フィエラ(本会場)内の「sozo_comm」ブースと市内のアートギャラリー、2会場にて開催
カリモクは今年も生活関連産業ブランド育成事業(sozo_comm)※2の日本の家具代表に選出され、フィエラ(本会場)内のsozo_comm(ソーゾーコム)ブースに3 年連続で出展します。また、今回は本会場での出展に加えてミラノ市内中心部にあるアートギャラリーで、インスタレーション形式による「 KARIMOKU NEW STANDARD」の単独展示を行うことになりました。
これまでの国産へのこだわりや「安心・安全」な家具づくりをしっかりと受け継ぎながら、その先へ。国境やジャンルを越えたデザイナー達とのコラボレーションや、デザインと機能性がもたらす新しいライフスタイルのご提案、そして環境保全をはじめとする社会問題への取り組みを、世界へ向けて発信。日本の木製家具のトップメーカーであるカリモクのこれからと、カリモクグループの誇る「ものづくりパワー」を、世界最大規模のデザインの祭典でアピールします。
カリモク ミラノサローネ出展概要
【sozo_comm】
会期 :2010年4月14日(水)~19日(月)
会場 :Fiera Milano Nuovo Quartier 出展ブース;Hall No.6 Stand No.E48
出展内容 :「karimokuJP」「domani 蓮夕 斉藤上太郎ver.」「Finezza」
【KARIMOKU NEW STANDARD】
会期 :2010年4月14日(水)~19日(月) 11:00~19:00
会場 :Galleria Suzy Shammah
出展内容 :「KARIMOKU NEW STANDARD」
※1 ミラノサローネとは:
毎年イタリア・ミラノで開催される、家具やキッチン、オフィス等のインテリアデザインにおける世界最大規模の国際見本市。開催期間中は世界中から約20万人がミラノに訪れ、Fiera(フィエラ)と呼ばれる本会場ほか、市街各所で行われるメーカーやデザイナーの展覧会などに足を運ぶ。
※2 sozo_comm とは:
経済産業省の補助を得て、社団法人国際家具産業振興会が主催する「生活関連産業ブランド育成事業」(略称sozo_comm) 。同事業は日本の生活用品を海外の流通と結び付け、世界に向けて市場開拓のプラットフォーム作りをサポートする取り組み。
sozo_com での出展コレクション
最新の加工技術が実現したデザイン性とエルゴノミクスに裏付けられた「座り心地テクノロジー」を高い次元で融合。2007年から2009年の100%Design Tokyoに出展し、高い評価を頂いたコンセプトモデルを市販化した、カリモクの「ハイテック&ハイタッチ」を象徴する新ブランド。
昨年10月末よりWEB限定で販売をスタート、現在好評発売中です。
http://www.karimoku-square.jp/karimokujp/
カリモクの最高級ブランド「domani」のコレクションの一つ。
finezzaとはイタリア語で「洗練、精巧、上品」などを意味します。素材の組み合わせや有機的なフォルムは、シンプルでありながら、上質なひとときと安らぎをご提案します。今回は象徴的なプロトタイプを出展。
同じく「domani」コレクションの一つである、英国を拠点に活動しているインテリアデザイナー澤山乃莉子氏のデザインによる「蓮夕」。その「蓮夕」と京都から世界へと活躍の場を広げている次世代キモノデザイナー斉藤上太郎氏とのコラボレーションが実現。
現代のモダンな暮らしに溶け込む日本の伝統美、和のエレメントを追求する取り組みの一例です。
http://www.domani.jp/len-yu/jotaro.html
斉藤上太郎: 27歳の最年少でキモノ作家としてデビュー以来、現代空間にマッチするファッションとしてのキモノを追求。TVや雑誌などメディアにも頻繁に紹介され、新進気鋭のキモノデザイナーとして活躍。現在は「和を楽しむライフスタイル」を提唱し、プロダクトやインテリアの制作まで多方面に才能を発揮している。
東京ファッションデザイナー協議会正会員。
澤山乃莉子:ロンドンを活動拠点に住宅や商業施設のインテリアデザイン、家具デザインを行う。2000年にロンドンでデザインオフィスNSDAを設立、現在に至る。彼女が作り出す、和の空気感を表現する独特のラインやデザインは、英国においても定評がある。2007年からBIDA国際部の責任者を務める。
KARIMOKU NEW STANDARD
長年、木と対話をしながら高品質の家具を作り続けてきたカリモクは、地球環境や社会問題と向き合い、木製家具メーカーとして何ができるかを考えてきました。KARIMOKU NEW STANDARDは、国内の広葉樹間伐材の有効活用をテーマに、社内デザイナーに加えて国内外で活躍する気鋭デザイナー達を起用し、従来のカリモクにはないデザインに挑戦。通常の品質基準では欠点と見なされる節や変色、細くて短い材料しかとれないなどのマイナス要素を、カリモクの技術力とデザイナーの柔軟な発想でプラスに転じ、素材の特徴を活かした繊細でシンプルなデザインの家具が生まれました。
会場は、ミラノ市内中心部モスコヴァ地区にある真っ白な心地よいコンテンポラリーアートギャラリー。
会場構成は、クリエイティブディレクター、デザイナーとして参加する柳原照弘(ISOLATION UNIT/)が担当します。
日本発、世界に誇る技術をもつカリモクが、新しい時代のスタンダードを提案します。
designers: 柳原照弘(日本)、BIG-GAME(ビッグゲーム / スイス・ベルギー)、SYLVAIN WILLENZ(シルヴァン・ウィレンツ/ ベルギー)、
SHOLTEN & BAIJINGS(ショルテンアンドバーイングス / オランダ)、カリモクデザインチーム