木部の傷修復修理

こんにちは・・・・福岡営業所メンテナンス課よりの紹介です。
 

大きな傷ではないですが、お使いの製品に誤って傷をつけてしまい、ご購入後すぐ

だったりしますと、気持ちもかなりヘコみますよね。

  

今回は、修理の依頼の中でも、比較的多い傷の修復事例をビフォーアフター形式で

ご紹介します。状態にもよりますが、きれいに修復する事が出来ました。
 

■最初のTVボード(QU8127XR)の傷は、ウレタンフラット塗装の層が

何か固いものと擦れるように接触して出来た傷のようです。
 
180701.jpg

画像は、本体側面に付いた白色の大きな擦り傷と細かい傷がついています。

木の素材はウォールナット材になります。

 180702.jpg
 

そして、以下画像が修復後のものです。

木部に軽くダメージがあったので、筆による補色とエアゾール式のフラット剤で

表面艶を整えました。
 
180703.jpg

■修理価格は
作業代¥3,900+往復運賃¥8,000
合計¥11,900(税別)
2018年7月現在価格になります。
 

次の傷は食堂椅子(CU5450R559)モタレトップの部分です。

いちばん目立つ箇所なので、より丁寧な修復修理を行わなければなりません。

180704.jpg
 

修理前画像は木部の角が擦れて、塗膜が欠けてしまっています。

 

修理後のものは、欠けた表面をペーパーやすりできれいに面処理した後、

筆で補色しました。筆で描いたようにならないよう、自然な感じに見える

ように意識して着色します。


 180705.jpg


 

■修理価格は
作業代¥3,900+往復運賃¥5,000
合計¥8,900(税別)
2018年7月現在価格になります。
 
 

次も同モデル(CU5450R559)の背モタレトップの部分です。

引っかき傷で細く白い線のような傷になっています。
 

傷は木部同士が組付けてある箇所にあります。厄介な事に、傷の一部は
木目方向に対して垂直についてしまっています。そのため補色しても
消しきれない恐れがあります。深い傷では無さそうですが少々難しい
修理となりそうです

 
180706.jpg
 

修復後の画像です。

傷が浅くフラット層で留まっている場合は、ペーパーで傷が見えなくなるまで
研磨する手法を取ります。今回は思ったより深い傷部分があった為、筆による
補色も一部実施しました。 
木柄の濃淡部分を利用して自然な柄に見えるように着色します。

 
180707.jpg


 

■修理価格は
作業代¥3,900+往復運賃¥5,000
合計¥8,900(税別)
2018年7月現在価格になります。
 

180708.jpg
 

傷の修復修理は、その状態によりさまざまな対処法を検討し実施します。
また、損傷状態によってはご納得頂けるほどの修復が出来ない場合もございます。

 
  

◆修理費用は傷の状態によって、お見積りさせていただきます。
メールなどで画像をお送り頂けますと、より敏速な対応が出来ます。

2019年4月

  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30        

リンク