローネで発表します

Designers

TOMAS ALONSO(トマス・アロンソ/スウェーデン)
1974 年スペイン・ビーゴ生まれ。デザイナーとしてキャリアを積むため19歳から旅を始め、2006年にRCAでロン・アラッドのもと修士を取得する前は、アメリカ、イタリア、オーストラリアで学び、仕事をしていた。2006 年にRCA卒業生とOKAY Studioを結成。
彼の作品は、 ロンドンのthe Design Museum, Aram gallery 、 Whitechapel Gallery をはじめ、イタリア、スペイン、フランス、カナダ、日本と世界中で紹介、展示されており、デザインミュージアムに永久所蔵もされている。No.7チェアで the Promosedia International Design Competition 2008で1位を獲得した他、多数アワードを受賞。スイスの美術大学ECAL のプロダクトデザイン科でワークショップなども担当した。

A FRAME TABLE
使用していないときや持ち運ぶ際に、完全にフラットにできるトレッスルのシンプルな構造を利用したサイドテーブルのシリーズを発表。街中での暮らし、狭小なスペースに住むことや時々部屋を変えるという生活に対してテンポラリーな家具の提案。

TAF(タフ/スウェーデン)
Gabriella Gustafson とMattias Stahlbom によりスウェーデン・ストックホルムで建築&デザインスタジオとして活動スタート。
プロダクトや建築の、些細かつ効率的な外見や機能により日常の生活を日常でないものに、をコンセプトにデザインを行っている。とても平凡な日常品だって普通ではないものになることがある、が彼らがプロジェクトを手がける際の出発点。

SOFT TRIANGLE
わずかにカーブがかかった天板、小径木を集めて塊にして削り出した三本足のローテーブルを発表。 幾何学的に考えられているが、三角とも丸とも言えない、どこか加工していないまな板のようなテーブル。

ECAL / LUCIEN GUMY(ECAL / ルシアン・グミ)
1988年スイス生まれ。キャビネット制作の修行後、現在ローザンヌのECALでプロダクト&インダストリアルデザイン科に在席。
これらで学んだことが、精密で、思慮深く、理論的なスタディを通して作品を作る彼の制作スタイルを形成している。
初めてのプロダクトであるBerraは、ECALの学士過程の2年生の時の学生プロジェクトとして開発を続けてきたもので、昨年ミラノサローネで展示をした作品をKARIMOKU NEW STANDARDから発表します。

BERRA
スライドさせるブロック状の木の間にカードや紙を挟むだけ。重力を利用したシンプルな卓上カードスタンドを発表。

Resident Designers

Scholten & Baijings(ショルテン&バーイングス / オランダ)
2000 年 Stefan Scholten(1972年)とCarole Baijings(1973年)により設立。伝統的なクラフトの技術と工業的生産によって、ミニマムなデザインとバランスのとれた色づかいを兼ね備えた作品づくりが特徴。独自のデザインを発表しながら、ギャラリーや美術館のコレクションデザインも手がける。National Historical Museum、Zuiderzee Museum、Amsterdam Historical Museum、RoyalCrystal Leerdam、Thomas Eyckなどともプロジェクトを進めている。
新たにダイニングテーブルなどを発表

BIG-GAME(ビッグゲーム / スイス)
2004 年 Gregoire Jeanmonod(1978年スイス)、Elric Petit(1978年ベルギー)、Augustin Scott(1980年 フランス)により設立。ローザンヌを拠点に活動。「衝突による前進」という独自の考えのもと、膨大なアイデアリソースから予想外の背景を持つ作品を生み出す。Moustache、Galerie Kreo、Tamawa、Ligne Roset、Vlaemschから作品を発表。近年の作品は、Centre Pompidou、National Fond of Contemporary Art、Zurich Museum of Designに収蔵。作集"BIG-GAME Desing Overview"を出版。
新たにチェアを発表

Sylvain Willenz(シルヴァン ウィレンツ / ベルギー)
1978年 ブリュッセル生まれ。アメリカ、ベルギー、イギリスと渡り住み、2003年RCAプロダクトデザイン学科卒業。2004年ブリュッセルにSylvain Willenz Design Studioを設立。照明から家具のデザインまで、プロジェクトは多岐に渡る。実直でシンプルな態度で材料や製作過程に向き合うデザインを手がけ、Established & Sons、 HAY、Cappellini、Tamawa、Chevalier Editionsなどから作品を発表。2009年には、iF Award、red dot award: product design 2009 "red dot:best of the best"を受賞。代表作のTorch lightシリーズはUK Grand Design Awadsを受賞。
新たにウォールフックなどを発表

TERUHIRO YANAGIHARA 柳原照弘 / 日本
1976 年香川県高松市生まれ。1999年大阪芸術大学デザイン学科を卒業後、2002 年大阪に"ISOLATION UNIT / TERUHIRO YANAGIHARA"設立、2011年に京都へ拠点を移す。完成されたオブジェクトの形体や結果だけでなく、"デザインする状況をデザインする"ことが重要であるという考えのもと、空間からプロダクト、アートディレクションまで、ジャンルと国境を越えたプロジェクトを手がける。
Hermann Miiller Asia、Offecct、Pallucco、Sergio Rossi、Less Is More (LIM) Group,木村硝子など、国内外の多くのメーカーとデザイン開発を行う。九州・佐賀県で1600年代に始まった有田焼を、現代のライフスタイルに合わせ提案するテーブルウェアの新しいブランドではデザインとディレクションを手がける。
新たにテーブルを発表

Karimoku Design Team(カリモクデザインチーム / 日本)
カリモク家具インハウスデザイナー。それぞれのデザインを手がけると同時に、社外デザイナーたちの技術的なサポートも担当。これまでの社内の常識や品質要件を前提としたデザインからの脱却を目指しつつ、ブランド全体のデザイン性と製品のクオリティを高いレベルで両立させるべく、チャレンジしている。