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リリースNO.09-018
平成21年12月19日

次の世代に受け継ぐ新しい家具のスタンダード「KARIMOKU NEW STANDARD」が100% Design Tokyo 2009 Grand Awardを受賞

 国産にこだわる木製家具メーカーの刈谷木材工業株式会社(以下「カリモク」、社長:加藤英樹、本社:愛知県知多郡)は、先に行われた100%design tokyo(2009年10月30日~11月3日 於:神宮外苑)に出展し、発表を行った「KARIMOKU NEW STANDARD」が100% Design Tokyo 2009 Grand Awardを受賞しました。

テーマを「KARIMOKU NEW STANDARD」とし、木と対話しながら高品質の家具を作り続けてきたカリモクが提案する、技術や伝統を背景にした、“長く使え、いつまでも古くならないデザイン“をコンセプトにした、次の世代に受け継ぐ新しい時代のスタンダードの提案です。
自然素材である木材を扱う企業の使命として、木製品として活用が少なく、現在はほとんどがパルプ原料となっている「国内の広葉樹間伐材」を素材として活用し、環境問題への取り組みや国内製造業として地産地消を目指すものづくりにも取り組んでいます。

プロジェクトメンバーとして、ディレクションに気鋭のデザイナーであるISOLATION UNIT/TERUHIRO YANAGIHARA氏を迎え、グローバルに活躍する海外デザイナー/オランダのScholten & Baijings、ベルギーのSylvain Willenz、スイスのBig game に参加いただき、カリモクデザインチームとのコラボレーションにより、9モデルのプロトタイプを展示、発表しました。

こうした取組みに対し各界より高い評価をいただき、100% Design Tokyo出展者の中から特に優れた展示商品・作品に与えられるコンテスト「100% AWARD」でも、最高賞の「100% Design Tokyo 2009 Grand Award」を受賞。またメディアが選定する100% Design Tokyo 2009 Media Awards4賞のうちの2賞「ELLEDECO Award」、「NIKKEI DESIGN Award」も受賞しました。

尚、今回発表したプロトタイプにつきましては、現在製品化に向けて準備を進めております。
発表時期および価格は未定となっております。

コンセプトや画像を紹介するサイトをオープンしております。詳細ご確認ください。
KARIMOKU NEW STANDARD ホームページ  http://www.karimoku-newstandard.jp/
 
コンセプト詳細

カリモクは、新しい時代のスタンダードを提案します。

KARIMOKU NEW STANDARDは木と対話しながら高品質の家具を作り続けてきたカリモクが新たに取り組む、日本国内の広葉樹間伐材を使用した新ブランドです。社会問題を背景に持つ素材に正面から向き合い、カリモクの培ってきた技術に支えられた新しい時代のスタンダードを作ること。
歴史を継承していくカリモクが試みる、新たな挑戦です。

STOOLS

DESIGN: ISOLATION UNIT/TERUHIRO YANAGIHARA
座りたい時はスツールに、物を置きたい時はテーブルとして、使う人の意思によって住空間の中で様々な用途に変化する。機能を限定しないフレキシブルな家具の提案。

HALFWAY

DESIGN: ISOLATION UNIT/TERUHIRO YANAGIHARA
一人では少しだけ大きく、二人で使うには少し窮屈なワイドのソファは、いつもよりゆったりでき、また普段より近くに感じることができる。従来のソファで敬遠される寸法をポジティブに捉えたデザイン。このモジュールの組み合わせで様々な使い方に対応できる。

SIGNS

DESIGN: BIG-GAME
物を掛ける度にアームが動き、古代文字の暗号のような形を作り出すコートハンガー。未使用時は隠されたマグネットシステムによってアームは元の位置へと戻される。物を掛けるという日常の行為に遊び心を取り入れたデザイン。

RIN

DESIGN: KARIMOKU DESIGN TEAM
背もたれの高さを低くする事で自然と背筋が伸び、座る人を美しく見せる椅子。くつろぎの中でも適度な緊張感を持ち続ける、日本の美意識を表現した作品。背もたれとシートのファブリックを交換する事で様々な場所にも対応する。

PILE

DESIGN: ISOLATION UNIT/TERUHIRO YANAGIHARA
通常外部にある流通用パレットをインテリアに持ち込み、家具に変換した作品。パレットの持つ流通の利便性は部屋の内部でも適応する。一つのモジュールだけの家具が、重ねることでブックシェルフやローテーブル等、機能や目的が変わり様々なライフスタイルに対応する。

NOOK

DESIGN: ISOLATION UNIT/TERUHIRO YANAGIHARA
一人で使用する時は部屋の隅に、二人の時は壁に寄り添うように、大人数だと部屋の中心へと、置きたくなる場所を示唆するベース形状を持つコートハンガー。ライフスタイルによって変化する現代の住宅事情が反映されたコートハンガー。

HOMERUN

DESIGN: SYLVAIN WILLENZ
アメリカのヴィンテージアニメからイメージされた、クラシカルな美しさとユーモラスな印象を付せ持った椅子。アニメの中から出てきた椅子を、高度な加工技術とコンテンポラリーなデザインによってシンプルで落ち着きのある、現代の椅子へと生まれ変わらせた。

COLOUR WOOD

DESIGN: SCHOLTEN & BAIJINGS
伝統的な木工品や間伐材の特徴である細い幅の木の使い方を研究し、デザインされたサイドテーブルのシリーズ。このシリーズの特徴である木の質感、色、印刷の柄で構成されるレイヤーは、コンテンポラリーな考えと伝統的な技術から生まれたこの作品を表現している。

TORII

DESIGN: KARIMOKU DESIGN TEAM
日本の伝統的な形である鳥居をモチーフとした作品。存在感のある背もたれとまっすぐ伸びた後ろ脚が特徴のこの椅子は鳥居の持つ力強さを感じさせると同時に、現代の暮らしにもあう柔らかい印象を持ち合わせている。

報道関係者様のお問い合わせはこちらまで

刈谷木材工業株式会社 マーケティングセンター 中原、藤森 まで

TEL:0562-83-4116  FAX:0562-83-8633

E-MAIL:

minoru.nakahara@karimoku.co.jp (中原)
takahiko.fujimori@karimoku.co.jp (藤森)
ns-contact@karimoku.co.jp (カリモクニュースタンダード専用問い合わせ窓口)

※件名にはリリースNOを必ずご記入下さい。
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