リリースNO.09-010 平成21年7月15日
カリモク60「Kチェア」×カイハラ「ヴィンテージデニム」 Kチェア限定ヴァージョン第6弾を発売。
カリモク家具販売株式会社(社長:加藤正俊、本社:愛知県知多郡)は、「カリモク60」ブランドの人気モデル「Kチェア」を世界的に評価の高いデニム張地メーカー「カイハラ」のヴィンテージデニムを張り込み、リミテッドバージョン第6弾として発表し、限定100セットを販売いたします。
日本のロングライフブランド『カリモク60』 1960年に国内向け木製家具の製造を開始して以来‘カリモク家具’として時代の流れに左右されることなく製造、販売しつづけてきたアイテムと、当時生産されていたものを復刻し、再編集したのが『カリモク60』ブランドです。同ブランドの代表モデルであるKチェアが誕生したのは1962年。椅子のあるライフスタイルを定着させたいという熱い思いの元に作られたこの椅子は、47年の時を超え、今も尚、人々に愛され続けています。 今回、クォリティーの高さで世界的に有名なデニム張地メーカー「カイハラ社」のビンテージデニムを張り込みました。メイドインジャパンにこだわり続ける国内唯一のメーカーです。Kチェアのために用意されたデニムは、1960年代から変わらない製法であるシャトル織機で織り上げたセルビッジ(赤耳)付きのヘビーデニムです(13.5オンス)。また、中央のダブルステッチにはビンテージの金糸を、座面側面には、遊び心溢れる赤タグを取りつけました。こだわりを持ったデニム特有の「上質感・プレミア感」や色落ちを楽しめます。 デニムの特性である色落ちは、立て落ちにこだわり、あえて中央に縫製を入れるという手間をかけて作られています。商品に同梱されています取り扱い説明書に、ビンテージデニムの証である、赤耳付きデニム端切れ(5cm角程度)を同封する予定です。
Kチェア1シーターリミテッド006 「ヴィンテージ・デニム」 税込 \46,200(本体価格\44,000) サイズ W645×D700×H700(SH370)
Kチェア2シーターリミテッド006 「ヴィンテージ・デニム」 税込 \72,450(本体価格\69,000) サイズ W1330×D700×H700(SH370)
広島県福山市の「カイハラ社」はジーンズの生地、デニム製造で国内トップシェアの50%を誇り、紡績、染色、織布、加工まで一貫生産を行ないメイドインジャパンにこだわり続ける国内唯一のメーカーです。色合いや風合までも一元管理され、微妙な色落ち感を忠実に再現する能力は世界中から注目を集めています。 1893年に備後絣(ビンゴカスリ)のメーカーとして誕生した同社は、1960年代より絣に代わる商品としてデニムの開発に着手。藍染連続染色機を自社製作し、ロープ染色によるデニムを日本で初めて市場に供給参入。その後、紡績や織布といった前後の工程にも着手し、デニムの製造全般に携わるようになりました。
今回、Kチェアのために用意されたデニムは、使用する綿から厳選され、色に深みのある茶綿の「マザーコットン」を採用。また、旧式のシャトル織機を使用して、ヴィンテージジーンズでもおなじみのセルビッチ(赤耳)付の生地にこだわりました。シャトルが走る微妙な速度により、ヴィンテージ特有の味わい深いデニムが生まれます。反巾も75cmしかなく(通常は150cm程度)、現在の最新織機では、24時間フル稼働で800m織れるところ、ヴィンテージデニム用の旧型シャトル織機では100mしか織れません。非効率ながらも多くの手間をかけ、味のあるデニムが織り上げられています。
糸にもこだわっています。 ステッチに使用した糸は、岡山県の糸専門メーカーから1960年頃までに作られていた綿ミシン糸に近づけるために手作りに近い形でつくられているこだわりの糸をリミテッド006のために準備しました。もちろん色落ちも当時を再現すべく繰り返して使用されていく過程で徐々にもとの色が褪せていき、黄色系の色へと褪色していく特長を持っています。
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