第3回:未来へつなぐ家具-カリモクのサステナビリティ
【京滋の名店から紐解く・第3回】
未来へつなぐ家具 ― カリモクのサステナビリティ

未来の世代と地球のことを考えたものづくり。それもカリモクが信頼される理由です。
家具が長く愛される理由は、優れた品質やデザインだけではありません。その背景に、作り手の未来への責任感、つまり「サステナビリティ」への深い配慮があるからこそ、私たちは心からの信頼を寄せることができます。カリモク家具は、早くから環境との共生を意識した ものづくりを実践してきました。
例えば、原材料となる木材は、適切に管理された森林から伐採されたものであることを示す「FSC認証材」を積極的に採用。限りある資源を大切に使うだけでなく、森の生態系を守ることにも貢献しています。

小さな端材もエネルギーや小物に生まれ変わらせ、木を余すところなく使い切ります。
工場から出る端材も、無駄にはしません。細かな木片は燃焼させて工場のエネルギーとして再利用し、それでも残るものは可愛らしい小物に生まれ変わらせるなど、木を余すところなく使い切る工夫が徹底されています。さらに、私たちが室内で安心して過ごせるよう、シックハウス症候群の原因となるVOC(揮発性有機化合物)を極力含まない塗料や接着剤を選定。これは、地球環境だけでなく、使う人の健康をも見据えた、カリモクの優しさの表れです。
そして何より、「丈夫で、修理しながら長く使える家具をつくること」こそが、カリモクが考える最も大切なサステナビリティです。流行に左右されない普遍的なデザインと、確かな技術に裏打ちされた耐久性。万が一の時も、パーツ交換や張替えといった修理体制が整っているため、親から子へ、そして孫の世代へと、大切な思い出と共に家具を受け継いでいくことができます。
私たち近新家具が掲げる「三方よし」の精神における「世間よし」とは、社会や環境への貢献を意味します。未来の世代と地球のことを考えたカリモクのものづくりは、まさにその精神と深く共鳴するものです。
次回予告
次回は、「暮らしとともに ― 愛用者の声と近新の思い」をご紹介します。どうぞご期待ください。

