こんにちは、カリモクニュース係です。
今年も残りわずかとなりました。皆様にとって、今年はどんな年でしたでしょうか?
今号では、カリモクの一年を振り返り、アイテム別年間人気ランキングを発表します。商品選定やお客様へのご提案にお役立てください。
また、大掃除の季節におすすめのお手入れ方法や“メンテナンスキット”をご紹介いたします。
その他にも、新商品情報やIFFTへの出展の様子もお届けします。
今年ももう残りわずかですね。今月は部門別年間ランキングを発表します!
ソファーやダイニングチェアーは木部色と張地の人気の組合せもご紹介します。ぜひ接客時の参考にしてください。
普段はあまり気にかけない家具も、年末の大掃除の際には、いつもより念入りにお手入れしてみてはいかがですか。しっとりした革のソファーやソフトな布地の肌触りが心地いいチェアーなど、新年を気持ちよく迎えるためにも、この時期のお手入れはおすすめです。家具を買われたお客様へもぜひご紹介ください。
革張地
『通常仕上げの革』の日常のお手入れ方法。
- 柔らかな乾いた布で表面を軽く拭いてください。(化学ぞうきんなどは使用しないでください)
- 湿度の高い時期や乾燥期には月に数度、温湯(40~50℃)に浸した布を固く絞ってかるくふいてください。その後、乾拭きをし、風通しを良くして乾燥させてください。
『通常仕上げの革』の日常の汚れの落とし方。
- 毛穴に汚れが染み込まないうちに早く拭き取ることが大切です。
- 水に溶ける汚れは、温湯(40~50℃)に浸した布を固く絞って、たたく(汚れを浮かす)ように拭いてください。
その後、乾拭きをし、風通しを良くして乾燥させてください。汚れが目立つときは薄めた中性洗剤で、たたくように拭いてください。
その後、洗剤分を残さないよう乾拭きをし、風通しを良くして乾燥させてください。なお、お湯や中性洗剤液を使用する場合は、色ハゲのテストをしてから実施してください。 - ボールペン・マジックインクは油性ですので、汚れは落とせません。
汚れを落とそうと強く拭くと、革の表面(銀面)に傷がつきますのでご注意ください。
布張地
『布』のお手入れ方法。
定期的に掃除機でゴミを吸い取るか、軟らかいブラシでブラッシングしてください。
『布』の汚れの落とし方。
手垢や汗による汚れ 肘や座の前部などの手垢や汗による汚れは、布地を特に劣化させやすく、破れの原因になりやすいので常にお手入れをしてください。中性洗剤を温湯(40℃位)で薄め、布に浸し、固く絞って毛方向、または後ろから前、上から下の方向にふいてください。数回繰り返し、その後きれいな温湯でふいてください。
人工スエード
『人工スエード』の日常のお手入れ方法。
日常のお手入れはエチケットブラシで軽くブラッシングして埃を取り除いて下さい。薄汚れ、手あか汚れは40℃程度のぬるま湯を染みこませ固く絞った布で全体を拭いて下さい。乾いたらエチケットブラシで毛並みを整えるようにブラッシングして下さい。汚れが残るようであれば、水で10倍に薄めた住居用洗剤で汚れを取り除いてください。
お手入れ後は必ず水拭きし、残った洗剤を取り除いてください。汚れの性質、度合いによっては完全に落ちない場合があります。洗剤を使った後、拭き取りが十分でないと残留した洗剤により人工スエードの表面品位を損なう恐れがあります。
ベンジンのご使用も可能ですが、換気と火気にご注意下さい。
合成皮革
『合成皮革』の日常のお手入れ方法。
- 日常は、柔らかい布で軽く乾拭きしてください。
隙間の埃は掃除機のノズルの狭いものをご使用いただき吸い取ってください。
※化学ぞうきんなどは使用しないでください。 - 飲み物や食べ物の汚れがついた場合は、柔らかい布に中性洗剤を3~5%位に薄めたぬるま湯で硬く絞って拭き取ってください。そのあと水拭きで洗剤液を十分拭き取り乾拭きし十分自然乾燥させてください。
- ビニール製品などを長時間重ねたままにすると、変色の原因になりますので注意してください。
- 汚れ落としやお手入れでベンジンやアルコール系などの溶剤が配合された物を使用しないでください。可塑剤の抽出や、化学物質の吸収により、表面艶変化・硬化・軟化の原因になります。
※整髪料・ウエットテッシュ・手洗い用の消毒液なども、変色原因になりますので注意してください。
木部
『木部』の日常のお手入れ方法。
- 日常のお手入れは、柔らかい乾いた布で軽く拭いください。
※化学ぞうきんなどは使用しないでください。
- 万一汚れたときは柔らかい布に中性洗剤を3~5%位に薄めたぬるま湯で硬く絞って拭き取ってください。そのあと水拭きで洗剤液を十分拭き取り、乾拭きし、十分自然乾燥させてください。
- 水気のものをこぼしたら、柔らかい乾いた布で、すばやく拭き取って乾燥させてください。
※表面の塗装膜を薄く仕上げた商品があります。水分が木材の中に浸透し、表面の割れ・色落ちの恐れの原因になります。
木部の表面は、清潔に乾燥させておくことが大切です。
リクライニングチェアの張替え修理
今回は、静岡県のT様より「リクライニングチェアとスツール」の修理と同時に 取材をさせていただきました。有難うございました。
約30年以上前に、ご家族からプレゼントされたもので買い替えもご検討されたとのことですが、やはり長い間大切にお使いになられてきたので、すごく愛着があるということで、張替えと木部の塗り替えも同時にご依頼をいただきました。
当時の型番は、リクリニングチェアが【RD0650**モデル】、スツールが【RD0656**モデル】で、座った姿勢から背もたれに荷重をかけるとリクライニングする機能の椅子です。
家具修理に関するお問い合わせ
カリモク家具 お客様相談室 月~金 9:00~17:00(祝日を除く)
0120-02-3914(サンキュー椅子) okyakusamahonbu@karimoku.co.jp
国民宿舎 大城 様
山口県下松市笠戸島にある「国民宿舎 大城」は1971年に新築され、2016年11月1日に、リニューアルオープンされました。
リニューアルに際し、カリモクは客室・エントランス・食堂などに、家具一式を納品させていただきました。
全室オーシャンビューの和モダンテイストの広々としたお部屋と、瀬戸内海を一望できる天然温泉の露天風呂でゆったりとお寛ぎいただける空間となっています。
宿泊施設
業務用の家具のご相談は、営業担当もしくはコントラクト営業部(mail:contract@karimoku.co.jp)までご連絡願います。