「私の快眠」のつくり方 快眠3つの要素
寝姿勢

寝姿勢ってなんだろう?

眠るときの姿勢=「寝姿勢」。
理想的な寝姿勢は、背骨への負担を軽減してくれます。

理想的な寝姿勢とは、自然に立っている状態に近い背骨のラインを保つことです。私たちは二足歩行をするために、背骨がS字状にカーブしています。これは直立姿勢を楽にするためのもの。背骨の曲線を自然な状態に保つと負担が軽いのは、寝ているときも同じ。眠るときの姿勢は人それぞれですが、日中酷使している身体に十分な休息を与えるためにも、自然な背骨のラインを保つことは快眠の重要な条件です。

立ったときの状態に近い寝姿勢が快眠の条件です。

理想の寝姿勢

寝姿勢をより理想に近づけるには?

人によって異なる寝姿勢に対し、背骨を自然な状態に保つには、身体の凸凹への適切なサポートが必要です。

横向きの寝姿勢は、仰向きのときよりも身体の凸凹が大きくなります。そのため背骨が直線にならず、不自然な形に曲がってしまいがち。

背骨のパーツの一つである椎間板が、昼間に受け続ける圧力(ストレス)は、腰痛などのトラブルにつながります。背骨が自然な状態で寝ることは、椎間板を休ませ、身体を支える機能をリフレッシュさせることにつながります。

身体の凸凹に合わせた適切なサポートが快眠につながります。

仰向きの圧力比率 サポートが不十分な場合

椎間板をリフレッシュするには?

寝姿勢と寝具選びが、椎間板の健康のポイントです。

背骨の骨と骨をつなぐ椎間板は、日常生活でかかる負荷により、ヘルニアなどのトラブルの原因になります。特に日本人は欧米人と体格的に異なり椎間板が元々薄いので、トラブルに悩む人も多いのでは?

椎間板は就寝時の寝返りによってのみ、失われた水分や栄養分を補給することができると言われています。椎間板に負荷の少ない正しい姿勢で寝ることや、寝返りのしやすい寝具を選ぶことは非常に大切なことなのです。

椎間板

寝姿勢を保つための寝具とは?

理想の寝姿勢を得るには、ベッドと共に枕も重要なアイテム。よく枕が変わると眠れない人がいますが、これには科学的な論拠が存在するのです。

枕の高さや硬さが合わないと身体に負担がかかり、無意識のうちに不自然な寝姿勢になってしまいます。そのため、肩こり、頭痛、いびき、むくみなどトラブルの原因にも。

枕の役割は、後頭部から首にかけたカーブのすき間を埋めて、頚椎を自然な状態で支えること。個人の体格や姿勢・好みによって合う枕は異なるので、正しい枕選びが良い寝姿勢をキープするポイントです。また、枕の高さは意外とデリケート。1センチの違いで寝姿勢が変わってしまうので、ベッドと一緒に選ぶことが大切です。

身体にフィットした枕が理想の寝姿勢をサポートします。

身体にフィットした理想の枕
豆知識 快適な椅子選びはベッド選びと同じ。 体重70kgの人の第3腰椎 椎間板にかかる力
背骨の健康が大切なのは寝ている時でも座っている時でも同じく、快適な生活につながります。
カリモクでは「座り心地研究」と位置づけ、座った時の姿勢のほか、様々な計測データに基づいて、長時間座っても疲れにくい椅子作りに取り組んでいます。
CT73モデル 座り心地研究第1号のCT73モデル。
販売台数8万台を突破しました。
肩こりは枕で治る?
肩こりの原因はいろいろありますが、朝起きたときに肩こりや首の痛みを感じるときは、枕が合っていないことが考えられます。高すぎる枕は肩の下にすき間ができ、浮いている部分の筋肉は一晩中緊張状態が続きます。そこで朝起きたときに肩こりや肩の痛みといった症状が現れるのです。まずは自分に合った高さの枕を使いましょう。
(出典・ロフテー快眠スタジオ著「ぐっすり眠れる枕の本」)
枕が高すぎる状態 枕の中身がかたよった状態
快眠へのアプローチ 体圧分散 →