【受賞作品】
■karimokuJPより
(1) En（パーソナルチェア）
木の特性を活かしたしなやかな後脚のラインが特徴。背面の美しさがリビング空間のアクセントに。人間工学に基づいて設計された、シート、モタレ、ヘッドレストはしっかりと体をサポート。クッション性と通気性に優れた素材を採用。快適さとリラクゼーション効果の高いパーソナルチェア。
(2) Hana（ロッキングチェア）
こだわりは、シート、モタレの一体感のある曲線、軽快感あるアームトップ、アームトップから後脚にかけてのひねり面のディティール処理と各部品のつながり感。フラットで薄く仕上げたシート、モタレは、クッション材にウレタンを使用せず、新素材の3Dネットを使用し、体にフィットする座り心地に。
体型に合せて高さ調整ができるヘッドレスト付き。椅子本体の強度が必要とされる前後脚と前後下桟の接合部分は、木造建築構造の「込み栓」を施している。
(3) Shin（シェーズロング）
少し贅沢なくつろぎの時間を過ごす為のマイチェア。掛けた人を包み込む様にセットされた伸びやかなラインの木製アームには木の持つ生命感や暖かさを身近に感じてほしいという思いを、そして、繊細かつ、しなやかにシートを支える脚には木という素材の持つ様々な可能性を見い出して欲しいという思いが込めている。
伝統的な木工の技術にクッション性、通気性に優れた新世代の織物（立体織物）を張り地に用いることで高い快適性も実現。
■ KARIMOKU NEW STANDARD より
(1) REN
背もたれの高さを低くする事で自然と背筋が伸び、座る人を美しく見せる椅子。くつろぎの中でも適度な緊張感を持ち続ける、日本の美意識を表現した作品。背もたれとシートのファブリックを交換することで様々な場所にも対応する。
(2) TORII（チェア）
日本の伝統的な形である鳥居をモチーフとした作品。存在感のある背もたれとまっすぐ伸びた後ろ脚が特徴のこの椅子は、鳥居の持つ力強さを感じさせると同時に、現代の暮らしにあう柔らかい印象を持ち合わせている。
(3) COLOUR WOOD（テーブル）
伝統的な木工品や間伐材の特徴である細い幅の木の使い方を研究し、デザインされたサイドテーブルのシリーズ。このシリーズの特徴である木の質感、色、印刷の柄で構成されるレイヤーは、コンテンポラリーな考えと伝統的な技術から生まれたこの作品を表現している。
デザイナー：Scholten & Baijings（ショルテン＆バーイングス）/ オランダ
iF Design Award（iFデザイン賞）とは
1953年に創設された、「iF International Forum Design GmbH」（ドイツ・ハノーヴァー）が主催する世界的なデザイン賞。工業製品を中心に、交通・乗り物、コンピューター、オフィス／ビジネス、キッチン／家庭用品、医療／ヘルスケアなど、16カテゴリーからなる。
毎年世界各国からこの権威ある賞を獲得をめざして多数のエントリーがあり、国際的なデザイン専門家によりデザイン品質、革新性、機能性、人間工学、環境への対応、安全性、ユニバーサルデザインなどの基準に基づいて総合的に評価し、厳正に審査が行われる。プロフェッショナルな審査を通して、優れたデザインを評価されたプロダクトにはiFマークが与えられる。
2011年度は、世界43カ国から1,121社2,756点のエントリーがあり、うち993点が受賞。
【karimokuJPについて】
カリモク家具のWeb限定オリジナル家具。長年研究を続けてきた「座り心地」と、ハイクオリティな技術とデザインでアピールする「木のぬくもり」。この2つを最高な形に高め、「日本の新しい家具のかたち」に挑戦しています。
http://www.karimoku-square.jp/karimokujp/
【KARIMOKU NEW STANDARDについて】
クリエイティブディレクターに柳原照弘を迎え、国内外のデザイナーが参加する新しいブランド。時代の求めるスタンダードをとらえ、今所有している家具にひとつずつ追加しても生活空間にしっくり溶け込むスモールオブジェクトを中心に展開。素材はこれまであまり有効に活用されてこなかった、国内の広葉樹を使用しています。
http://www.karimoku-newstandard.jp/
