ニュースリリース

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リリースNO.11-001
平成23年3月20日

2011年のミラノサローネも、2会場で展示を行います!

 カリモク家具株式会社(社長:加藤英樹、本社:愛知県)は、昨年に続き、イタリア・ミラノで開催される世界的なデザインイベント「ミラノ・サローネ」の期間中に、2会場にてエキシビションを開催いたします。

カリモクミラノサローネ出展概要

【KARIMOKU NEW STANDARD × SHIN SUZUKI 鈴木 心】
●DATE : 4月12日(火)~4月17日(日)11:00~19:00 (12日のみ~21:00)
●PLACE : GELLERIA SUZY SHAMMAH(ギャラリー スージー・シャマー)
Via Moscova 25 / Via San Fermo Milano 20121 Italia
http://www.suzyshammah.com/
●COCKTAILPARTY : 4月14日(木)18:00~20:00

【Karimoku Furniture exhibition feat. Jotaro Saito】
●DATES : 4月12日(火)~4月17日(日) 11:00~19:00
●PLACE : ミラノ見本市会場(フィエラミラノ) Padiglione6-E29
sozo_comm Japan ソーゾーコムジャパン内
同時出展:マルニ、ヤマカワラタン、リッツウェル


KARIMOKU NEW STANDARD × 鈴木 心 SHIN SUZUKI

MILANO SALONE EXHIBITION
2011. 4.12 - 17

カリモクニュースタンダードは、昨年に続きミラノ・サローネに出展致します。「日常とは何であるか?」をテーマとし、日々、数百枚の写真を撮ることをライフワークとするアーティスト、鈴木心を迎え、市内のコンテンポラリーアート・ギャラリー「SUZY SHAMMAH」を会場にエキシビションを開催します。
ギャラリーという非日常的な限られた空間で家具が提案される時、人はそれをオブジェのように鑑賞し吟味しているように思います。しかしそもそも家具とは、私たちの生活の中に入り込み、時間を共有し、空間を豊かにしたり、実用的に使われる道具です。だとしたら、生活の場面へともっと想像を広げることができる新しい家具の提案をしたい、と考えました。
鈴木心が捉えた無数の日々の断片。ギャラリーの壁に貼られた写真の中の、誰もがどこか共感できる日常を、家具と合わせて見せることによって、日々のことや家具のある生活をもっと想像しそこに没入するような、そして親密に感じられる、新しい形の家具のエキシビションです。

鈴木 心 SUZUKI SHIN
1980年福島生まれ。東京工芸大学芸術学部写真学科卒業。アマナに勤務後、独立。現在フリーランス。銀閣寺同仁写真部部長。広告、雑誌の写真制作、CM、PVなどの映像制作をする傍ら、自身の作品の制作発表を行っている。(http://suzukishin.wipe.vc
個人ウェブサイト(http://suzukishin.jp)では、毎日数百枚に及ぶ写真を撮影アップロード、そして著作権のない自由な写真として共有できる場を展開している。

DATE : 4月12日(火)~4月17日(日) 11:00~19:00
COCKTAIL PARTY : 4月14日(木) 18:00~20:00
PLACE : GELLERIA SUZY SHAMMAH (ギャラリー スージー・シャマー)
Via Moscova 25 / Via San Fermo Milano 20121 Italia
http://www.suzyshammah.com/


昨年同様クリエイティブディレクターに柳原照弘を起用、Scholten & BaijingsやBig Game等、世界各国で高い評価を受けている気鋭のデザイナー達の新作プロトタイプと2010年発表のアイテムとを合わせて、インスタレーションによる展示を行います。

TERUHIRO YANAGIHARA 柳原照弘 / 日本
1976年、香川県高松市生まれ。1999年、大阪芸術大学 デザイン学科を卒業後、2002年"ISOLATION UNIT/ TERUHIRO YANAGIHARA"設立。完成されたオブジェクトの形体や結果だけでなく、"デザインする状況をデザインする"ことが重要であるという考えのもと、プロダクトから空間まで、ジャンルと国境を越えたプロジェクトを手がける。2009年、スウェーデンの家具ブランドOFFECCTからソファシステム[GROW]を発表。以後、国内外の家具ブランドをクライアントに持つ。KARIMOKU NEW STANDARDではアートディレクションおよび家具デザインを行う。

Scholten & Baijings(ショルテン& バーイングス / オランダ)
2000年、Stefan Scholten(1972年)とCarole Baijings(1973年)により共同設立。ミニマムなデザインと細部まで意識された完璧なディテールに特徴づけられるデザインスタジオとして活動するScholten&Baijingsは、独自のデザインを発表しながら、ギャラリーや美術館のコレクションデザインも手がける。National Historical Museum、Zuiderzee Museum(ザイデルゼー・ミュージアム)、Established & Sons、 Royal VBK、 Hay、Thomas Eyckなどのクライアントともプロジェクトを進め、その活動はWallpaper、Elle Decor、New York Times、Vogue、de Architect、そしてThe International Design Year Book など数多くのデザイン誌に掲載。最近ではDutch Design Award, Wallpaper Design Award及びEDIDA(エルデコ国際デザイン賞)International Design Award for Young Designer Talent 2011を受賞。今回はスツール、ハウスウェアを発表予定。

BIG-GAME(ビッグゲーム / スイス)
2004年、Gregoire Jeanmonod(1978年スイス)、Elric Petit(1978年ベルギー)、Augustin Scott de Martinville(1980年フランス)の3人により設立。現在、スイスのローザンヌに拠点を置く。「衝突による前進」という独自の考えのもと、3人のデザイナーによる膨大なアイデアリソースから、予想外の背景を持つ作品を生み出す。近年、Moustache、Galerie Kreo、Tamawa、Materiaから作品を発表。近年発表された作品は、Centre Pompidou(ポンピドゥー・センター)、National Fund of Contemporary Art、Zurich Museum of Design( チューリッヒ・デザイン・ミュージアム) に収蔵。世界各地で展示会を行い、数多くのデザイン誌にも取り上げられ、作品集'BIG-GAME DesignOverview' も出版。2006年と2010年にはSwiss Federal Design Award も受賞している。新たにスツール、ベンチなどを発表予定。

Sylvain Willenz(シルヴァン ウィレンツ / ベルギー)
1978年、ブリュッセル生まれ。アメリカ、ベルギー、イギリスと渡り住み、2003年 ロンドンのRoyal College of Art プロダクトデザイン学科を卒業。2004年、ブリュッセルにSylvainWillenzDesignStudio を設立。照明から家具のデザインまで、国際的かつ多岐に渉るプロジェクトを進行中。実直でシンプルな態度で材料や製作過程に向き合うデザインを手がけ、Established & Sons やFreecom 、Feld、SCP やTamawaから作品を発表している。2009年と2010年のiF AwardとRed Dot Award "Best of the Best"、また代表作Torch light シリーズはbest in Lighting and Product of the Year 2009 としてUK Grand Design Awards を受賞。2009年にはBelgian Designer of the Year に選ばれている。
キッズアイテムや小物などを発表予定。

Karimoku Design Team(カリモクデザインチーム / 日本)
カリモクにとって全く新しいこの取り組みに、社内デザイナー2名も参加。それぞれのデザインを手がけると同時に、社外デザイナー達の技術的なサポートも担当。これまでの、社内の常識を前提としたデザインからの脱却を目指しつつ、ブランド全体のデザイン性と製品のクオリティを高いレベルで両立させるべく、チャレンジしている。スツール、小物入れを発表予定。

KARIMOKU NEW STANDARD(カリモクニュースタンダード)

世界が求める新しい普遍

2009年、クリエイティブディレクターに柳原照弘を迎え、国内外で活躍する気鋭デザイナーたちのアイデアを結集してスタートしたKARIMOKU NEW STANDARDは、創業70年余年の歴史を誇るカリモクの中で、もっとも革新性に満ちたブランドです。コンセプトは、一過性の流行やステイタスで終わらない、日常の暮らしに溶け込む「スモールオブジェクト」。ユーザーの個性や嗜好性に応じて、ひとつずつ生活空間に取り入れることのできる高品質なアイテムは、多様化するライフスタイルに応えるフレキシビリティと機能を兼ね備えるだけでなく、時代が求める新しい普遍性を有しています。

自然と共生するテクノロジー

創業以来、森の恵みを受けて成長してきたカリモクは、森林保全や林業地域の活性化など、日本の森が抱える課題に、木製家具メーカーとしてできることは何か? を考え続けてきました。KARIMOKU NEW STANDARDは、サスティナブルな木材利用を通じて、森そして地球環境のバランスを取り戻すための、新たな挑戦でもあります。カエデ、クリ、ナラなど、主に紙パルプ原料のチップにされ、有効活用されることがなかった国内の広葉樹を材料に用いたのも、そのためです。伝統が培った家具製作のノウハウと革新的なテクノロジー、そして森の豊かな恵みを次世代へ、という想い。KARIMOKU NEW STANDARDには、それらがしっかりと息づいています。
www.karimoku-newstandard.jp


Karimoku Furniture exhibition feat. Jotaro Saito

DATES : 4月12日(火)~4月17日(日) 11:00~19:00
PLACE : ミラノ見本市会場(フィエラミラノ) Padiglione6-E29
sozo_comm Japan ソーゾーコムジャパン内
同時出展:マルニ、ヤマカワラタン、リッツウェル

カリモク家具が培ってきた家具作りの技術と、気鋭のキモノ作家・斉藤上太郎の斬新なアートワークによって生まれる次世代のジャポニズムを世界に向けて発信します。
伝統の世界の中にありつつもさまざまな形で進化、変化をしているキモノ。斉藤上太郎は、ライフスタイルの変化に合わせ、格式を重んじた上で、キモノが進化を続ける可能性を考え、さまざまな活動に取り組んでいます。通常は着る用途としてのみ使われる西陣織を、家具として「座る」「使う」ための素材として検証を重ね、必要な強度や品質面を確保。最新鋭の機械と確かな職人の腕により誠実に作られたカリモク家具が、斉藤上太郎の斬新なデザインと熟練の織師の挑戦によって実現した西陣織をまとう。ただの異業種コラボレーションにとどまらない、伝統と完成を受け継いだ、これからの日本のものづくりを誇りを持って提案します。

「火焔(KAEN)」 と 「流(NAGARE)」
文明・文化の源であり万物創造の源、日本でも古代より八百万の神として信心の対象でもあるトラディショナルな「火と水」というテーマを、さらに神々しさを感じさせる「火焔」と「流」というコンセプトへと昇華させました。この「火焔」や「流」をモチーフに斉藤上太郎がデザインした西陣織が、カリモクのkarimokuJP蓮夕シリーズの家具を大胆に衣装替えします。

会場構成
テーマは「堂(mysterious temple)」。すでに世界に浸透している奇麗で美しい日本ではなく、奥深くどこかミステリアスな面をもった日本独特ともいえる力を感じる「堂」をイメージした懐の深さ、感慨深さを感じられるような演出。プロダクトだけでなく、会場全体を通してのモチーフとなっている「火焔」「流」は、古くから和柄の定番の要素と言えますが、カリモクにしか実現できない、ハイテク技術を有効的に使うことを前提にアレンジした図案になっています。西陣織の伝統技法を活かし、最新技術を駆使した迫力の空間が広がります。

斉藤 上太郎 Jotaro Saito
京都府出身。祖父に染色作家の故斉藤才三郎、父に現代キモノ作家・斉藤三才を持ち、近代染色作家の礎を築いてきた家系に生まれる。27歳の最年少でキモノ作家としてデビュー以来、現代空間にマッチするファッションとしてのキモノを追求。TVや雑誌などメディアにも頻繁に紹介され、新進気鋭のキモノデザイナー、テキスタイルアーティストとして活躍中。2002年より毎年東京コレクションに参加。2009年六本木に直営店をオープン。プロダクトやインテリアの制作、GACKT氏や早乙女太一氏の衣装を手がけるなど、多方面に才能を発揮している。
www.jotaro.net/

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PRESS CONTACT:
デイリープレス 竹形尚子
TEL:03-5771-7277  E-mail:naotakegata@dailypress.org

GENERAL CONTACT:
カリモク家具株式会社
TEL:0120-525-398(フリーダイヤル)  FAX:0562-83-8633
E-mail:ns-contact@karimoku.co.jp

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カリモク家具株式会社
TEL:0120-525-398(フリーダイヤル)  FAX:0562-83-8633
E-mail:karimoku-square@karimoku.co.jp

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