応接椅子の金巾(底張り)の張り替え修理(お宅訪問)

こんにちは・・・・北陸営業所のメンテナンス課から紹介です。
 

今回は、お客様宅に訪問させていただき、肘掛椅子×2脚と長椅子×1脚の

金巾(底張り地)の張り替え修理をさせていただきました。


 
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25年以上ご使用のソファーセットですが、布地の摩耗やクッションの消耗も

少なく、大切に扱っていただいていることが一目でわかりました。

有難うございます
  

≪当時のカタログ掲載の画像です≫
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「金巾」かなきんと呼ばれる椅子の底面に張りこんでいる布は、もともと細糸で織られた

薄い綿布で、バネの動きにしたがって空気の流通のしやすい素材を選んで作られている

ものです。経年によってどうしても劣化してくることがあり、張替えの修理をさせて

いただいています。
 

作業は、まず椅子を裏面に向けて、古い金巾を止めているタッカー針を一本づつ

ニッパーを使って外していきます。


 
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新しい金巾を椅子裏にあてがいハサミでカットします。

(白色のほかに黒色のものもありますが今回は白で張ります。)


 
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張替え前                     張替え後
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■職人の独り言

お伺いした時びっくりしたのは、脚周りにきちんとカバーをこしらえて、

傷防止の手当をしていらっしゃったことです。椅子全体を拝見して

これと言って傷みはなく、本当にきれいにご使用されていました。

有難うございました。



 

■今回の費用は、
材料費(底張り地・金巾) ¥3,000
作業費(肘掛椅子) ¥2,600=2台  ¥5,200(税別)
(長椅子) ¥3,900=1台(税別)
出張費 ¥3,000(税別)合計¥15,100(税別)
2017年7月現在価格になります。


 

2019年4月

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